『老いぼれ』グリーン|zoikino!

機体説明 制作者のコメント コメント

全長 17.5m
全高 7.0m
体重 191.5t
最大スピード:185km/h
IQ:119

スピード:7
アタック:9
IQ:8
スタミナ:7
ディフェンス:10
ワイルドブラスト:8

武装
ブレードホーン×2
高初速キャノン砲×2
4連装マシンキャノン×1
インパクトガトリング×1
長射程レーザーキャノン×1

帝国軍が主力「スティレイザー」の後継として開発中のトリケラトプス型ゾイド。
攻・防・走がハイレベルで揃ったバランスの良い性能で、ゼノエボリューションシステムを有する共和国軍の新型ゾイド「ゼノレックス」に対しても優勢であるとされる。

固定武装は頭部のブレードホーンと並列装備した高初速キャノン砲および胴体前部の4連装マシンキャノンのみだが、CDSに対応した背部ハードポイントを介して様々な装備を搭載可能で、
特に換装型荷電粒子砲を搭載したタイプは「重装型」と称される。
高出力に基づく高い攻撃力に対して装甲防御力はスティレイザーと同程度であるが対ゾイド戦闘においては必要十分と判断されている。
機動性はゼノレックスにはわずかに及ばないものの機体サイズの割に高い。

要求を満たすために機体が大型化したことによって開発/運用コストが増大しており、共和国軍との関係が改善傾向の現状では制式採用に至っていない。
本機の運命は今後の両軍の関係次第と言える。











その他の画像


















動画(2.9MB)


動画(1.7MB)


動画(1.0MB)






ギガント・ナックルに続く「ワイルドで欲しかったゾイド」第二弾です。
角竜はトリケラドゴスとスティレイザーが製品化されましたがコミカルなイメージだったので、最新の復元を基に格好良さ重視で製作してみました。

当初は動力なしの可動モデルで製作しかかっていたのですが、思うところがあって動力ありへ路線変更。
マシンブラスト時に角を突き上げるモーションがやりたかったので当初はドゴスの動力ユニットを検討したのですが、どうにもパワー不足だったのでグラキオのものに変更。
この時点で大型化は避けられなくなりました(笑)
グラキオのワイルドブラストは勢いよく首を振り下ろすので「その機構を逆にしたら突き上げもできるんじゃね?」と簡単に考えてたのですが、
あのギミックは首パーツの重さで落ちるものでそのままでは利用できないため動力部を大改造する羽目に・・・

頭部はバネで跳ね上がった状態を基本として通常時はストッパーで押さえ、マシンブラスト時はそれが外れることで跳ね上がる機構とすべくグラキオのパーツやギアを改造しています。
一番の問題は頭を跳ね上げるバネの強さで、強すぎるとストッパーで押さえられず弱すぎると頭が跳ね上がらないので、丁度良いバランスを探るのに苦労しました。
この作品はWebZAOD2022向けに作っていたのですが締め切りまでにギミックを調整しきれず、完成は後日に持ち越しました。
それでも現状では跳ね上げが迫力不足ですが、パーツの強度の問題もあって今の自分の実力ではこれが限界です(泣)

あと、首の跳ね上げだけだと物足りないと思ったので、マシンブラスト時のパーツ移動を利用したスイッチON/OFFでインパクトガトリングの回転←→目のLED点灯が切り替わるギミックも組み込みました。
このギミックも本体から動力や電源を取りたかったのですが構造的に難しかったため、背部に単5×2の電池ボックスを配しインパクトガトリング後部に取り付けたギヤードモーターを回しています。
なお、インパクトガトリングはモーターで直接回すのではなくそのアイデアに敬意を表してあえて元の回転ギミックを使っています。

頭部はドゴスのボーンを基礎にスティレイザーのアーマーやプラ板で構成。
角は結構前から考えてた武器セットの組み合わせで、マッドサンダーのマグネーザーとは違うイメージを追求してみました。

脚部はボリュームが欲しかったのでドゴスのものを二つ重ねた上にバーニングライガーの足首で延長、足自体もバーニングライガーの基部にドゴスの足を大型化したものを組み合わせています。
尻尾はオメガレックスのものを小改造。頭部とのバランスを取るために見えない範囲でオモリをみっちり仕込んでます。

アーマーはスティレイザーを基本にバーニングライガーやゼノレックスを合わせて「地球外ゾイドの技術も取り入れた新型機」感を出してます。
武装は上記のインパクトガトリングの他にこれまた武器セットを組み合わせたレーザーキャノン。
インパクトガトリングとの並列配置はハリーホーンを意識してたり(笑)

塗装はギガント・ナックルと並べるべく同じレシピの黒赤にしました。
作例では時々見かけますが、製品としてこのカラーリングの角竜って意外と無かったんですよね。

そしてWebZAOD終了後にマシンブラストギミックを調整するついでに、ワンフェスで購入した換装型荷電粒子砲のガレージキット(販売:ラストダンジョン&筋肉オバケさん)をオプションで製作。
キットはレジンのムクだったので中身をくり抜き、荷電粒子吸入ファンと独自設定で付けたローリングチャージャーの回転および砲口のLEDが点灯するギミックを仕込んでいます。
ギミックの動作はマシンブラスト時のスイッチ切り替えを利用しており、この状態では通常は目のLEDが点灯、マシンブラスト時にモーターによってファンとローリングチャージャーが回転し、頭が跳ね上がる動きで下面のスイッチを押してLEDが点灯します。
実はこのスイッチの位置関係がシビアで、安定動作するようになるまで調整に時間かかるのが難点です(笑)

と言うわけで、ゾイドワイルドの総決算のつもりで作った角竜でした。
珍しく動力ギミックを重視して製作したので大変でしたが楽しく製作できました。

RIO=Kさんから17作品目のご投稿で「トライレイザー」をいただきました!
ゾイドワイルドをベースにした角竜種ゾイドでもトップレベルの完成度の作品です!
特に胴体に「グラキオサウルス」を使っているのが衝撃的・・!

頭部を中心にみた第一印象では、「トリケラドゴス」などのLサイズゾイドをベースにしていると思いましたが、コメントの内容や写真を見ると確かにベースが「グラキオサウルス」になっています。 私はRIO=Kさんから作品を投稿してもらって、このページを作るまで気づけませんでした(^^;
サイズが違うゾイドをベースに、違和感なくトリケラトプス型ゾイドを作成する高レベルな改造に衝撃を受けてます・・!
「トライレイザー」は換装で荷電粒子砲を装備できる新しいトリケラトプス型ゾイドとなっていていて、個人的には尻尾が同じ荷電粒子砲を装備する「オメガレックス」になっているのが兄弟感があって良いですね。

今回は動画を投稿してもらっていて、「グラキオサウルス」をベースにしたパワフルなギミックを見ることができます。
「グラキオサウルス」の首を振り下ろすワイルドブラストを逆にしたような突き上げの動きを実現していて、モチーフになった動物らしい動きがゾイドワイルドっぽくて良いですね!
以前、投稿いただいた「スティレイザーCS 『ビッグ・ガン』」もギミックが素晴らしかったのですが、本作品では別の視点から新しいギミックにチャレンジされています。

さらに電飾による発光ギミックも搭載されていて、歩行時では角のインパクトに隠れていた目が光り、存在感を表したかと思うと、突き上げでさらに目が良く見えるようになる2段階の見どころがあるのが素晴らしいです!
電飾に関連する回路の写真も投稿いただいていて、仕組みが一目で分かる写真をみると自分でも再現したくなってきますね。

もちろん、歩行時のギミックも素晴らしく、キットの段階で良かった「インパクトガトリング」のギミックをそのまま移植しているのもすごく良いですね。 後方に取り付けられたボックスにはモーターが取り付けられているようですが、モーターに直接繋ぐのでは無く、「インパクトガトリング」のつまみを弾くことで回転するギミックを残しているのが素敵です。

また武装は換装することが可能で、WF2022(冬)で販売されたガレージキットの「換装荷電粒子砲」を改造したパーツを取り付けた、ソリッドな姿は惚れ惚れする格好良さです。
ギミックも凄まじく、電動でファンとローリングチャージャーが回転し、銃口が発光するギミックが追加されています。外装はガレキですが、中身が全く別物になっていて、ギミックを再現するための作り込みによって、見た目の説得力が高まっているのも良いですね。
発光についても申し分なく、中央からグラデーションで光が見えるのが美しいです!

圧倒的なギミック中心のコメントになって、当サイトの歴史でもこれだけギミックについてコメントした作品は初めてです。
"ゾイドワイルドの総決算"という言葉に相応しく、最新ゾイドの構造やデザインを活かしたギミックは全ゾイダー必見。ゾイドを知らない人がみても衝撃を受ける作品になっていると思います。
ギミックやサイズ感を含めて、いずれ実物を拝見するのが楽しみなキットです!

RIO=Kさんは素敵な作品のご投稿ありがとうございました!
またのご投稿をお待ちしております!

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