そんな訳で、安売りされていた時に購入した「ステゴゼーゲ」を復元しました！
夏は恐竜イベントの季節ということで、街中を歩いていると恐竜の姿を見る機会が増えている気がします。特に骨格を見るとゾイドワイルドの骨格形態を連想しがち。今回はそんな骨格形態の完成度がゾイドワイルド史上、もっとも高いと思う「ステゴゼーゲ」をまた簡単に紹介したいと思いますー。
モチーフになったステゴサウルスといえば、ティラノサウルスやトリケラトプス、ヴェロキラプトルやブラキオサウルスと並んでメジャーな恐竜の一角。ゾイドワイルドでもキット化はされたものの、活躍が乏しく1期では乗り捨て、2期では登場もせずと謎の不遇な扱いのゾイドでした。
個人的にはかなり完成度の高いキットだと思うので、ゾイドワイルドの後半まで売り場に残っていたのはもったいないと思いました。1期に再登場したり、2期で兵器化して登場すれば売り上げが変わっていたかも。
キットはかなり格好良く、メリハリのある尖ったシルエットと小顔はゾイドワイルドシリーズを通して、誰が見ても格好良いと言えるシルエットになっていると思います。
尻尾を浮かした最新のステゴサウルスの姿を再現しているのも良く、ワイルドブラストでこの巨体がノコギリを動かしながら突っ込んできたら大変なことになりそうですね。
正直、2期に登場して左右から集団で突撃すれば「ジェノスピノ」や「オメガレックス」の足を損傷させて、歩行不能にさせる活躍くらいできたのでは・・と思っています。
頭部のデザインも特徴的で、草食恐竜なので鋭い牙が無いのが個性的。
私はテリジノサウルス種を作る時に「ステゴゼーゲ」の頭部を使いましたが、口が大きく裂けているので、プレシオサウルス種などブラキオサウルスとは違う、首の長い恐竜(首長竜)を作る時にも重宝すると思います。
骨格については、ゾイドワイルドシリーズと通して、最も完成度が高いと思います。
特に喉の鎧が再現されているのが素晴らしく、「ステゴゼーゲ」が発売されるまでステゴサウルスの喉に鎧があることを知りませんでした。恐竜について新しい発見を得られる完成度の高さは、恐竜へのワクワク感を思い出させてくれる絶品です。
骨格単体でも格好良く、同じく骨格のデザインが優れているゾイドといえば、個人的に「トリケラドゴス」を連想しますが、再現度では上記の喉の鎧がある点などで「ステゴゼーゲ」が優っていると思います。
アーマーを付けなくても動物メカとして存在感を放つデザインになっていて、「ステゴゼーゲ」を見た時にゾイドワイルドシリーズのコンセプトの良さに衝撃を受けました。
バリエーションとして、レーダーや対空砲を装備したケントロサウルス種も出せたと思うので、もしゾイドワイルドシリーズが続くのならケントロサウルスの登場に期待したいですね。
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