HMMケーニッヒウルフを組み立てました!ボールジョイントを無くす事に注力しすぎ・・?
(2023/08/01Tue)


そんな訳で、「HMMケーニッヒウルフ」を組み立てました!

組み立て時間は6時間ほど。
個人的に組み立て難易度は「HMMライガーゼロ」と同等な感じ。しかし、ほとんどジョイントの組み立てをしている印象で、ゾイドを作ってる感覚は少なかったです。

「HMMワイルドライガー」以降のHMMゾイドは、ボールジョイントを無くす事に注力しているようで、組み立て易さ・可動範囲・ギミックの優先順位を下げ気味。

今回の「HMMケーニッヒウルフ」もボールジョイントを無くすために、ジョイントがメインのキットになっていました。特に足首はボールジョイントにしていれば、同じパーツ数でシリンダーの連動ギミックを追加できた気がします。

とはいえ、アンケートで上位だった「ケーニッヒウルフ」のHMM化。
HMMらしさに物足りなさを感じますが、カスタムパーツをつければ見違えることを期待したいです。
いつものように簡単に撮影しましたので、紹介させてもらいますー。

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「ケーニッヒウルフ」はタカラトミー版ですでにデザインが完成されていました。
そのため、HMM版でもアレンジは抑えめで、タカラトミー版をブラッシュアップしたような見た目になっています。

HMMのハイディテールは、白い整形色では少し目立たないので、スミイレをしてハイディテールを体感したいところ。


タカラトミー版と同様に首やバイザー、耳が動きます。
追加ギミックとしては、頬のフィンが可動。
小顔の「ケーニッヒウルフ」なので、フィンの可動は見た目へのインパクトが薄いです。


ボールジョイントを無くして、代わりに搭載されたロールジョイントは足の付け根で広い可動範囲を実現。
某MSのように足を開いた状態にできますが、足の付け根以外の可動範囲はタカラトミー版に間接を入れた程度なので、狼っぽいポーズはあまり再現できません。

「超合金ライガーゼロ」のように足にロールジョイトを入れたり、2軸の可動軸を入れれば、犬っぽくお腹を出して”ご主人!なでてー!”のポーズが取れるのにちょっと惜しい・・。

首の可動範囲もあまり広くなく、上には向きますが、水平よりも下に首を動かせません。
狼型であれば、獲物を追って匂いを嗅ぐポーズを取れるようにしてほしかったかも。


前に作った「HMMケーニッヒウルフもどき」と並べるとこんな感じ。

個人的に「HMMケーニッヒウルフ」はタカラトミー版の可動モデルという印象で、HMMならではの「シリンダーの可動」、「追加ギミック」、「デザインアレンジ」、「広い可動範囲」が弱く、ほぼ新型ゾイドを期待していた私としては、物足りなさを感じました。せめてタカラトミー版のメインギミックだった「冷却ファン」に回転ギミックは欲しかったところ。

それに今回は1万円を超える高額キットなので、このクオリティはちょっと・・という感じがしました。
コトブキヤはボールジョイントを無くすことを目標にするのではなく、適材適所でゾイドのハイエンドモデルとして魅力的なアイテムを発売して欲しいですね・・!


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