骨から筋肉へ!ムキムキマッチョな第3世代、バーニングライガーを購入しました!
(2020/10/24Sat)


そんな訳で、ゾイドワイルド第3世代の「バーニングライガー」を購入しました!

第3世代の特徴としては、「ゼログライジス」のように骨格形態を無くした旧ゾイド風の作りになっていること。「ゼログライジス」ではまだ骨格風のデザインが目立っていましたが、「バーニングライガー」では骨格らしさが極力抑えられたデザインになっています。

まるで、全身を筋肉で覆ったようなムキムキマッチョになっていて、第3世代では骨から筋肉へデザインの転換が図られるのかもしれません。

また、帝国ゾイド独自のギミックとして「コアドライブウェポン」を搭載。
背中に大型の武装を取り付けることが可能で、このコンセプトも旧ゾイドの「パワーコネクター」を彷彿するものになっています。

同時発売の「インパクトガトリング」はかなり大型の武器となるのですが、マッシブな見た目によってバランスが良く、何よりも武器が連動して動くの楽しくて良いですね。

本格的なレビューは後ほど行う予定ですが、今回は簡単に紹介したいと思いますー

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セカンドシリーズの主人公機だった「ライジングライガー」と並べてみるとこんな感じ。

大きな違いとしては、「バーニングライガー」は武装やトゲトゲ感が少ないものの、筋肉のようなパーツと全身に施されたモールドが非常に細かくて、密度感で言うと「ライジングライガー」を圧倒しています。

デザイン面ではかなりの進化をしているのですが、個人的にはゾイドワイルド独自の「体験」や「ストーリー」という面で、骨格を残しても良かったと思います。
ゾイドワイルドシリーズの特徴としては
①従来のゾイドと同じく、ガンダムのようなロボット
②ライダーが見える構造、手軽な発掘〜改造によって一緒に成長するポケモンのような相棒モンスター
③ワイルドブラストによる動物の特徴を生かした、ドラゴンボールのような派手な必殺技アクション
④モチーフの再現性が高く単体で格好良い骨格に、歴代ゾイドをオマージュした装甲を纏わせる世界観
(骨格形態も非常に魅力的。特にガブリ系、トリケラ、ステゴ。博物館に行きたくなる。)
があり、第3世代では発掘という文字こそは残ったものの、①のみの要素になった気がします。

①は昔のゾイドでもあった要素で、古き良きゾイドに退化したとも考えています。
今の時代は差別化要素として、製品独自の「体験」と「ストーリー」は必須。日本メーカーが性能の良いスマホを売っても売り上げが伸びないのは製品に「体験」と「ストーリー」がないから。
単純にスマホのスペックで言えばアップルよりも日本メーカーが、コーヒーのコスパで言えばスタバよりもマクドナルドのほうが上なのですが、アップルとスタバが強いのは独自の「体験」と「ストーリー」があるからこそ。

ゾイドワイルドが発表された当時は、従来の①の要素に加えて、日本を代表するコンテンツの②③の要素、ゾイド独自の④が融合した「体験」と「ストーリー」で最強コンテンツになれると思ったのですが・・。
①の品質を上げるのに特化した過去2回のゾイドシリーズはどうなったのか。

①②③④は「ギルラプターLC」のような過去ゾイドワイルドのリメイクで補って、今後発売される「ゼノレックス」で新しいコンセプト⑤が出てくることに期待したいです。


「バーニングライガー」自体は非常にクオリティが高く、単純なロボットとしてガンダムの横に並べても違和感がないほど。
ガンダムや旧ゾイドのようにライダーがコックピットに格納されているのも旧ファンとしては懐かしい要素です。何気にコックピットハッチの名前が「ガーディアンシェル」になっているのがめちゃくちゃ格好良いですね。


「インパクトガトリング」は改造に重宝しそうなデザインがありがたいのですが、さらに内部構造は常人では考えつかないユニークなものになっています。「モーターの回転」を「一定間隔で高速回転する動き」に変換する発想は素晴らしく、ゾイドワイルドの設計をしているメンバーは天才か・・。


ガトリングは自由に角度をつけられる他、バーニングライガーの左肩に取り付け(右肩には取り付けはできるものの連動不可)、「ライジングライガー」など過去に発売されたゾイドワイルドシリーズの一部にも無改造で取り付けることが可能です。
何気に余ったキャップを取り付けるできるのが嬉しい要素ですね。


また、今回からは発掘の要素が弱められたのか、発掘パックを梱包している段ボールのデザインが変更されました。

今までの地面を模したモザイクではなく、Zの切り抜きが入ったスマホなどのガジェットのような感じ。おしゃれではありますが、この辺もゾイドワイルド独自の体験が薄くなったかなと感じたポイントでした。

細かなところでは発掘パックのビニールの質が少し硬いものに変わっていました。開けるときにパーツが吹き飛びそうでこちらも体験が損なわれている感じ。
また箱が薄くなっていて、売り場で箱を見た時にはびっくりしました。ただ薄型化は中身が詰まっている感じがして良いですね。タブレットみたいで個人的には好みです。

まずは、「バーニングライガー」と「インパクトガトリング」のセットを組み立てましたが、この後届く単品も組み立ててレビューの準備を進めて行こうと思います。


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