zoikino!



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凱龍輝との共同作戦を想定して機動力をさらに向上させたゴジュラスギガ。
脚部にブースターを設置し、胸部Eシールドジェネレータや背部キャノン砲を小型軽量化するなどの改修が行われている。

マッシブかつスマートな体型にゴジュラスギガをリファインすることを目標に製作しました。
首・腕・手首・股関節・足首の可動化も行いました。

【工作】
頭部装甲: 元キットの下顎を上顎にし、ライガーゼロ(タイプゼロ)の頬とプラ板で下顎を作りました

胴体: 電源ユニットを抜いて胴体を半割し、元キットの脛を胸部にすることで細身化
腕: 付け根にボールジョイントを仕込み、腕をロール可動できるように軸を追加。
手首もグリグリ動かせます
脚部: 膝から下はBFやコマンドウルフの装甲とジャンクパーツでミキシング。
バーニアはHGメカニクス・GP03デンドロビウムのものを使用
股関節はネオブロックスの大型ボールジョイント

足首: 踵はタイプゼロの顎フェアリングで、ロードゲイルやバスターイーグルの股関節を足首関節にしています

その他全身にジャンクパーツによるディテール追加やリベット加工を行っています

【塗装】
最初に全パーツを、捨て色に濃いグレーを混ぜたもので均一にエアブラシで塗ります。
装甲部: ガイアノーツ「ニュートラルグレーU」にごく少量のネイビーブルーを混ぜてグラデーション塗装
フレーム部: Mr.メタリックカラーの「ブラス」を吹き、メタリックグリーンでシャドーを吹きます。
その上からクリアーブルーを吹き重ねました
武器等: ガイアノーツ「ニュートラルグレーV」でグラデーション塗装
爪等: Mr.メタリックカラーの「ブラス」の上からピュアブラックを吹いてトーンを落ちつかせました
赤ライン: タミヤアクリル「ハルレッド」
基本塗装後、希釈したエナメルの白を筆でパーツを洗うように塗りたくり、同じくエナメルのネイビーブルーやフラットブラウンで汚れを描きました。
仕上げに艶消しクリヤーを吹いて完成。ただしキャップは光沢コートしてあります。

【ベース】
トヨタの車のホイールを拾ったので洗って置いてみました。チェーンを巻いてワイルドさアップ。

【名称】
"トランジア"というのはtransient(過渡状態、移り変わること)に由来する造語です。
展示会のたびに形を変えながら完成に近づけていった作品ということで名前に付しました。
押韻も気に入っています

【感想】
今から2年前に大阪での第3回ZAOD展示会に向けて製作し、展示会等イベントがあるごとに改修や塗装をしながらようやく完成までたどり着きました。
振り返れば長い道のりでしたが、自分の中でのゴジュラスギガの理想形を形にできたと思います。

ユミヤシさんから初めてのご投稿で「ゴジュラスギガ・トランジア」をいただきました!
ZAODの2012年展示会など、いろいろな改造ゾイド関連のイベントで展示されていた作品で
長い年月を掛けて各部分の改修や、塗装、ウェザリングの調整が行われ、ただならぬオーラを感じます

ゴジュラス・ギガをスマートな体型に変更されていて、シルエットが従来と大きく異なることが分かります
全体的に手を加えられているものの、ゴジュラスギガや他ゾイドのパーツ上手く活用して
違和感なく、より上質なゾイドに改造されています

特に頭部は良く見るとシルエットもディテールも大胆に変更されていてビックリします
鼻の部分の複雑なディテールが元祖ゴジュラスのようで格好良いです
キャノピーもギガのクリアパーツをそのまま使うのではなく
加工されているのが、オリジナル感を出していますね

シンプルなシルエットでも共和国ゾイドらしく、
複雑なディテールをウェザリングで生かしてどっしりした雰囲気を出されていますが
メタリックの装甲で重い雰囲気を緩和して、先進な雰囲気も両立されています

写真もゾイドと背景のコントラストを生かしたものになっていて
照明の配置によって暗部が格好良いですね

ユミヤシさんは素敵な作品のご投稿ありがとうござました!
またのご投稿をお待ちしておりますね

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