スペック
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制作者のコメント
ゾイドコンセプトアートの2-3巻で登場したコマンドウルフのデザインを1/72キットに取り入れて製作しました。
【工作】
HMMのキットを中心に、タカラトミー版から脚部を移植することでマッシブかつスマートなラインを持つウルフを目標にしました。
頭部はプラ材・パテを用いて特徴的な形状のバイザーを再現。頬や顎のラインにも設定画を基に変更を加えています。
スモークディスチャージャー、ライフルおよび尾部はジャンクパーツ等でミキシングビルドして作りました。
全身にリベットパーツやナニワネジによるディテール追加を行っています。
【塗装】
緑色装甲部: ビリジアングリーンを白で薄めた色でグラデーション塗装。
設定画ではもっと渋い黄緑色ですが、パーソナルカラーの隊長機をイメージして青さの強い緑で塗りました。
黒色フレーム部: 濃いグレーに上記緑色を少量だけ混ぜて塗装。
白や赤でアクセントを配置しました。
基本塗装後、エナメルの白でスミ入れ兼ウォッシングを行い、油絵の具のバーントシェンナでサビ垂れを描き込みました。
メタリック部分にはスターブライトアイアンを用いています。
【ヴィネットベース】
コルクの板に石粉粘土を盛りつけて地面を表現。
タミヤの情景テクスチャペイントに乾燥させた出がらしコーヒーを混ぜて小岩・砂利を表現。アクリルの白やグレーで塗装しました。
【感想】
コンセプトアート版のコマンドウルフを一目見た時、完成されたと思っていたデザインに新しい意匠が取り入れられたことに強く感銘を受け、自分なりのアレンジを加えつつ再現に挑戦しました。
思ったより時間はかかりましたが恐らく誰よりも早く「CA版っぽいデザイン」の機体を形にできて良かったです。
コメント
ユミヤシさんから2作品目のご投稿で「コマンドウルフ "Concept Art Like-Style"」をいただきました！
コンセプト・アートⅡとⅢの画像を元にHMMコマンドウルフを改造されていて
通常のコマンドウルフから大きく変わったシルエットが印象的です
特に頭部の改造はバイザーを追加するだけではなく、発光ギミックも追加されています
バイザーの隙間は影ができやすく、写真だと黒い隙間に見える場合が多いのですが
発光ギミックによって、バイザーの隙間が緑色であること、そして顔に力強さがでていると思います
頭部以外にも尻尾や武装にもシルエットを大幅に変更する改造が行われていますが
CAの独特の画風を再現するとために、タカラトミー版コマンドウルフを利用したり
細いディテールやエッジ加工など、細い改造を行うことで作品の総合的な完成度を高めています
作品を細部までよく見ていくと、全身がHMMコマンドウルフとも
タカラトミーのコマンドウルフとも異なる事に気づくことができ
引き込まれるような魅力的な作品になっています
個人的には従来のコマンドウルフには無かった
緑色の装甲が鮮やかで、シルエットと相まって
一度みたら忘れられない個性的な作品担っていると思います
ユミヤシさんは素敵な作品のご投稿ありがとうございました！
またのご投稿をお待ちしております！