zoikino!



1.機体名
デスキャット(制式タイプ)(パンサー型)

2.形式番号
DPZ-25[Q/Re] (“Q”は四足獣を表すQuadruped、“Re”は制式を表すRegulationより)

3.機体スペック
全長:18.4m(砲塔含まず) 全高:7.2m
        (砲ポップアウト時:10.6m)
全幅:5.2m 重量:95t 最高速度:460km/h

4.武装
武装
超重力弾砲”ブラックホールカノン”
超電磁場発生アンテナ×2
3連装ショックカノン×1
アイスメタル装甲×6(背部・脚部)
エレクトロンバイトファング×1
エレクトロンストライククロー×4 
超高速駆動システム
後方警戒3Dセンサー
AZ77_ ビーム砲×2
対物ブレードセンサー×4

5.機体設定

(旧大戦設定)
暗黒軍(旧ガイロス帝国軍)が最終決戦用に開発したパンサー型ゾイド。
陸上戦闘での機動力に重点が置かれ、森林戦や市街戦などの
りくんだ場所の戦闘においても高い機動性を発揮することが出来る。
高速性能も優れており、時速400キロ(以上)というスピードを長時間維持しながら走り続けることが可能だ。
背中に装備された超重力弾砲は中型高速戦闘ゾイドとしては最大の破壊力を持った超兵器である。
通常は背中に収納されているが、戦闘時には背上部に展開される。
体内で製造した小天体ほどもある大質量を持った超高密度の球状の弾体を強力な磁場で包み発射する。
命中した敵ゾイドの体内にてブラックホール化現象を起こし、内側から吸い込み消滅させてしまう。
もしデスキャットが大型ゾイドだったら、「大陸そのもの」が消滅していただろうと言われている。

(上記は公式設定、電撃ホビーマガジンのゾイド伝説の設定分を混ぜたものです)

当時の実戦投入されたデスキャットは急遽開発された試作機で、
そしてそれを量産しての実戦投入であった。
しかし試作機でありつつも非常に高性能で、また高い戦果を挙げることが
できたのはいかに当時の暗黒軍(旧ガイロス帝国)の技術が高かったことが窺い知れよう。
また両軍を通して、デスキャットこそ当時最強の高速戦闘ゾイドだと唱える者は少なくない。
この制式タイプはエナジープロテクター(背部装甲)と脚部装甲の材質をアイスメタル材に変更、
エレクトロンバイトファング・エレクトロンストライククローが強化されている。
後方警戒センサーは強化され、またセンサー側部に取り付けられたビーム砲は
センサーと連動することで高い命中率を誇る。
またディオハリコンから生み出される高エネルギーを機体各部へ潤滑に伝達することが出来るよう改修され、
エネルギー効率はより高くなった。それにより基本性能が上昇した。
特に運動性能に関して、最高速度は約10%アップした。抜群の運動性能を誇り、
当時の”最強”高速戦闘ゾイドの称号を得ることになった。
カラーは旧大戦初期の暗黒軍を象徴するようなカラーリングになった。
黒い装甲は塗料に特殊樹脂を混入することで、ジークドーベルと同等のステルス性能を持つことが出来るようになった。
制式タイプは実戦に参加することが無かった。
何故なら旧共和国軍の切り札「キングゴジュラス」が完成し、既に暗黒首都(現在名:旧首都ダークネス)
目前に迫っていたうえ、前述のように試作タイプを急遽量産し、
実戦投入せざるをえなかった状況に陥ったためだ。
制式タイプは首都ダークネスの地下秘密基地(他にも決戦用のゾイドが多数配備されていた)に格納された。
しかし戦局の変化、大異変による各地の混乱、資料の紛失など様々な理由から基地の存在は忘れ去られ、
一度の出撃も無く「彼ら」は時を過ごすこととなった。
そして眠りから目を覚ますのはプロイツェンの反乱がきっかけであった・・・。









6.制作者コメント
たまたまヤ○オクにデスキャットが出品されていたのが入手のきっかけでした。
後期ゾイドは批判が多いですが、実際手に取ってみると造形は悪くなく、
手を加えてやれば悪くないと思いました。

当初はキバの大型化、簡単なディティールアップ程度でしたが、
頂いたコメントや心情の変化により、どうせならとことんまで手を加えてみよう!と思い、
自分の満足のいくところまで手を加えました。
ボールジョイントによる四肢やツメの可動、口の開閉、ツメをソウルタイガー(レイズタイガー)の
ツメ部分を加工し大型化、パテでホホを成形し、頭部造形を極一部変更、頭部の一部をくりぬいて
クリアーパーツ化などを行いました。
可動モデルになった理由はモータ交換を失敗したからです。
電動でなくなりましたが超重力弾砲のギミックは健在です!
ディティールアップの量はこれまでで最高だと思います。

カラーリングは暗黒軍カラーで、メッキであった部分は
アイスメタル装甲の設定のもと「氷」をイメージしました。
クリアーカラーの特性の滲み出しでブラックにぬった後クリアーブルーを吹いて、
その上からシルバー系塗料を塗って滲ませようとしたのですが思ったより滲まなかったので、
クリアーブルーを濃い目に吹いてメタリックブルーにしました。
クリアーパーツ部分はクリアーブラックを薄吹きです。
設定的にもカラーリング的にも初期暗黒軍にあったものを全て取り入れることが出来たと思います!

スタンドはエナジーライガーのものを用い、機体名のデカールが入るところに
マーカーを使って英語で「デスキャット」を書きました。
学業の合間をぬって製作して、完成に至ってよかったです!

シュウヤマさんから3作品目のご投稿、デスキャット(制式タイプ)をいただきました!
デスキャットに対してディテールアップと可動化を行うことでまるで、
模型誌の作例のような雰囲気がでています

デスキャットはディテールアップとカラーリングの変更で旧後期のおもちゃ臭さが消えています
余計な武装を追加しないことで、デスキャット本体の魅力を引き出すことに成功していますね
個人的にはアイスメタル装甲が渋い配色に変わっているのが素敵です
そのアイスメタル装甲の部分は塗装に一工夫行うことで、グラデーションが掛かって
見えるため、特別な装甲として他の装甲と差別が行えていると思います

またシールの貼り方も丁寧で、必要最低限のシールによって作品の情報量が上がっています
良く見ると旧ガイロス国旗や、旧対戦時に使用されていたシールが使われていて
旧後期ゾイドの本当の魅力を感じることができる作品になっていると思います

素敵な作品のご投稿ありがとうございました
またのご投稿をお待ちしておりますね

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