ゾイドのクラウドファンディングを成功させるにはどうすればよかったのか?
(2020/01/10Fri)


そんな訳で、ゾイドのクラウドファンディングですが、募集期間が2020年1月31日までなのに、1月10日時点で達成率が16%と、なかなか厳しい状態になっていますね。

クラウドファンディングのセット内容はこんな感じ。
・ゾイド写真集(ZOIDSWILD The art of BATTLEFILED)
・ファングタイガー白虎アーマーパーツ
・上山道郎先生描き下ろしポスター

ゾイドファン的にも思う部分が多いようで、ツイッターでも様々な意見をみることができました。ほんとんどの言いたいことは三式さんのブログ記事で掲載されていますが、今回のクラウドファンディングは何が問題で、どうすれば良かったのか、個人的な意見をまとめてみたいと思いますー

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主な問題点は下記の2点かなっと思っています。

(1)主催が不明
(2)本を売ろうとしている。

深掘りしてみましょうー。とは言っても、今回はサクっと30分ほどで書いた記事です。1月はめちゃ忙しい・・。

(1)主催が不明


主催が不明である件については、すでにツイッターでも述べた通りですし、三式さんからも指摘がありましたね。

【主催はタカラトミーの中瀬さん?】
こちらのツイートについて、フォロワーの方からの指摘で、今回のクラウドファンディングのページをよく見ると主催は「中瀬さん」と書いてあると指摘がありました(私は今だに主催が誰なのか書いてある部分を確認できていませんが・・)

中瀬さんはクラウドファンディングのページでインタビューに答えているのを確認することができます。どのような方なのかというと、第二期ゾイドのブロックスから現在まで、最前線でゾイドを開発されている方だとか!
もし主催が中瀬さんであれば、それを最初からPRすることで信頼性がだいぶ違った感じがしますね。

(2)本を売ろうとしている。
個人的には最大の問題がこれだと思います。

【ゾイドファンは巨大な本が欲しい?】
今回のクラウドファンディングは何を売ろうとしているのか?と聞かれるとほとんどの方が「巨大な本」と回答すると思います。しかし、”ゾイドファンに物を売るのなら何が適切なのか”を考えると、「巨大な本」ではないと思います。

今回のクラウドファンディングで売るべきものは「ゾイドの魅力」であって、「巨大な本」をプッシュするのがそもそも間違えていると考えています。
クラウドファンディングのページをみると、”なぜ巨大な本なのか”、”どのくらい巨大なのか”はよく書かれていますが、この本を買うことによって”ゾイドの魅力をどのくらい知ることができるのか”は、ほとんど記述がないように見受けられます。

「ゾイドの魅力」
それは動物モチーフであること、金属生命体であること、相棒であること、兵器であること、物語であること、歩くこと、など様々なものが考えられますが、このクラウドファンディングでは「ゾイドの魅力」よりも、「巨大な本」であること、「緻密な写真」であることをプッシュしていて、これではゾイドファンは買わず、「巨大な本と緻密な玩具の写真」が欲しい人用のクラウドファンディングになっていると思いました。それをやるのならTFとかほかの玩具と一緒の本にすればよかったのでは・・。

私の案のように体験型のクラウドファンディングにしなくても良いのですが、ゾイドファンにPRするのであれば、「ゾイドの魅力」をプッシュしたものにして欲しかったですね。

とりあえず、私は1冊購入しましたが、今回のクラウドファンディングが今後のゾイド関連クラウドファンディングにとって良い経験になること祈っています


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ゾイドのクラウドファンディングを成功させるにはどうすればよかったのか?」への2件のフィードバック

  1. 匿名

    おっしゃる通りです。
    ゾイドのプロのジオラマ写真とかは死ぬほど欲しいけど、誰が本にデカさを求めるのかと。
    まして誰のものか分からない、1万もする本…

    今回は企画サイドのミスが目立つような気がします。

  2. 匿名

    今回の件についてはどの要素を切り取っても「良いね」と思える部分がないんですよね
    何もかもがチグハグで歪
    しかもこれに引き続いて今度はPSO2コラボなんかも始まって…
    正直に言って新時代のゾイドに早くも影が差してきたのではと思っています

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