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SLENEが旧世界と呼称する時代の遺跡「ロストポイント」から回収した技術をもとに開発した試作ゾイド。
最大の特徴は全身をナノマシン技術をもとに構築された生体金属マテリアルで構成されており、
その構造は野生ゾイドのそれに酷似しており、その瞬発力、動きの精密製は機械工学で構成された従来のゾイドを大きく上回っている。
さらにこのボディは同ポイントから回収された古代ゾイドのコアと直結しており、
腕部損失などの重大な損傷でなければ瞬時に組織を再生、再構築することが可能である。
さらに本機は使用されたコアの異常なまでのEN出力を機体表面に巡回させることで
特にレーザー兵器などの光学兵器、熱EN兵器に対して圧倒的な耐久性を獲得している。
この優秀な素体にコアを操作することで分化させる形で装備された装甲と先端技術のもとで開発された各種装備、
高出力レーザーをパルス状に工作連射するレーザーライフル‘IDATEN‘、
圧倒的な火力を誇るゴジュラスキャノンを改造した「ZGLC-02」、高圧プラズマジェットを応用した斬撃装備「RAY MkU」、
推進剤を必要としないコア供給エネルギー消費型の新型推進機関、
高出力ENフィールドで高い防御力を発揮するフィールドジェネレーターなどを搭載、
さらにパイロットの視覚情報とFCSをダイレクトリンクさせるなど、
即応性が大幅に向上したセンサートレースシステムを採用することで同時代、同コンセプトのゾイドのなかでも出色の性能を発揮する。
この異形ともいえる機体はSELENEが「新世代ゾイド」の可能性の一端として
企業連合側の戦力として投入され、在来の高速ゾイドに対して圧倒的な戦果を示した。
反面、同機はその特殊性から生産効率は最悪であり、主力ゾイドとしては不適格といわざるをえない。
またナノマシン製のボディを維持するための施設も大規模なものが要求されるため、現地での整備には限界が生じやすかった。
さらに深刻な問題として、一部の機体に関して(実際はほぼすべての機体に)
パイロットがセンサートレースシステムで同機と結合して操縦を繰り返すことで肉体的にナノマシンによる「侵食」が発生するkとおが判明。 適切な治療をおこなうことで症状を治癒、緩和することが可能ではあるが問題が明確化した段階ですでに生命維持すら困難なまで「侵食」のすすんだパイロットもいたという。
このように不確定な技術によった同機は単純な性能だけではみえない「危うさ」をはらんでしたのだ。
後に締結される「旧世界」の技術に関る各種条約から以降同コンセプトの機体は現れず、
本機も以降の時代に、表舞台で活躍することはなかった。
とはいえ、同機は旧世界技術の価値とそれを搭載したSELEENEが
提唱する次世代ゾイドの可能性を内外にしらしめる形となり、後に開発される旧SILENの名機「エイジスネクスト」の正統後継機の開発へとつながっていく。
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