共和国ゾイド
共和国ゾイドとは
RZナンバーを冠されたポップアップキットシリーズ。
1999年8月に新シリーズとして再スタートし、9月からはテレビアニメ(初代 機獣新世紀ゾイド)が放映され、ゴジュラスからウルトラザウルスまでは、このアニメに登場する。しかし、アニメにはまったく登場しなかったキットも存在する。これは以降のキットラインナップにも言えることである。初代アニメは2000年12月25日まで毎日放送、毎週土曜日18時枠でTBS系列で全国放送された。
続いて、ZOIDS新世紀Øが同じく枠内で放送され、この間に発売されたキットは、レイノスからシャドーフォックスまでである。二代目アニメは、2001年1月6日から同年6月30日まで同じく毎日放送、毎週土曜日18時枠でTBS系列で全国放送された。ゾイドのアニメ放送はここで一旦休止期を迎える。
以降はアニメ展開の無いままバトルストーリーを販促の中心として、ガンブラスターからRZナンバー最終機のレイズタイガーまで発売され、ゾイドブロックス、ゾイドフューザーズ、へと続いていく。バトルストーリーは東方大陸が舞台になり、凱龍輝という今までの慣例を破って漢字名のゾイドも発売された。バトルストーリーは、共和国軍パイロット レイ・グレックと皇帝ヴォルフ・ムーロアの因縁の対決で締めくくられたが、これがライガーゼロフェニックスの発売のころである。
この頃には、新しいゾイドの形態であるゾイドブロックスとポップアップキットの融合も進み、ZOITEC社等の登場で、ストーリー上の整合も図られた。このZOITEC社が関わったゾイドもこのRZナンバーに含まれる。そして、バトルストーリーの終結後、100年以上後の戦争がなくなった時代の東方大陸を舞台にした ZOITEC社と Zi-ARMS社の企業間闘争を描いた「三匹の古代虎」編が描かれ、これに登場するのが、ワイツウルフ、レイズタイガー。これをもってポップアップキットシリーズとしてのRZナンバーは終了し、三代目アニメ開始「ゾイドフューザーズへ」と共にキットも移行していくことになる。
このように終了したシリーズではあるが不定期ながら再生産もされ、タイミングを逃さなければ、一部は現在も入手は可能である。ただし、店舗限定だったり(主としてトイザラスで行なわれる事が多い)、再販売された実績がゼロのキットも存在する。
共和国ゾイドの一覧
機獣新世紀ゾイド
- RZ-001 ゴジュラス
- RZ-002 ガイザック
- RZ-003 バリゲータ ※アニメ未登場
- RZ-007 シールドライガー ※主人公機(初代)
- RZ-008 ゴルドス
- RZ-009 コマンドウルフ
- RZ-010 プテラス
- RZ-013 カノントータス
- RZ-014 ゴドス
- RZ-019 ダブルソーダ
- RZ-020 ステルスバイパー
- RZ-028 ブレードライガー ※主人公機
- RZ-029 ストームソーダー
- RZ-030 ガンスナイパー
- RZ-031 ディバイソン
- RZ-033 ハンマーヘッド
- RZ-037 ウルトラザウルス
主人公「バン」がへリック共和国との関係が深いこともあり、主人公サイドのキャラクタが搭乗するゾイドは主に共和国ゾイドである。
ZOIDS新世紀Ø
この世界では、特に共和国、帝国という区別は無くなっているが、主人公側のバトルチームが使うゾイドはやはり共和国側が多い。
漫画・バトルストーリーでの展開
- RZ-052 ガンブラスター
- RZ-053 ケーニッヒウルフ
- RZ-055 マッドサンダー
- RZ-057 スナイプマスター
- RZ-058 メガレオン
- RZ-062 セイバリオン
- RZ-064 ゴジュラスギガ
- RZ-066 ゴルヘックス
- RZ-067 アロザウラー
- RZ-070 凱龍輝
- RZ-071 ライガーゼロフェニックス
- RZ-073 ワイツウルフ
- RZ-075 レイズタイガー
バトルストーリー上の共和国側のゾイドと、ゾイドブロックス側が含まれる。後半は ZOITEC社が共和国の流れを汲む企業ということで、こちらに含まれる。