そんな訳で、話題の塗料「黒色無双」を購入しました!
「黒色無双」は光陽オリエントジャパンから発売された塗料になっていて、光の反射率を少なくすることで圧倒的な黒さを実現しています!
SNSでも話題になっていましたね。「黒色無双」で塗装したプラモなどが真っ黒になって、立体感が無くなって見えるのが衝撃的でした!
販売は主にアマゾンで行われていて、売り切れ状態が続いていましたが、最近のテレワークを生かして頻繁に確認することで、なんとか購入することができました!
今回はゾイドに「黒色無双」を使うとどうなるのか実験として、「ワイルドライガー」を塗装してみました。
こちらの写真が「黒色無双」で全身を塗装した「ワイルドライガー」ですが、ゾイドのように立体感があるものは上手く真っ黒にはならない模様。カメラの設定や照明を工夫すれば真っ黒にできそうですが、実物を見るとそれほど真っ黒という感じではありませんでした。
以降では、もう少し詳しく紹介してみようとおもますー。
「黒色無双」は、アマゾンで約2500円で販売されていて、注文から数日で大きな白い封筒に梱包されて届きました!塗料を入れているビンは、ガラスではなくプラスチック製です
合わせて、光の吸収率が高いと話題になっていた「BLACK2.0」も購入してみましたが、こちらはあとで「黒色無双」と黒さの比較をしてみたいですね。ちなみに「BLACK2.0」はアマゾンで約3500円で購入したものです。
まずは、実験として「ワイルドライガー」の片面のみを「黒色無双」で塗装してみました。
塗装はエアブラシを使って塗装していて、0.3mmの中口径のエアブラシを使いましたが、問題なく吹くことができました。吹きやすさでいうと、0.5mmとか大口径のエアブラシがあると良いかもしれませんね。
塗料は水で薄めて使用するものになっていて、部屋がシンナー臭くならないのが良い感じ。
ちょっと粘度が高いくらいの希釈で、何度か重ね吹きをしてみました。塗装後のエアブラシの掃除も水で行うことができますが、高確率で塗料が残って詰まるので、エアブラシのメンテナンスはいつも以上に慎重に。
片面だけ塗ると思った以上に黒さが出ませんでした。てっきりライガーの半分だけ黒背景に溶け込むかと思ったのに‥!
多分、光の当て方とカメラの設定が良くなかったのかもしれません。「黒色無双」の黒さを際立たせるためには、照明を被写体の後ろから照らして、カメラの設定はISO感度200くらいでちょっと暗く撮るとと良いかもしれません。
あとはゾイドのように複雑な造形なのは、真っ黒にするのが難しいかもしれませんね。
こちらはZキャップを「黒色無双」で塗装したものをスマートフォンのカメラで撮影したもので、シンプルな造形のキャップは中々の真っ黒感になりました。空間がバグってる。
翌日は「ワイルドライガー」のもう片面も塗装して、全身を真っ黒にしてみました。
合わせて撮影方法も変更。照明を後ろから当てて、カメラの設定もISO感度を下げて、背景は白系にしてコントラストを強調しました。
こうしてみると、なかなかの真っ黒感!モニターの性能にもよりますが、場合によっては真っ黒に見えるかも・・?
とはいえ、カメラの設定をいつも撮影しているように明るめにして、天井バウンスのスピードライトで光を全体にあてると立体感が出てしまいますね。
それでも「ワイルドライガー」のモールドがほぼ判別できなくなる黒さがすごい。
#黒色無双 が話題ですがBLACK3.0って塗料で塗ったワイルドライガーです。真っ黒https://t.co/t9Jm1vkVh6 pic.twitter.com/XZi5MsyFMk
— タイジュ (@tyju01) May 18, 2020
こちらは「黒色無双」を購入するきっかけになった某氏の動画。
こちらの「ワイルドライガー」は「黒色無双」ではなく、「BLACK3.0」を使用したものですが、真っ黒で2次元になったワイルドライガーが動いている様子は衝撃的・・!
私も同様の動画を撮影しようとおもいましたが、「黒色無双」の塗膜が厚くて、調整するのが大変そうだったので断念しました。
「黒色無双」の塗膜については、アマゾンの説明に記載されている通り、かなり脆いです。
少し触っただけで、光沢が出たり、塗膜が落ちたりして、塗装した後はなかなか触ることができず、下に紙を引いて、紙を持って移動するようにしています。逆に塗膜の弱さを利用して、墨入れに使うこともできそうですね。
下地に接着剤となるプライマーを使ったり、コートとしてつや消しを吹いたらどうなるのかも実験してみたいです。
最後に全身を「黒色無双」で塗装した「ワイルドライガー」を、同じく光の吸収率が高いハイミロンを背景にして撮影してみました。
こちらは普通に一眼レフカメラでスピードライトを使って撮影していますが、やはり完全には真っ黒にならず。
肉眼でみると、もう少し真っ黒になっていて、カメラの性能が高すぎるのかもしれません。さすがニコンだぜ・・
あとは、部屋に真っ黒な「ワイルドライガー」を置いていると、たまに目に入った時の異次元感が凄まじく。忘れた状態で見るとびっくりしてドキドキしてます。「真理の扉」から出てきそう。
今回はゾイド本体を塗装してみましたが、フライングベースを塗装したり、ジオラマで暗闇を作ったり、活用の幅が広い塗料だと思いました。
今はアマゾンで販売されていますが、家電量販店などでも販売されて、手軽に手に入るようになると良いですね。
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