モルガバス|zoikino!

ゾイバス
機体名 モルガバス
全長 14.4m
全高 4.68m
全幅 3.6m

武装 なし

二年に一回開催されるゾイドレース「RACE WAR」
昨今では知名度も上がり観戦客も着実に増加している。
そこに目を付け観戦客の輸送を専門とする業者は、不整地走破性や安定性そして何より低コストで運用できるモルガをベースに旅客用に改造した車両を多用した。
車両には様々な形式が存在するが、これらはひとまとめで「ゾイドバス」、略して「ゾイバス」と呼ばれた。









その他の画像


第7回ZAODの参加にあたり、マッスルゾイドクラブ内でワイルドスピードをモチーフにしたジオラマを作ろうという話になり、 その際に「荒野の真ん中の飛行場でのレースなら観客を運ぶ車両もいるよね〜」と考えたのがこの作品の元になっています。
実はこの時、私はワイルドスピードという作品をよく知らず、もうちょっとちゃんとしたレースを考えてたのですね。
で、蓋を開けると割とやんちゃな作品でバスとかいうイメージではなかったという・・・

モルガの胴体の上に客車を載せてバスにするというアイデアは構想当初からあったのですが、 ちょうどいいサイズ&価格の客車が見つからなかったのでいろいろ考えている時に目に入ったプラレールを使いました。
大きさも丁度良く安価でデザインもいろいろなものが揃っていたので客車のデザイン優先でJR九州の883系特急ソニックを使用しています。

プラレールの車体は同じトミーのゾイドと同じく厚めのABSで成型されておりディテールもあっさり目なので、 これを繊細なディテールのHMMモルガに合わせるためにプラ材でかなりあちこち弄りました。
車体左右のドア兼タラップは単純な構造ながら開閉式になっています。
車内にはHOゲージ客車用に安価で販売されてたシートを配し、プラ材で網棚も作っています。
当初の予定では透明プラ板で窓を着ける予定でしたが、せっかく作った車内が見えなくなるのでオミットしました。

モルガ本体もプラレールの車体に合わせて胴体の節を追加(不要になるモルガキャリーのパーツを使用)したり、 車輪?を1/24カーモデルのものに換えたり、スモークディスチャージャーの取り付け部をライトとアンテナに変更したりと
いろいろ手を加えています。

ZAOD当日は何の説明もなくジオラマの隅に置いてただけですが、何人かの方から質問をいただいたり意外と見てもらえていたようです。
ゾイドは戦闘用のものがメインですが、こういった民生用のものは想像をかき立てられますし
いろんなジャンルの模型を使うことにもなるので作ってみるのも楽しいですよ。

RIO=Kさんから2作品目のご投稿で「モルガバス」をいただきました!
HMMモルガにプラレールを改造したバス部分を取り付けた作品になっています!
シンプルなシルエットの作品ですが、HMMに合わせて各部にディテールアップを施すなど、丁寧に作り込まれた作品になっています。

バス部分については、プラレールを使っているとの事ですが、説明を受けないと気づけないほどHMMに合わせた加工が行われています。
制作途中の画像はツイッターなどで拝見していましたが、この時点で何を作成しているのか推測できず、スケールモデルを作成しているのかと勘違いしていました(^^;
車内の座席まで作り込まれているのも驚きですが、展示会では気づく人が少なそうな網棚まで用意されている精密さがすごいですね・・!

今回はZAODに向けて、「ワイルドスピード」を意識した作品を準備されていたとのことですが、個人的には別のバスがメインで、時速80km/hになるとバスが爆発する映画を思い出しました。
建設中の高速道路でバスがジャンプしそう・・

RIO=Kさんは素敵な作品のご投稿ありがとうございました!
またのご投稿をお待ちしております!

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