zoikino!



機体名:スーパーラプター
製造:ワイルドアームズ

ワイルドアームズグループが開発した戦術狙撃用大型ゾイド。
目標索敵範囲外からのアウトレンジ攻撃を可能としており、その最大射程はゴルドスのレーダーでも捉え切る事は出来ない。
しかしながら高精度レーダーを多数配備している大型拠点等の索敵網を突破する事は
この機体をもってしても非常に困難である。
その為、当機は簡易的ではあるもののジャミング・ハッキング・オプティカルカモフラージュと多くの索敵妨害を可能としており、
狙撃任務の成功率を格段に上昇させている。

また最も成功した量産機の一つであるRZ-30ガンスナイパーを参考に、戦況(近接戦闘用ゾイドの配備が間に合わない場合・残存数が足りない場合)に応じて近接戦闘もある程度展開可能だ。
その際は複合武器腕が主兵装となるが、ここでも上に挙げた索敵妨害機能を活用しより有利に戦闘を進めることが出来る。
WAc-103レックスの背部ブースターをより軽量かつ高出力に回収した新型の双発ブースターポッドを脚部へと装備する事により、高い次元の機動性をも手に入れた。
しかしながら重量や出力の問題上、装甲が非常に軽薄な為、近接戦はあくまでやむを得ずの緊急手段である。

二次大戦時はガイロス帝国軍へと多く出荷されたが、現在は自社の企業軍向けに強化したスーパーラプターUを投入し、来るディベロップ社との決戦に備えている。







今回は狙撃用ゾイドです。
決してサイトーに影響された訳ではありません。
レックスは私の中で最も上手く行った部類に入るのですが、それをもっと兵器的にしようという事で始まりました。
更には私の大好きなガンスナイパー的要素「狙撃」を組み込み、キャラクタリスティックな機体を演出しようかななどと姑息な考えも巡らせてあったり無かったり。

まず一つ、「スナイパーライフルに手足が生えてる感じ」を目指しました。
勿論ゾイドとして恐竜っぽい形も残さなければならない訳ですが、幸い太古を跋扈した勇猛な肉食恐竜諸君には「しっぽ」という非常に美味しく長い部分がありますゆえ、大いに活用させて頂いております。
二つ目、「ゾイドというより兵器」。
具体的には武器腕・ヘリにしか見えない頭部等ですね。
格闘?近寄っても銃撃てよ、とこういう発想で御座います。
三つ目、「武骨」。
そのまんまですね。
極力曲線を控え、たま〜にぽろっとアクセント的に○やカーブが入る感じで。

塗装のコンセプトはレックスと似た感じ、というのもありますが、それ以上にイスラエルの変な戦車「メルカバMkV」のデザート仕様です。
略称や機体名は米軍っぽくしてきたのにここだけイスラエルというのも変な話ですが、強烈にカッコいい塗装だったので影響されました。
今回も黒立ち上げではなくまずベタ塗りで、そのあと要所に影を落とし、エナメルでウォッシングをし、アクリルで汚しを入れ、つや消しコートを。
そういえばつや消しには「UVカット」という新製品を使ってみたんですが特に変わりは無いご様子。
これで長期保存もそれなりに安心ならば中々良いお品物かと存じます。

ちなみに今回はプラ板でほぼフルスクラッチな状態ですが、これにより生命線であるエバーグリーンの0.75oプラ板が多数消費されました。
唯一売っていたお店も潰れてカラオケUGAになってしまい、もう私はこれからどうしたら良いのでしょうか。
とりあえず聖書を読んでロザリオを買ってみようかと思います。
それではまた。

HIROKINGUさんからスーパーラプターを投稿していただきました!
もはや改造ゾイドのブランドになりつつある企業設定。
その最新ゾイドとのことで、
完成度の高さや、今までのゾイドの常識を打ち破った新しいデザインはとても衝撃的です!

今回はサイトーが扱ってもおかしくない銃に生物の手足が生えたようなデザインに仕上げられいます
胴体から尻尾までのデザインやディティールは、まさに銃そのもの
それに戦闘機風のキャノピーと手足が追加されていて
兵器と生物が1対1で合わさっているゾイドの常識を超え
純粋な兵器として使われていそうです

それに合わせて全体のディティールも多角的なものに統一されていて
それが作品の完成度をさらに上げていると思います

設定も強すぎず弱すぎで調度良い感じ
ジャミングやハッキング、オプティカルカモフラージュと攻殻のようなSF索敵妨害技術が
機体のミリタリーなデザインと良い意味で矛盾していて、魅力たっぷりの作品だと思います!

最後に複座・複合武装、アクセントに入っているオレンジの線など
スクラッチ作品だけあって細かいところまでこだわり抜いているところが大好きです

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