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機体説明 制作者のコメント コメント



・機体名 RZ-055BT ビッグサンダー(俗称ビッグサンダー2103年仕様)
・テクニカルデータ
 全長 46.7 m
 全高 19.5 m
 重量 633 t
 最高速度 80 q/h

・本体について
第一次大陸間戦争当時のものとの一番大きな違いは本体フレームの変更である。
(計画当初段階での変更点はこの一点のみであった)
基本フレームはマッドサンダーのものであるが、各部に他の共和国ゾイドのフレームが流用されており、結果かつてのビッグサンダーよりも竜盤目機械獣に近いフレーム構造をとっている。
これには第二次大陸間戦争当時に再生されたマッドサンダーのコア出力が大陸間戦争当時のそれより低下していたこと、その間に発展、あるいは失われたゾイドに関するロボティクス技術が原因している。

採用されたフレーム構造はマッドサンダーのコアとは相性が悪いもので、コア出力のさらなる低下を招いたが、フレーム自体の技術はかつてのそれより向上しておりコア出力によるマイナス分を上回るものであった。
当時のマッドサンダーのコア出力とロボティクス技術の均衡点でこの機体は生まれた。

・武装について
 パノーバ20o地対地ビーム砲×4
 ロングレンジパルスレーザーライフル×4
 ストライクレーザークロー×2
 ハイパーローリングチャージャー×1
 マグネーザー×2
 2連大口径衝撃砲×1
 レーダー×1
 4連ビーム砲×1
 AZ4連装ショックカノン×1
 反荷電粒子シールド×1
 サンダーホーン×1
 ハイパーEシールドジェネレーター×1
 レーザーサーチャー×2
 バイトファング×1
 AMD30o2連装ビーム砲×1
 AMD20o2連装ビーム砲×1
 GPS磁気探知機
 レーザーセンサー×1
 レーザーガン×2
 可変式スコープ×1
 レールガン
 スマッシュアップテイル

マッドサンダーの基本兵装、共和国軍の標準的な武装を中心にエネルギー兵器が多く採用されている。
ローリングチャージャーからのエネルギーを武装のエネルギーへ転化できるこの機体にとっては実体弾よりも取り回しが良かったようだ。
また多くの武装が機体の側面方向に向けるよう配置されているが、これは当時の敵性ゾイドにブロックスやSSゾイド等が編成されていたことによる。
切り込み隊長の役を担うこの機体が敵陣突入直後に足の速い小型ゾイドに巨体の脇を突かれることを恐れたためである。

立ち上がったことによりむき出しになった腹部は装甲の強化とハイパーEシールドジェネレーターが搭載され、増えた被弾面積をカバーしている。
内部フレームの変更や姿勢の変化により後脚や尻尾は武装としても使用できるようになったが、機体の安定性を大きく損なうため武装として用いられることは無かった パルスレーザーライフルはガイロス帝国のものであるが、当時同盟関係にあったガイロス帝国から供与されたものと考えられている。

●バトルストーリー
第一次大陸間戦争時に共和国軍がマッドサンダーを基に開発したゾイド ”ビッグサンダー”
「ビッグサンダーZAC2103年仕様」はビッグサンダーを第二次大陸間戦争の際によみがえらせようとして開発されたゾイドである。
当初はかつてのそれとほぼ同じ仕様での復活が試みられたが過程で生じた様々な問題、当時の共和国軍の抱えていた諸事情などにより2103年にロールアウトしたものはかつての機体とは異なっていた。

マッドサンダーを再生させるプランが立ち上がった段階で続くプランとして計画されていたが、ネオゼネバスによるへリック共和国本土急襲がもたらした混乱がその開発の遅延、停滞を招き2103年暮れまでロールアウトがずれ込んだ。
混乱はその後の開発にも影響し投入された戦場での状況や現場の努力、当時の技術水準等等が様々に作用し、当初プランとは異なる仕様で機体は完成した。
2103年仕様というのは正式な名称ではなく、再現されたこの機体がかつてのそれとは異なっていたためついた俗称である

連射が可能な新型のレールガンをはじめとして夥しい数の武装に彩られたこの機体は、当時のゾイドの中でも抜きん出て強力な機体である。
ただ、ロールアウト当時の共和国軍の置かれた状況はこの機体にその性能以上の意味を持たせることになった。

旧大戦時においても共和国は首都陥落という憂き目を見ているが、その際にデスザウラーを破り反撃の象徴となったのがマッドサンダーであった。
今次大戦の首都陥落時には多くのマッドサンダーはセスリムニル市街戦で大破していた。だがビッグサンダーは姿は違えとマッドサンダーの系譜にあるゾイド。
国土を奪われた共和国軍にとって戦場に立つビッグサンダーは国土奪還のための象徴になりえる存在であった。
最終的に今次大戦においては凱龍輝、ゴジュラスギガがその役を果たすことになる。
だがその2機が登場するまでの間、限定的ではあったが奪われた地を取り戻す戦いの象徴として多くの共和国兵士の心を励まし続けたのである。

旧バトストに出てきたビッグサンダーのモドキです。
設定ごちゃごちゃさせてみましたが、要は2015年現在ビームキャノンセットだのゴジュラスだのが新たに調達できなかったので手持ちのジャンク品でどうにか再現したというのが上記のバトスト設定のウラです
バトスト全部熟読したうえでの設定ではないので誤りなどあると思いますが目をつむってやってください。

武装を過剰なまでに盛ったのは単に自分の好み。
カラーリングはマッドサンダーの基本カラーをベースに、武器類にはメタリック調のクリームブラウン、挿し色に重厚さを損なわない程度のダークイエローを配しました。
なるだけゴジュラスやデスザウラーのようなゴジラ体型を目指しましたが・・・どうでしょうか?

ATさんから4回目のご投稿で、「ビッグサンダーZAC103年仕様」を頂きました!
バトストに登場したビッグサンダーを現在入手できるゾイドのパーツで再現された作品です
ビッグサンダーはかなりキワモノな改造ゾイドでしたが、それを現代に蘇らせるとは・・!

使用しているパーツから相当な大きさになっていることがわかりますね
超大型の作品でありながら、足と尻尾を支えにして、重心を下に置いた
どっしりしたシルエットから安定感がでていると思います

カラーリングもマッドサンダーの雰囲気を残しながら
黄色のラインのアクセントと発光する目が印象的です

個人的には首回りが細すぎるのと、頭が下を向いていることが気になりました
バトスト画像のように首を上むきで固定できると良いのですが・・
関節に強度を持たせるのは大型作品ならではの悩みで
最近であればコトブキヤのフライングベースなど
強固な関節パーツがでているのでそれを使うのもありかもしれませんね

ATさんは素敵な作品のご投稿ありがとうございました!
またのご投稿をお待ちしておりますね

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