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ネオゼネバス帝国軍武器開発局所属特殊実験機「ナイトメア」(ジャージーデビル型)
ネオゼネバス帝国軍武器開発局では、常に高い技術力を駆使した兵器の開発に取り組んでいた。
この機体も、帝国軍が開発中の特殊装備を取り入れた特殊実験機 として開発された。

この機体の開発思想には、かつての帝国軍技術者、マイケル・ホバートの「敵ゾイドを倒すのに、その機体を完全に破壊する必要は無い。
敵のパイロットを倒すか、コクピットを破壊すれば勝利を得ることが出来る」という言葉が大きく取り入れられている。

まずこの機体の野生体について説明する。
「幻獣型」一般的にそれは、惑星Ziに存在する金属生命体の中で地球上には存在しない・または伝説上のものとして語られている生物を指す。
これらの生物の特徴として、コア出力が非常に高い・生息数が若干少ない・暗黒大陸に特に多いなどが挙げられる。
だが、中央大陸に生息する幻獣型野生体は少ないながらも(もちろん旧大戦時はオルディオス・バトルクーガー野生体等が存在していた)強力な野生体を欲する帝国軍は、かつて神族が支配していた中央山脈渓谷の奥地に調査隊を派遣した。
そして一体の非常に奇妙な野生体を捕獲した。

この野生体は、その奇怪な外見や凶暴性の他にも大きな特徴があった。
それは、その翼から特殊な電波を発信することが出来る点である。
この電波には、ダークスパイナーのジャミングウェーブとは決定的に異なる点がある。
驚くべき事に、この電波は敵兵士やパイロット、自分以外のゾイドコア内部等の生体への異常を及ぼすことが確認されたのである。
恐らくこの野生体は自己防衛手段として発達させたのだろうが、帝国軍としてはこの機能を生かす他はなかった。

帝国軍の技術力によりこの機能は更に強化され、完成した実験機には「ナイトメア」という名前が付けられた。
この特殊電波による人間の脳への影響は、まさに「悪夢」その物であった。
この特殊電波を浴び続けた人間は、相当なストレスにより廃人と化してしまうこともあった。
またジャミングウェーブとは電波の性質・影響を及ぼす箇所なども全く違うため、完全に防ぐ策は無かった。
だが、それ故運用には致命的な欠点も存在していた。
特殊な防護スーツや電波遮断機があるにせよ、パイロットの精神への負担が尋常ではないこと、また防護装備をしていない他の味方機や味方兵士との行動が取れないことなどである。
上記の問題等により開発は中止されたが、幻獣型特有の出力の高さなどにより単体戦闘力も高く、現在でも試作1号機は武器開発局に所属している。





ジャージーデビルという、訳の分からない生物(幻獣)をモチーフとして制作しました。
一応ベースはストームソーダーです。
顔や胴体のアーマーは本体に比べてやや不釣り合いな感じにして、異形のゾイドっぽくするよう心がけました。
特に顔は如何にも悪役ライクに作りましたw
本当は後ろ足のみで自立できるようにしたかったのですが、重心の関係で諦めました。
設定は、よくある「トンデモ兵器」をイメージして付けました。

なまぞうさんから2作目のご投稿をいただきました!
ストームソーダを基にして製作されているのに、ストームとは違った
ガッチリとした機体になっていますね

真っ赤なカラーリングにどこかアンバランスな感じが幻獣な感じで斬新です!
アンバランスながらも全体のバランスはちゃんと取れていますし

各パーツの使い方もうまいですね
フューラーやケーニッヒのパーツを使って製作されている
頭部の完成度の高さやデザインはもちろん
脚部パーツの使い方などもなまぞうさんのセンスを感じさせてくれる作品です

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