ゾイドワイルドEX-ZEROを購入しました!アニメに繋がる丁寧なストーリーとキャラクター設定が良い感じ
(2021/08/08Sun)


そんな訳で、「ゾイドワイルドEX-ZERO」を購入しました!

ホビージャパンで連載されていた「ゾイドワイルドZERO」の公式外伝、「ゾイドワイルドEX-ZREO」をまとめた本となっています。本の内容はフルカラー、登場するゾイドはカスタムゾイドのみとなっていて、「ゾイドワイルドZERO」の、特にランド博士が好きだった人や、カスタムゾイドが好きな人におすすめの本となっています。

ホビージャパンで連載されていた時期は、ゾイドの商品展開が活発な時期でホビージャパン本誌でストーリーを追えていなかった人も多いはず。私も追えていなかったので、今回の本の発売は助かりました。

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内容はカスタムゾイドが共和国と帝国に分かれて戦う、ゾイドの王道ストーリー。

主人公のシシオのゾイドはライガータイプになっています。最初は「ビーストライガー」ベースの改造機、最終機は「ライジングライガー」ベースの改造機になるのですが、最終機の姿と名前が旧ゾイドを知っている人が思わずニヤリとするものに。

ライバルのカッター機は、全て左目が露出したものになっていて、特に兵器ゾイドでは「ZOバイザー」を破壊して目が見えるのが良いですね。隻眼のように見えるのが悪っぽく、ZOバイザーのデザインを生かした良い改造だと思いました。
バイザー破壊やカラーリングが変わるのは、抑圧されたワイルドブラストと行った感じでしょうか。ラスボスとなる、「デスレックス」のカスタム機にもその特徴が受け継がれています。

もちろん女性陣も登場。
それぞれのキャラクターも個性があり、個人的にはカッターのキャラクターが立っていて、ストーリーも純粋に面白いと思いました。


内容としては、写真があるものの小説がメインでストーリーが展開されます。
ふりがなもないため、小学生の低学年にはちょっと厳しい内容。ラノベ感覚で読めるので小学生の高学年や中高生なら大丈夫だと思います。

アニメ「ゾイドワイルドZERO」ではストーリーや脚本の弱さが気になりましたが、本作品では丁寧にまとめられていて、大人が読んでも十分に耐えられる内容になっています。
ZOバイザーの破壊や、ライバルキャラメインストーリーなどアニメでやってほしかった内容がてんこ盛りなのも良いですね。


また、最新キットであるディアスライガーの簡単改造の説明もあり、改造ゾイド本としてもクオリティが高いです。


特に後半では、初公開となる改造ゾイドがいくつか紹介されていて、どれも自由な作風で見応えがありました。

ZOバイザーを外した「バズートル」がイケメンすぎて、私もZOバイザーを除去してくなってくるやつ。「バズートル」の発売当初にこの作例があれば、「バズートル」の売り上げがもっと増えていそうですね。


最後にはゾイドワイルドの全キットのまとめもあり、ゾイドワイルドの総まとめ本といった感じ。

本誌はフルカラーの大型本となっているため、価格は3000円付近とちょっと高め。
作例や写真の見応えがあるのはもちろんですが、これほどしっかりした文章があるのなら、フルカラーではなく白黒のラノベのようにして販売してくれてもよかったかもしれませんね。

「ゾイドワイルドZERO」もストーリーを補完したラノベを出しても良いですぜ・・
電撃文庫とかから頼む・・!


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