投稿作品「地獄の光輪を見た」
(2013/11/18Mon)


そんな訳で、中井由さんからMSSゾイドのヴィネットを投稿していただきました!
旧バトストのワンシーンのジオラマなのです

試験型ビームスマッシャーを装備したブラックコング相手に
余裕をかまして突撃したシールドライガーMk-2がまっ二つにされるシーンの再現です!

MSSゾイドの投稿作品はこれが初めてなのですが
今回はゾイド本体にフル塗装が行われていなかったので
相談してギャラリーへの掲載は見合わせることになりました(^^;

しかし作品のレベルが非常に高いので、今回は日記で紹介させてもらいます

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▼タイトル
「地獄の光輪を見た」

▼コメント
「何をしているんだ、あいつは。ゴリラの大道芸なら拍手のひとつも―――」
ミッチャム中尉のジョークは、そこまででおしまいであった。
(1990 小学館『新ゾイドバトルストーリー』)

▼ライガー本体
切断面のディテールアップが主です。
ジャンクパーツを切り貼りしたのですが、中でも
Waveの極細スプリングがいい仕事をしてくれました。
また、MSSだと胴体下部、三連衝撃砲から伸びるパイプが
造型されていなかったので、ディテールを追加してあります。

▼歩兵
製作時間の9割は彼らに費やしました…(笑)
ビルダーズパーツのMSフィギュア01を芯にエポパテでセミスクラッチ。
銃は爪楊枝からの削り出しで。できるだけバトストを再現したつもりです。

▼ジオラマ
画材屋で購入したフォトフレームに紙粘土を盛って地面を作ります。
その上に各種パウダーを撒いたらかんたん砂漠のできあがり。
タイトルプレートはラベルシールに印刷したものをプラ板に貼っています。

MSSのシールドライガーMk-Ⅱを使って、
バトルストーリーの名場面を再現したジオラマを製作しました。
バトストをお持ちの方は、是非見比べてみてくださいね!


ここからは私の感想です
バトストの魅力はゾイドの他に歩兵フィギュアにもあると思います
今回は歩兵フィギュアも丁寧に作成されているので、一枚目の
メインビジュアルをみるとバトストのワンシーンのように見えますね

歩兵の持っている銃は爪楊枝から削りだしたとのことで
MSSサイズの手持ち武器や、歩兵のセミスクラッチ、
そして塗装は相当な根気が必要になりそうです


見事な真っ二つです



バトストでも断面はディテールアップが行なわれていましたが
MSSは普通にまっ二つにしても、可動部分のパーツが
良いディテールになっていますね

追加されたパイプやマイナスモールドはバランス良く配置されていて
特にパイプはディテールの多いゾイドには良く似合っています
見事に割れているので、いろいろな角度からみると
シュールで可哀想な複雑な気分になります(^^;

シールドライガーMk-2は新バトストでもデススティンガーを暴走させたり
活躍しているグレートサーベルと比べても、あまりに活躍しているイメージが
無いある意味悲劇の機体ですが、最初のMSSの改造作品で
よりによってこのシーンが掘り起こされるとは思っていませんでした

中井由さんは強烈なインパクトの作品のご投稿ありがとうございました
またのご投稿をお待ちしております!


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