ZAブレードライガー ZAゾイド
製作時間:-
コトブキヤから発売された
ZAブレードライガーのレビューです。
ZAシリーズもこれで4体目となりすべて4足ゾイドだったためか、発売を重ねるごとに製品がブラッシュアップされ今回のZAブレードライガーに関してはかなり完成度の高いゾイドになっています!
過去のZAシリーズでは傷がつきそうなタテガミの干渉や、ユルユルの関節が気になっていましたが、私が購入したブレードライガーは関節がしっかりしていて、パーツ同士の干渉も最低限になり、必要な可動範囲はカバーできているのが良い感じです。
見た目もZAという小さめのシリーズながらも、ブレードライガーのメカニカルな雰囲気を再現していて、ムラサメ系とは異なる情報量の多いゾイドになっています。
加えて今回はかなりアニメ基準のデザインが再現されていて、特に顔周りは上タテガミの本数が従来の4本からアニメと同様の5本に増量されているのが驚きでした。
アニメのCGをそのまま再現しているのではなく、最新の可動フィギュアとしてバランス良くまとめられていて、個人的にはブレードライガーの可動モデルの決定版と言える最高のブレードライガーになっています!
あとはこれにバンやフィーネ+ジークか、アーサーをつけてくれると嬉しかったのですが、版権関係でいろいろあるのか割愛されているのがちょっと残念かも。
ブレードライガーが発売される翌月にはライバルのジェノブレイカーが発売されますし、従来のゾイドと異なるサイズのZAですが、高クオリティで主要なゾイドを揃えることで独自の世界観を堪能できそうです。
個人的に後は小型ゾイドが欲しいので、レブラプターとガンスナイパー、バイオラプターをバラ売りか、採算が合わない場合はセットで欲しいですね(^^;
▼良いところ
組み立て済み
ブレードライガーのメカニカルなデザインを再現
アニメ基準のデザインで色はもちろん、タテガミの本数もアニメと同じ5本になっている
ブレードライガーの可動モデルでは決定版と言えます
▼悪いところ
あえて挙げるとブレードを前に向けると足や頭に接触する
ZAブレードライガー
まずは箱から。いつものようにキラキラの箱になっています
今回は実店舗で購入するため、売り場で探しましたが特徴的な箱はすぐに目につきました
iPhoneなどと大きさを比べるとこんな感じ
箱から開けた後は、尻尾の取り付けが必要になります
あとは好みでアッタクブースターの取り付けを行い完成となります
今回は主にアタックブースターを装備した状態で撮影しています。
各アングルから
アニメのCGを再現しつつ、スタイルよくまとめられています
顔
頭部は左右のタテガミと口、キャノピーが可動します
左右のタテガミはあまり大きく展開することはできないです
コックピットはちゃんと2人乗りのアニメ仕様になっていました
口は大きく開くことができますが、下のタテガミを展開させると
口に接触するため、口の可動範囲に制限が掛かってしまいます
首は上下左右に可動し、左右にもタテガミが胴体にぶつかるまで動かすことができます
それ以上無理に動かすと関節が外れるように設計されているようです
足
足はブレードライガーの細かいディテールが再現されています
接続部分はボールジョイントと引き出し式の二重関節が採用されていて、
こちらも無理に動かすとパーツが外れる仕様の模様
胴体のパイプパーツは柔軟パーツが使用されています
気になる点としては、肩のゲート後がけっこう目立ちます
商品ジャンルとしては、完成品のフィギュアになるのでバリには気をつけてもらいたいところ
引き出し式関節で足を交差させることができるので
足を踏ん張ったり、飛躍するポーズを簡単に再現することができます
足の冷却装置「コンプリッションリフリジェレイター」が可動します
引き出し式関節になっていますが、最初に動かす時はギリギリと音がします(^^;
タカラトミー版のように90度の角度で展開することはできませんでした
武装
▼アタックブースター
アタックブースターは細めのアレンジが行われています
アタックブースターはパーツを展開させて、タカラトミー版と同様のギミックを再現できます
「高機動ロケットブースター」は先端のグレーのカバーも可動するようになっています
前方に展開させて「AZハイデンシティビームキャノン」を伸縮することもできます
アタックブースターを展開するとボリュームが増して格好良いです
他のZAと同様にスタンドにも対応しているので、飛びかかるようなポーズでディスプレイしても良さそう
「レーザーブレード」と「パルスレーザーガン」はこんな感じ
背中の「ロケットブースター」と胸の「ZA2連装ショックカノン」も再現されています
ブースターは根元のみ可動するようになっています。
タカラトミー版よりもシンプルな構造になっていますが、サイズを考えると仕方がないのでしょうか
尻尾には「3Dデュアルセンサー」が取り付けられていて、ちゃんと色分けされています
アタックブースターを外して、代わりにキャップを取り付けることで
通常のブレードライガーにすることも可能です
個人的にはこちらのほうがシンプルで好みです!
ブレードを前に展開してアニメのシーンを再現することができます
ただブレードをあまり前に展開すると足にぶつかってしまいますが(^^;
過去のムラサメシリーズを元に改良を重ねた、4足ZAの集大成と言えるフィギュアになっています
そんな訳で、ZAブレードライガーのレビューでした。
クオリティは申し分ないほど高いものになっていて、
ブレードライガーが好きな人には間違いなくお勧めできます!
そもそもZAが初めて発表された時からブレードライガーのシルエットが公開されてたので、ブレードライガーはかなり前からラインナップとして予定されていたのでしょうね。
バリエーションがあるムラサメ系が先に展開されましたが、放送範囲、期間的にも人気のありそうなブレードライガーが後に回されたのは徐々にブラッシュアップしていくためだったのでしょうか。
HMMのブレードライガーは初期HMMのシールドライガーをベースにしているため、非常に組み立てにくく、そして自壊しやすい問題キットでしたが、今回のZAではその心配もなく、後発だからか完成度も高いので思う存分動かせます!
これから発売されるジェノブレイカーを組み合わせてより楽しむことができそうです
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