マスターピース・シールドライガー マスターピース
製作時間:4時間
タカラトミーから発売された「マスターピース・シールドライガー」のレビューです!
数年ぶりに本家のタカラトミーから発売される完全新規ゾイドです!
時間をかけた分良いゾイドになっていて、やはり動くゾイドは良いですね
ギミックの調整に時間が掛かり、発売が何度も延期されていましたが、そのギミックは本当によくできています
新規ギアボックスにより、リアルな歩行はもちろん「鼓動」や「咆哮」の3アクションで動作します
特にお気に入りなのが、起動して時間が経つとアクションがランダム再生される部分です
従来もデススティンガーなどはランダムで動きが変わっていましたが、
MPでは異なる複雑な動きをランダムで繰り出すことができます
通常「咆哮」は1回しか行われませんが、ランダムで「咆哮」が連続して決まるとものすごく格好良いです!
動きに合わせて胴体部分の装甲や内部メカが連動して動くため、
メカニカルでかつ、筋肉動いているように見えるのもまた素敵です
ランダム再生と複雑な動きによって割と飽きずに見続けることができます
そしてデザインは食傷気味のシールドライガーですが、リメイクされてより攻撃的なデザインになっています
大きさはタカラトミー版やHMMよりも若干大きくなって、従来のタカラトミーゾイドや他社ゾイドと
並べても迫力と存在感のあるキットになっていると思います
難点は値段が高額なのと、組み立てが予想以上に大変な部分でした
タカラトミー版で組み立て難易度が高い「バーサークフューラー」や「ゴジュラスギガ」を圧倒する難易度になっていてHMMゾイドのような感覚でした
対象年齢が15歳以上となっていますが、舐めてかかると大変な思いをしそうです(^^;
■個人的に良いところ
リアルな動きとアクションのランダム再生
比較的頑丈な作り
■個人的に悪いところ
タテガミが足や背中と干渉するため、タテガミを展開しないと「咆哮」できない
頭のパーツがすぐに分解する
追記
通販限定メッキパーツを使用した写真もアップしました
マスターピース・シールドライガー
箱はこんな感じ
他のMPシリーズ寄りの今風のデザインになっています
つや消しの箱にメッキ風の「ZOIDS」の文字、そしてライガー本体はフィルムを使ったPP加工が行わています
質感がとてもよくて、手に取ると高級感が伝わってきて良いですね
箱の裏や説明書はこんな感じ
説明書は素体部分が完成すると小休憩的な開発秘話が載っています
作成している人の気を和らげつつ、商品の魅力を伝える良い工夫だと重ます
前後左右から
シールドライガーらしいシルエットを維持したまま
よりライオンらしいシルエットにリデザインされています
このマッシブな感じがいかにもゾイドらしくて良いですね
横からみると尻尾が異常に長いことがわかります
前後から見るとこんな感じで、箱っぽさがでるのはゾイドの宿命なのかもしれません
ただMPシールドライガーは斜め方向にEシールド発生装置を展開できるので
シールド発生装置を展開すると箱っぽさが若干和らぐかもしれませんね
顔
顔はシールドライガーらしさを残しつつ、タテガミがふさふさな感じに仕上がっています
特に背中まで続くラインが美しいですね
シールド発生装置は前後、左右、斜めに展開できます
左右はラインごとに独立して動くので、展開がちょっと面倒くさいです
コックピットは複座になっています
内部にはコンソールっぽいモールドはありませんでした
コックピット内には目が追加されていますが
クリアパーツのディテールと被るため、真横からみるとほとんど見えません
斜め上から良くみると存在を確認することができます
足・胴体・武装
足は組み立てが特に大変な部分でした
シリンダー状のパーツを組み立てていくので、完成形がイマイチ想像できず
組み立てを進めていっても今何を作っているのか分からずモチベーションが一番下がる部分だと思います
前足は上の画像のように動きます
シリンダーの塊になっていて、本体のマッシブさと比べると若干貧弱なシルエットになっています
後ろ足はこんな感じで動きます
後ろ足もパーツが多いのですが、特に連動して動くわけではなく
動いている様子をよく見るとゼンマイゾイドと同じように単純な動きをしているだけでした
実物のライオンもそんな感じの動きですが、動きが無いのならパーツをもうちょっと簡略化して欲しいかも
爪は側面の爪が手動で開くようになっています
前足は歩行中に複雑に動くようになっていて
足を完全にあげるのはもちろん、ライオンらしい手首の動きも再現されるようになっています
▼冷却用ラジエーター
冷却用ラジエーターはHMMのように可動します
▼展開式ミサイルポッド
ミサイルポッドの展開ギミックはそのままですが、
ミサイルの取り付け向きがより安定しそうな形に変更されています
▼AMD2連装20mmビーム砲
背中のビーム砲はいつものように可動します
ボールジョイントが使われているので、様々な角度に向けることができました
▼胴体部分
胴体は特にデザインの変更が行われていて
背びれのようなデザインの追加や、重なる内部メカが重厚な印象を与えてくれます
スイッチはお尻の部分にあり、スライドさせると起動します
操作しやすく、目立たないデザインになっていて良い感じです
▼対ゾイド30mm2連装ビーム砲
尻尾は関節のような切れ目がありますが、可動しませんでした
切れ目には柔軟パーツが入っていて、フニャフニャして不思議な感じ
ビーム砲はだいぶ小型化された印象がありますね
従来からのシールドライガーの手動ギミックはほとんど再現されています
スタンド・素体
ディスプレイ用のスタンドは光沢のある表面になっています
デザインもセイスモサウルスの時よりも複雑になっていて、
台座に散りばめられた旧デザインのキャップといい、ゾイドらしいデザインです
スタンドの裏にはシールドライガーのキャップを取り付けるのに使用するドライバーが格納できます
▼素体
外装パーツを取り外して素体状態にすることができます
こちらは新デザインのゾイドのようで、これをベースに新規ゾイドを作って欲しいですね
パイロットは金メッキが2人ついてきます
シールはこんな感じ
最後に動画です
こちらはランダムアクション状態で起動していて、「鼓動」「咆哮」「咆哮」
「歩行」「歩行」「歩行」「咆哮」の動きを行っています
8年前に発売された世界初の動画撮影機能を搭載した一眼レフカメラで撮影しているので画質が荒いですが・・
綺麗な画像は某氏が撮影されたこちらの動画をご参照くださいー生々しさすら感じる全身運動!
— 黒燈 (@kokutozoids) 2016年3月26日
すごいぞマスターピースゾイド!
シールドライガー! pic.twitter.com/gfKitmsts2

そんな訳で、Mpシールドライガーのレビューでした
一時は発売がどうなるのか危ぶまれていましたが、無事に発売されて
高額ではあるものの、今の時代に適合したタカラトミーからのゾイドの決定版を受け取った気がします
個人的にはまたライガー系の発売なので、若干食傷気味になっています
できればジェノザウラーなど無印アニメに登場した人気機体まで発売してもらえれば嬉しいです
メッキパーツ
アマゾンやヨドバシカメラの通販で購入することができた
限定のメッキパーツを付けた状態でも撮影を行いました!
牙部分がメッキパーツに置き換わっています
HMMのメッキパーツと比べると、メッキの面積が控えめですが
ノーマルの粒子の荒い牙とは異なる、光沢のある牙がワンポイントのアクセントになっていて良いですね
パーツの取り付けもそれほど大変ではなく、簡単にパーツを交換することができました
私はこちらの状態でディスプレイすることにしました
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