デスレックス レビュー | zoikino!

  お気に入り度:★★★★★
  製作時間:40分ほど
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タカラトミーから発売された「デスレックス」のレビューです!
グラキオサウルスに続くXLサイズゾイドとして「デスレックス」が発売されました!ファン待望のティラノサウルス種ゾイドであり、既にアニメや雑誌で活躍している注目ゾイドになっています。

サイズこそはXLサイズと巨大ですが、復元は思っていたよりも簡単でした。基本的に組み済みの電池ボックスにパーツを取り付けていく形で作業を進めていき、パーツも大型なのでサクサクとストレスフリーで作業が進みました。ゾイドワイルドシリーズでも特に簡単だった印象があります。これは二足だったり、尻尾の節が2箇所しかなかったりとパーツ数を抑えているのが効果的だったのかもしれません。

完成後のボリュームは凄まじく、尻尾の長さがワイルドライガーやギルラプターの全長と同じくらいです。巨大な頭部もインパクトが強烈で、特に口は連動や手動で開けることができて、開けた時の迫力が凄まじいです。

全体的なデザインも従来のティラノサルスゾイドで気になっていた箇所が改善されていて、正面から見える目や、横幅を抑えた足は生物的で素晴らしいです。惜しむなら、首が目立たないので胴体と頭が一体化しているように見えるのが気になるところ。角度や画角によっては一頭身キャラに見えてしまう・・。改造をするのなら首は必ず設けてあげたいゾイドです。

しかし、上記のデザインのハンデはワイルドブラストのため。ワイルドブラスト時には、気になるデザインを払拭する迫力になります。口が大きく裂けて、首まで口が広がるのが猟奇的で悪のラスボスの風格が出ます。口周辺の他にも、背中の放熱ウイングが開閉するのが良いですね。 どこかジェノザウラーなどの尻尾の放熱フィンっぽく、そして背中にあるのがデスザウラーのオーロラインテークファン(荷電粒子強制吸入ファン)のようです。

デザイン的な部分で気になる所はありますが、全体的にクオリティが高く、満足感の高いゾイドになっています。

■個人的に良いところ
ランナーレスの組み立てキット
箱や説明書の素晴らしいデザイン
組み立てが非常に簡単
手動でも口が大きく開く
ゾイドワイルド初の電飾搭載ゾイド

■個人的に悪いところ
首が目立たないので角度によっては一頭身キャラに見える

■撮影カメラ:NikonD7200
■撮影レンズ:NikonAF-S Micro 60mm f/2.8G ED or NikonAF-S VR Micro Nikkor 105mm f/2.8 G IF-ED
■スピードライト:SB-700(天井バウンス)
■基本カメラ設定:f:8-16、SS:1/60~20、ISO:500、WB:オート


XLサイズのため、ゾイドワイルドシリーズとしては箱がかなり大きめ。
それでも自転車や電車で持ち帰れないことはない、常識的なサイズになっています。ちなみに、私は秋葉原で購入して電車で持ち帰りました。



箱を様々な角度から
赤と紫を基調にしたパッケージは禍々しくも美しいです。
スペックは全てが満点に近い驚異的なものになっていました。

▼復元


モーターユニットが巨大で、ユニットのみでワイルドライガーに匹敵するボリュームがあります!
発掘パックAのボリュームが凄いことになっていますが、大型のパーツが多いので、組み立てはそれほど大変ではありませんでした。


「復元の書」はこんな感じ。
デスレックスの発掘地域は「大火山デスロッキー」とのこと。


ワイルドライガーやiPhoneXと並べるとこのくらいのサイズ感。


復元は40分ほどで完了!
やはりバランスが気になるかも。上からみると格好良いのですが、水平や下から見るとちょっとアンバランスに見えます。


後ろからみるとこんな感じ。



左右から見るととても長く、正面からみると頭が非常に大きいことがわかります。


頭部はティラノサウルスらしいデザインになっていて、鼻先や唇のラインはティラノサウルスそのもの。牙も鋭くて良い感じ。
ちなみに、私の購入した個体は右目に傷があって、塗装が剥げていました。


通常状態の口の開閉はおとなしめ。
手動でワイルドブラストと同等レベルまで開けることが可能です。


腕はティラノサウルスらしく小さいのですが、シリンダーやパイプのディテールがメカニカルで格好良いです!



足は横幅を抑えたデザインになっています。
デスザウラーやジェノザウラー、バーサーサークフューラーは足が太く、正面からみるとかなりの幅がありましたが、実際の生物ではそのような幅は無いので、デスレックスの方がより生物らしいシルエットになっています。

この足はキャップを除くと4パーツで構成されているスマートな設計が行われていました。組み立てやすくて助かります!


尻尾は先端に「カイザーテイル」を装備。
刀状になっていて、相手を切ることができるとか。


尻尾は2ブロックで構成されていて、組み立ては非常に簡単でした。


背中はアーマーが密集していて、完全形態にする時に1番時間を使う箇所です。
その分、マッシブな感じがでていて格好良いです。


「放熱ウイング」やライダー周りはこんな感じ。


裏側はディテールが少なく、シンプルなデザインです。


左右には「デスジョーズ」を装備。
ワイルドブラスト時に展開する第2の顎になります。
上先頭の突起が無いのは安全上の配慮でしょうか。


本体との接続は肩で行なっていて、基部はどこかジェノブレイカーのエクスブレイカー基部のよう。


デスレックスが最も魅力的になるのはワイルドブラストした時です!
通常状態では微妙だった首周辺のデザインが、首まで口が裂けることで狂気のデザインへ変貌します。


「デスジョーズ」は自動で開閉します。
「デスジョーズ」は手動でも開閉をある程度制御できるので、ワイルドブラスト状態でブーンドドドするのはとても楽しそう。


首まで口が裂けていて、根元にはメカニカルなパーツが見えるのが良いですね。
「ウブラドリル」を横から見るとこんな感じ。


「ワイルドライガー」を丸呑みできそう。


背中には「放熱ウイング」を搭載。こちらも手動で開閉が可能です。
設定状は赤く光ることがあるそうですが、キットでは特に電飾などは仕組まれていませんでした。


「デスレックス」は骨格形態も魅力的です!



黒と紫、銀を中心にしたカラーリングになるため、どこかジェノザウラーっぽい雰囲気がでます。


同じXLサイズの「グラキオサウルス」と並べるとこんな感じ。
大きさでは「グラキオサウルス」の方が大きいです。


「トリケラドゴス」と並べるとちょうど良いサイズ感。


デスメタル四天王機と比較すると、「ステゴゼーゲ」は同じくらいのサイズ感ですが、他のMサイズゾイドとは2〜3倍巨大なサイズになっています。


ライダーやシールはこんな感じで、いつものように予備キャップは2つ付属します。


同じ系列のデザインである恐竜種と並べるとこんな感じ。
「デスレックス」の方が暗い赤になっていて、ただならぬオーラを出しています。ぜひ並べてディスプレイしたいですね。


組み立てと歩行の動画を作成しました。

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