zoikino!



ゴリラ型

元々は中央大陸に残された旧ゼネバス製の機体を回収して、作業用に転用した民間所有の機体。
大戦前に送り込まれたまま消息を絶った西方大陸開拓団に所属していたが、
元の所有者共々行方不明になっていた為問題も有耶無耶となり、 現在の所有者であるフィジーの元で落ち着いている。
尚、彼がどのような経路でこの機体を入手したのかは不明である。

一部に大型ゾイド用のパーツを使用することで、
関節の耐久力を上げたり航続距離を伸ばす等若干性能を底上げしているが、 基本的に旧ゼネバス仕様と性能に大きな差異はない。
装備の変更点としては、ダクトの裏側に自作の防塵フィルターを備え、 背部の「誘導対空ミサイル」を帝国製レーザーガンに換装。
右肩の「AZ20ミリ連装ビーム砲」は腕部に移動、 代わってその箇所には赤外線レーザーサーチャーを装備している。

当然改装に使用されたパーツは全てジャンク品で質はあまり良くない上、
設計段階で仕様が想定されていなかったパーツを使った為操縦に強いクセが現れるが、
慣れれば稼動戦闘共に問題なく行えると言う。
個体名は「ネッド」で、由来はフィジーが昔読んだ地球の冒険小説の登場人物とのこと。

○搭乗者
フィジー
出身地、姓不明。
男。
15歳(ZAC2100年5月当時)。
目つきは悪いが言葉遣いは丁寧で、どちらかと言えば穏やかな性格。
愛機ハンマーロックの操縦にかけては二流以上の技術がある。
ただ、ゾイド乗りとしての才能はなく、地道に操縦訓練を重ねたハンマーロックと一部の例外を除いて、 扱えるゾイドは多くない。
育った環境から必要がないと判断した物事に対しては粘りと押しの弱い性格だが、 一度決めたコトは頑固に推し進める。
生来の性質なのか他人を優先してしまうお人好しな面もあり、生活はあまり恵まれていないらしい。

西方大陸戦争時の第二次面会戦前に共和国側に雇い入れられた傭兵団のうちの一人だったが、
その第二次面会戦以降は大きな戦いには加わらず、
西方大陸戦争が事実上終結した後は職を求めてエウロペ大陸各地を走り回っている。
「まだ仕事を選べるようないい身分じゃない」 と彼の仕事内容に不安を持った知り合いにコメントしたらしいが、
実際は数々の暗殺任務や非武装地帯への侵攻に関する仕事を断って、 ゾイド乗りとはあまり関係のない仕事をしているとか。

因みに好きなゾイドはシールドライガー。
mk2等の発展機はそうでもないとか。









手を付け始めたのは2005年2月。
以降モチベーション低下やら天候不順やらでダラダラと時間を浪費し、 結局1年以上の時間をかけてようやく完成。
しかし無計画に作っていた為、反省点の塊のようなモノになってしまいました。
ベースとなったのは復刻当時の初回版(カード付き)。
ふと上記のフィジー君の構想がわいて、遠くの町まで探しに行った先で発見した思い出の品です。
何かが間違っているような気がしますが気にしません。

加工は大体以下の通りです。
肩を幅増し、アーマーパーツとフレームパーツに色分けの為に分割して、 ついでにポリキャップを仕込んで着脱可能に。
肘にポリキャップを挟んでそれを隠すパーツはプラバンで自作。
腕と指にもポリキャップを仕込んでいるので、多少可動します。
ただし腕パーツそのものはボールジョイントで接続しているので大きく動かすことは出来ません。
多少の表情付けは可能ですが、いくらなんでもドラミングアクションは不可。

足もボールジョイントで接続。
膝は省略して、 無印ガンダムSEEDコレクションシリーズよりポリキャップを流用し、 ボールジョイント接続+引き出し式関節。
爪先は引き出せます。

胴体は中央で分割し、ボールジョイントとポリキャップで可動化。
背中のウエポンラックは着脱可能にしてあります。

頭部も可動化の為にヘルメットパーツとコクピットを胴体と独立したパーツに取り付け。
なにも考えずに加工してしまったので、横から見るとかなり不自然な仕上がりに…
一応表情付けは出来るので、今の自分の発想力と技術からすれば納得。
クリアパーツはモルガキャノリーから拝借した物です。
額には電飾を仕込むつもりで開口したのですが、スペースの問題で断念。

武装は好みの装備に付け替え、塗装して開口しました。

塗装に使用した塗料は全て艶消しだったのですが、厚く塗りすぎてご覧の通りツヤツヤに。
下地処理も失敗してしまったのでとんでもないことに。
ウォッシングも失敗。
やり直す気力が起きなかったのでそのままにしてあります。

我ながら散々な出来ですが、中々愛着の湧いた一品になりました。

元傭兵さんからはじめてのご投稿、ネッドをいただきました!
ハンマーロックを可動化させて、さらに細部まで丁寧に作りこまれた作品になっています

可動箇所が多く、そして丁寧に仕上げているのが好印象
特に胴体の可動化は小型ゾイドではあまり見ない改造なので、斬新な感じがしました
ちゃんと内部まで作られていて、塗り分けまでされているので、丁寧に作られてるのが良くわかりますね

また脚部を中心にニコイチ、合わせ目消しを行っていて、ノーマルハンマーロックよりも模型的なアプローチが高くなっています
ハンマーロック本来のディテールや、ミリタリー風の塗装がその模型らしさを更に引き立てているのかもしれませんね
その塗装も塗り分けを綺麗に行っていて、適度な汚し塗装やツヤがさらに雰囲気を引き立てています
全体のカラーリングに合わせてクリアパーツの色を変えているのも良い感じ
全体に統一感とメリハリが出ていると思います

余計な武装をつけずにハンマーロック本来の魅力を最大に引き出した作品になっていますね
ご投稿ありがとうございましたー
またのご投稿を待ちしております!

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