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機体説明 制作者のコメント コメント

機体解説
『ZOIDS SAGA』主人公 アトレーの愛機であり、アーカディア王国の守護神でもあった機体である。
最大の特徴は三つに分かれたたてがみであり、それぞれビームガン・タービン・マルチレーダーを装備しており、
戦局により使い分けることができ、名前の由来にもなっている。

武装
ビームガン/タービン/マルチレーダー
反荷電粒子シールド
アーマークロー
展開式パルスレーザーライフル

none

〜彼は行く あの日逃げるしかなかったこの道を
   蘇りし王国の守護神と共に 失ったすべてを取り戻すために〜    

「さんど模型」様からWFで購入したガレージキット「トリニティライガー」の改造パーツを使用しています。

今回このキットに対し、いかにキットの良さを崩さずに自分の作品にするかを考えたときに行きついた答えが「電飾」でした。

今まで自身が行ってきた電飾では、プラキットには当然ある「空間」を利用し配線を行ってきましたが、今回はレジンキット主体のため「空間」がありません。
そのため、いかに配線を通しLEDを配置するかを改めて考える必要がありました。

今回特に難産だったのがブースターへの電飾でした…。
この部分については、当初光量が欲しかったため3mm砲丸型LEDの使用を検討していましたが、ブースター側の厚みが足りず、断念しました。
そのため光量は落ちますがより小型のチップLEDを埋め込み仕上げています。

また、配線についてはウイング裏側へリューターで溝を掘って、その中を通し加工したプラ板で最後に目隠しを行う形で仕上げました。
(尚、試行錯誤してる間に何度も断線したのは今ではいい思い出です(笑))

逆に砲丸型を採用できたのが肩のパルスレーザーライフルで、市販のプラパイプに砲身を置き換え、その中へLEDを設置しています。

最後に頭部ですが、緑のキャノピーはキットでは白い不透明パーツのため、クリアレジンに置換してクリアグリーンで塗装しています。
さらに目の部分もクリア化するか悩みましたが、今回は白レジンの『光の透過』する性質を生かす方向で仕上げることに決めました。
少し詳しく書くと、全体が綺麗に発色するように目の裏側の部分を薄く削っていき光量を見ながら仕上げました。
更にキャノピー側と光が混ざらないようプラ板で遮光用のパーツも追加で作成しています。

ジオラマについて
今回はアトレーが王国の守護獣を蘇らせ、王国への奪還に向かったシーンをイメージして作成しました。
大変険しいであろう道を「峡谷」のような形で表現していて、グレートキャニオンの画像を参考に大きな壁と共に製作しています。
ただこの壁を作る際、段違いに積み上げる予定でしたが単調すぎたため、ひねりを入れて完成形になりました。

材料は基盤内臓用のプラケースとカラーボードのみ。岩、壁、地面全てカラーボードで製作しています。
カラーボード最強!

製作期間は約10ヶ月くらい。休止期間もあるので丸々ではないですが。

最後にトリニティライガーは子供の頃から思い入れがあり、何故立体化してくれないのか!と
常々思っていた機体でありました。
それを立体化し、あまつさえ製作する機会をくれたさんど模型のスナガワさん本当にありがとうございました!

JILさんから2作品目のご投稿で「トリニティライガー 〜帰還〜」の投稿をいただきました!
WFでスナガワさんが販売されたガレージキット「トリニティライガー」を改造された作品で、追加された電飾はもちろん、ジオラマが作品の世界観を広げていて格好良いです!

ガレージキット「トリニティライガー」は3Dプリンターで出力されたキットで、かつスナガワさんの技量が高いため、ワンダーフェスティバルなどで展示されていたキットのクオリティが非常に高く、購入しても組み立てるハードルが高そうなキットだと思っていました(^^;
本作品では、そんなトリニティーライガー本体を丁寧に仕上げられたのはもちろん、一部パーツを透明レジンに置換したり、電飾を追加したりと、素材の良さを生かしながら自身の作品として落とし込んでいるのが素晴らしいです。

特に印象的なのが正面から見たときの電飾で、正面から見たときの明るい光はインパクトがあって格好良いです。加えてクリアパーツに置換されたキャノピー部分も緑色に発光するようで、展示会で拝見したときにはクリアパーツ全体に満遍なく光が拡散しているのがとても綺麗でした。特徴的な頭部のパーツが発光することで、トリニティライガーの独特のデザインが引き立つ気がします。
電飾はブースター後方にも取り付けれれていて、薄いパーツにどのようにLEDを配置し、配線しているのが気になっていました。コメントでチップLEDと溝を掘って配線していると知って勉強になりました。

ジオラマに関しても活躍シーンを意識したものになっていて、地層の重なりが見えるのが渋い。鮮やかな作品が正面にたつとコントラストが際立ちますし、高さのあるジオラマによって光が遮られるので、追加された電飾が映えるのが良いですね。

JILさんは素敵な作品のご投稿ありがとうございました!
またのご投稿をお待ちしております!

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