zoikino!



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ジェノザウラー本体の荷電粒子砲はコストダウンのためオミットされており本末転倒のようにも見えるが、複数目標への同時砲撃、あるいは個別に発射することで欠点であった再発射までの時間が短縮可能というメリットがある。

外部荷電粒子砲は西方大陸戦争以降激化した開発競争の中で、ジェノザウラー以前の大型ゾイドの砲戦能力の底上げのために開発されたものである。
ジェノザウラーの尾に相当する部分は粒子吸入口であり、他にも円筒形状の強制冷却装置、前部には過剰電力の放出セイルおよび放熱フィンと荷電粒子砲の運用に必要なコンポーネントを単体で備えているため、一定以上の出力を持つゾイドならば特別な改造なしに搭載が可能となっている。

しかしながら、完成時にはガンブラスターやゴジュラスギガ、凱竜輝といった新型ゾイドの登場により荷電粒子砲の優位性は絶対ではなくなっており、正式採用されることはなかった。











外部荷電粒子砲はCADで設計したものをForm2で出力してそのまま使用しています。
元ネタは電撃ホビーマガジン2002年3月号に掲載されたカスタマイズパーツの没案ですが、好みで元デザインよりも細めに作っています。
各部の展開ギミックを全て再現したところ30パーツを超える大物になってしまいました。
特に前部は展開前のフィンをしまえるだけの内部スペースがなく、見栄えする大きさに展開できるよう調整するのが大変でした。

hirokiさんから14体目のご投稿で「ジェノザウラーDCS」をいただきました!
過去に投稿いただいた「 EZ-026B ジェノザウラー(簡易生産型)」へ、3Dプリンターで出力された外部荷電粒子砲を2門装備した作品です!
タカラトミーから発売されることがなかった外部荷電粒子砲は、多くのゾイダーにとって憧れのカスタマイズパーツですが、それを2門も装備した羨ましすぎる作品になっています!

外部荷電粒子自体はCADで設計されたものを自宅の3Dプリンター「Form2」で出力されたもので、私もhirokiさんからForm2出力品を1門輸入していますが、精度の高い大変素晴らしいものでした!
3Dプリンター出力品らしい鋭いエッジはもちろん、パーツ分割も塗装がしやすいように工夫されていて、普通に製品レベルのクオリティで驚愕しました。 写真を拝見してもクオリティの高さがバシバシ伝わってきて、細かな塗り分けと滑らかな表面、メカニカルなディテールのコントラストは引き込まれるような美しさを感じます。
外部荷電粒子砲はWFでも販売されて、人気のカスタマイズパーツである事の他、写真からも伝わってくるクオリティの高さからあっという間に完売されていたのも印象的でした。

外部荷電粒子砲を装備している EZ-026B ジェノザウラー(簡易生産型)」は、hirokiさんが数年前に作成した作品で内蔵の荷電粒子砲を取り外して格闘性能を上げたジェノザウラーです。
今回はあえて外部荷電粒子砲を搭載することで、ゾイド本体のスペックを上げながらも荷電粒子砲が撃てるように強化されているのが良い感じ。個人的には過去に作成した作品と新しく作成した作品が結びついて、相乗効果を発揮しているのが素晴らしいです。

hirokiさんは素敵な作品のご投稿ありがとうございます!
またのご投稿をお待ちしております!

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