HMMレブラプター夜警仕様 レビュー | zoikino!

  お気に入り度:★★★★★
  製作時間:3時間ほど
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コトブキヤショップ限定で発売された「HMMレブラプター夜警仕様」のレビューです!
コロコロ限定ゾイドとして販売されたゾイドがまさかのHMM化!

特徴的な「ジェノザウラー」風のカラーリングはもちろん、パイルバンカーの金メッキを再現するため、「成形色版」と「メッキ版」の2つのパイルバンカーが付属する豪華仕様になっています。
金色のパイルバンカーが2つあっても困rありがとうコトブキヤ・・最高だぞ!

基本はカラーバリエーションキットとなりますが、金色パイルバンカーによるネタ要素が強め。特に説明書の解説はコトブキヤ会心の完成度で、一読の価値があります。

ネタ要素はあるものの、キットとしては純粋に格好良いカラーリングになっています。
「ジェノザウラー」風のカラーリングと金色パイルバンカーの組み合わせは、見るからに悪そうなメリハリがあって格好良いです。
当時の小学生にはこの悪っぽいカラーリングと、格好良い名前が受けてみんな応募していた気がします。

HMM化に伴いパーツ分割が増えることで、「レブラプター」本体はタカラトミー版より落ち着いたカラーリングになっていて、「レブラプター」のカラーリングで1番格好良いかもしれません。 ボーナスパーツとして、無色クリアのパーツが付属するので、クリアレッドで塗装して、もっと「ジェノザウラー」や「ギルベイダー」感を出しても良いかもしれませんね。

金色のパイルバンカーによって地味になりすぎない存在感もあり、当時の小学生の憧れだった「レブラプター夜警仕様」の格好良さを令和で体験できるゾイドになっています。

■個人的に良いところ
刷新された構造による組み立て易さ。
ポロリが全くなく、広い可動範囲と、安定した保持力。
ハイエンドモデルならではの細かな色分けと、複雑なモールド。
パイルバンカーは少ないパーツ数でストレス無く組み立てることができてクオリティも高い。

■個人的に悪いところ
特になし

■撮影機材:「Nikon Z5」+「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」or「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」+「SB-700」


箱はこんな感じ。
夜警仕様なのに金色のパイルバンカーを装備した謎のカラーリングですが、マーシーラビット先生のイラストによって格好良い雰囲気に。
ネタとして扱われることが多かったカラーリングがこんなに格好良くなるとは。



箱や説明書、デカールはこんな感じ。
金色のパイルバンカーの説明はコトブキヤの本気を感じられてとても良かったです。
マグネッサーシステムの汎用性の高さがすごすぎる・・!


箱を開けると、金メッキのパイルバンカーパーツが最初にお目見えします。


まずは成形色のパイルバンカーで全体を見ていきます。



金メッキと比べると、金色の成形色は落ち着いたカラーリングで、ゾイド本体の成形色と合っていて格好良いです。
第1期ゾイドの末期や、改造ゾイドとしてみるとこのカラーリングもありなのでは・・と思えてくる格好良さです。やはりメリハリは正義!


コックピットには、ノーマル「HMMレブラプター」と同じく、完成済みのパイロットフィギュアが搭乗。
クリアパーツは一度取り付けると分解がほぼ不可能なので、ゲート処理や、無色クリアパーツを取り付ける時には細心の注意を払いたいところです。


「HMMレブラプター」の完成度が高いので、パイルバンカーを装備した状態でも安定してポージングできます。


続いて金メッキのパイルバンカーを紹介していきます。
パイルバンカー単体でみるとこんな感じで。
メッキの塗料の影響でパーツ全体の厚みが増えているため、組み立て時には接続用の凹凸を削る必要があります。


金メッキのパイルバンカーを装備するとこんな感じ。
メッキによってパイルバンカーのハイライトとシャドーが強調され、よりメリハリのある見た目になりました。

今回の撮影では背景紙にグラデーションペーパーを使用しましたが、滑らかな背景によって、パイルバンカーのカッチリした存在感が強調されました。



メッキのパイルバンカーは存在感が凄まじく、とてつもなく格好良いです!
夜警仕様なのにこの存在感・・


メッキパーツなので写り込みも多め。
照明を反射するハイライトの白と、レブラプターが映り込んだ黒によって、メリハリが出やすく、良く考えられたカラーバランスだと思います。

▼ダブルパイルバンカー


パイルバンカーユニットが2つ付属するので、ダブルパイルバンカーにすることも可能。
できれば両方のカラーリングを揃えたいですね。 そしてHMMのパイルバンカーユニットは、これでカラーバリエーションが4つになりましたね。

ダブルレーダーユニットや、ノーマル「レブラプター」にすることも可能で、豊富なバリエーションを楽しむことができます。


ボーナスパーツとして付属する、無色クリアパーツはこんな感じ。
「HMMレブラプター」のクリアパーツは分解ができないので、予備として標準でつけてほしいところ。


「HMMレブラプター夜警仕様」のレビューでした。
カラーリングからネタ要素強めのゾイドと思われがちですが、実際のカラーリングはとんでもなく格好良く、個人的に「HMMレブラプター」のカラーリングでは1番の好みです。

金メッキパーツは組み立てる時に、接続用の凹凸を削る必要がありますが、手間に似合うだけのゾイドになっていると思います。
最悪、金メッキパーツを破損させても、1ランナー約2000円でパーツ請求できるので、初心者でもこの格好良さはぜひ手に取ってもらいたいです。

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