HMMレドラー ゼネバス帝国仕様 レビュー | zoikino!

  お気に入り度:★★★★★
  製作時間:2時間ほど
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コトブキヤから発売された「HMMレドラー ゼネバス帝国仕様」のレビューです!

「HMMレブラプター」に続く完全新規のHMMゾイドとして「HMMレドラー」が発売されました。
「HMMレドラー ゼネバス帝国仕様」と「HMMレドラー ガイロス帝国仕様」の2種類が販売されて、こちらは「HMMレドラー ゼネバス帝国仕様」のレビューです。

最新のHMMゾイドということで、組み立ては非常に簡単。
私の場合はニッパーとデザインナイフで処理して、2時間ほどで完成しました!
同等クラスの「HMMコマンドウルフ」が4時間、「HMMガンスナイパー」が3時間ほどなので、組み立て易さが進化しているのがよく分かりますね。

デザインについては程よくアレンジされていて、特に背中を見ると密度感が増しています。
可動範囲も広く、元の「レドラー」のデザインを活かして可動箇所を設けているのが良い感じ。

特に首と尻尾の蛇腹を活かした可動箇所は、内部メカまで作り込んであってデザイン性が高いです。
単体でポーズを付けても楽しめますが、別売りのフライングベースと組み合わせると飛行形態でディスプレイできて、タカラトミー版とは違った「レドラー」を味わうことができます。

ゲートも目立たないように工夫されていて、特に翼はゲートが全く見えないのに驚きました!
組み立てが簡単でクオリティも高いため、プラモデル初心者にも勧められるHMMゾイドになっています。

■個人的に良いところ
接着剤不要で組み立て易く、2時間ほどで完成する手軽さ。
程よいアレンジと広い可動範囲。

■個人的に悪いところ
特になし

■撮影機材:「Nikon Z5」+「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」or「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」+「SB-700」


箱はこんな感じ。
私はバトストを読んだことがないので分からないのですが、旧バトルストーリーのフロレシオ海海戦を描いたものになっています。


「空母型ウルトラザウルス」が描かれていて、「ウルトラザウルス」が登場するのは、「HMMバーサークフューラー(初回版)」の箱絵以来でしょうか。


デカールも第1期ゾイドを意識したものが付属します。


ランナー数は少なく抑えられていて、机の上に簡単に並べることができました。


組み立てた後に全体をみるとこんな感じ。



遠目で見るとタカラトミー版と大きな差が無いように見えますが、HMM版では首の分割と腹部の赤い丸が特徴的なデザインになっています。


背中から隙間が無くなり、メカニカルになっているも特徴的。
タカラトミー版では、翼の羽ばたきギミックのため背中に隙間が多かったのですが、HMM版では機能的なモールドが追加されているのが格好良いです!


頭部には「小口径2連装機銃」を装備。
HMMゾイドでは、「アイアンコング」など開口ギミックが無いゾイドに口が追加されることがありましたが、「レドラー」では開口ギミックはありませんでした。 説明書では空力特性を重視したため、オミットされた旨が説明されていて、フォローが上手いと思いました・・!



コックピットはタカラトミー版と同様に開閉します。
コンソールにモールドはありませんが、首を下げて搭乗ポーズを取れるのが良いですね。


首は可動範囲が広く、タカラトミー版では動くことが想像できなかった首が、違和感なくここまで動くとは衝撃的です!


下側から見たメカパーツもディテールアップが行われていて、上側から見た時と情報量のギャップが良い感じ。

▼脚部

脚部もタカラトミー版のデザインをそのままに可動範囲が設けられていて、見た目からは想像できないほど広い可動範囲を実現しています。


ポリパーツやボールジョイントを使わずに広い可動範囲を実現していて、それで組み立て易いのが衝撃的。
耐久性が高そうで、時間が経ってもヘタレることがなさそうな安心感がある構造になっています。



可動範囲も申し分なく、様々なポーズが取れます。
爪部分も可動できるようになっていて、「HMMライガーゼロ」のように爪を切り分ければ、1本1本を独立可動できます。

▼尻尾

尻尾も可動範囲が広く、特に根本の蛇腹部分が良い感じ。


動かしすぎると隙間が目立ちますが、これほどダイナミックなポーズを取れるのは満足感が高いです。
尻尾の「引込式切断翼」もタカラトミー版と同様に可動します。

▼ゾイドコア

ゾイドコアは「HMMレドラー」専用のものが付属。
通常のコアよりも一回り小さく、今後ハイパワーゼンマイがHMM化する時のスタンダードになりそうです。


翼はクリアパーツが採用されていて、ゼネバス仕様は透明度が高くなっています。
HMMアレンジとしてフレームが採用されていて、このフレームで隠れる部分にゲートが配置されているので、クリアパーツのゲート処理がし易いのが凄いポイント。

アーム部分は、翼の動きに連動して動くようになっていて、動かしていると楽しいです。
武器マウント用の3mm穴が設けられているのも良く、「HMMレドラー」の魅力の1つになっています。


メカニカルにアレンジされた背中は格好良く、後方のブースター部分はキャップに置き換えることができます。
後方には推力偏向パドルが追加されているので、今回はブースターを選択しています。


フライングベースに取り付けることが可能で、様々なポーズが取れます。
生き生きした姿になるので、「HMMレドラー」はフライングベースに取り付けた状態でディスプレイしたいですね!



背中はユニット化されていて取り外しできます。
翼を取り外すと「レドラー」のアイデンティティが喪失する気がしますが、テリジノサウルス系の恐竜にも見えるので改造しても面白そうですね。


HMM独自の武装として「小口径レーザー砲」が2種類付属します。



それぞれジョイントパーツを使って、レドラーに取り付けるようになっていて、主翼上はもちろん、主翼下にマウントできます。


ジョイントパーツは3mmの武器に対応していて、他のHMMゾイドやMSGのパーツを取り付けできます。
「レドラー」のシルエットを変える効果的な場所に武器を追加できるので、カスタムするのが楽しくなってきます。


「HMMレドラー ゼネバス帝国仕様」のレビューでした。
申し分の無いクオリティになっていて、非常に満足感が高いです!
これからガイロス帝国仕様と「ブースターキャノン」が発売されるのも良く、ゾイドファン全員におすすめできるHMMゾイドになっています。


▼2021年12月18日:第二次エアスタンドリバー


2021年の年末に行われた「第二次エアスタンドリバー」にて、HMMレドラーが発表されました。
この時点でカラーリングは赤と紫、さらにブースターキャノンも発売されます。
放送内で簡単に紹介されていましたが、可動範囲が広く直立2足で立たせることが可能なようです。


▼2022年05月14日〜5月15日:静岡ホビーショー2022


静岡ホビーショーで展示されていました。
HMM化の恩恵を最大に受けていて、複雑なモールドやポーズによって、従来の「レドラー」とは違う印象を受けます。
タカラトミー版をブラッシュアップしたようなキットになりそうで、こちらも販売が楽しみですね。





▼2022年07月11日:ヨドバシAkibaで展示


ヨドバシAkibaで展示が行われました。
「HMMレドラー」については、ダイナミックなポーズで展示されていて、タカラトミー版はもちろん、アニメでもなかった「レドラー」の新しい魅力が表現されています。





▼2022年09月14日:Amazonで予約開始

アマゾンで予約が開始されました。
▼2022年10月01日:全日本模型ホビーショー


全日本模型ホビーショーでデコマスが展示されていました。
ゼネバス仕様とガイロス仕様でクリアパーツの透明度が違うことが初めて判明しました。





▼2023年02月04日:コトコレ


発売直前にコトコレで展示されていました。




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