HMMヘビーアームズ ケーニッヒウルフ HMMゾイド
製作時間:8時間ほど
コトブキヤから発売された「HMMヘビーアームズ ケーニッヒウルフ」のレビューです!
先に発売された「HMMケーニッヒウルフ」のコトブキヤショップ限定バージョンとして、妄想戦記に登場した「ヘビーアームズケーニッヒウルフ」が登場しました!
今回はHMMゾイドらしいタカラトミー版との差別化ポイントがあり、妄想戦記で活躍した複座式のコックピットが付属します。
特徴的なシルエットを再現するのはもちろん、コックピットには2人のパイロットが搭乗し、ハッチの開閉が可能です。
もちろんノーマルの「ケーニッヒウルフ」の頭部パーツも付属して、複座式と選択して組み立てることが可能です。
同様に無色のクリアパーツが付属するのも嬉しいポイントで、ヘッドパーツとクリアパーツの組み合わせを楽しむことができます。
注意点としては、「HMMケーニッヒウルフ」はよくできたHMMゾイドですが、一度組み立てると分解が困難なので、完成させる前にどのような「ケーニッヒウルフ」を作りたいのか、良く決めておきたいところです。
特に無色クリアパーツを塗装する予定がある場合は、組み立てる前に塗装するのをお勧めします。
メリハリあるカラーリングは、素組みでも存在感があり、ノーマルヘッドを組み立てても格好良くなりそうです。
墨入れなど手を入れずに、素組みでゾイドをディスプレイしたい人にもお勧めのキットになっています!
■個人的に良いところ
新型ゾイドのようなアレンジ
安定した見た目。
安定した関節。
■個人的に悪いところ
ジョイントの組み立てが大変。
一度組み立てると分解が困難。
■撮影機材:「Nikon Z5」+「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」or「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」+「SB-700」
HMMヘビーアームズ ケーニッヒウルフ
箱はこんな感じ。
妄想戦記での戦闘シーンを描いたものになっていて、「ヘビーアームズケーニッヒウルフ」の他に、「ガンブラスター」やキメラブロックスの姿も。
ノーマルの「HMMケーニッヒウルフ」の箱絵とは違い、躍動感溢れる姿でこちらも格好良いですね!
箱のサイズはノーマルの「HMMケーニッヒウルフ」よりも大きめ。
側面の「HMMヘビーアームズケーニッヒウルフ」は白い背景に蒼いカラーリングがよく映えますね。
全体
今回は複座式で組み立てました。
耳がないため、頭部はややのっぺりとしたシルエットですが、よく見ると左右のアンテナが「ブレードライガー」風で、見る角度によってはかなり格好良いです。
真横から見ると、頭部ののっぺり感が強調されるかも?
好みに応じて、ノーマルヘッドで組み立てるか、組み替えで耳を付けると良いかもしれません。
正面から見るとキャノピーからパイロットが見えるのが新鮮。
新型ゾイド感があって良いですね。
各部
頭部の形状はノーマル「ケーニッヒウルフ」をベースにコックピット周りが大幅に変更されています。
鼻先にグレーのアクセントカラーがあるのも良い感じ。
キャノピーは開閉が可能です。
頭部のサイズと比較して、大きなキャノピーなので、開閉させると迫力があります。
コックピットの内部もよく作り込まれていて、キャノピーごしに内部を見てもメカニカルな雰囲気が伝わってきて格好良いです。
合わせて、コックピット内でパイロットが転がることなく安定しているのが良い感じ。
HMMゾイドのパイロットはコックピット内で転がりがちですが、改善されているようです。
▼武装
武装として「デュアルスナイパーライフル」、「AZ5連装ミサイルポッドセット」が付属します。
カラーリングは市販の「デュアルスナイパーライフル」、「AZ5連装ミサイルポッドセット」と違いが無いようです。
「HMMケーニッヒウルフ」なので、可動範囲は安定しています。
安定した可動軸とパイロットが転がりにくいので、安心して撮影することができました。
望めるなら、着色無しでも良いので妄想戦記で「ケーニッヒウルフ」に乗った3人のフィギュアを付けてほしかったゾ
その他
ノーマルの「HMMケーニッヒウルフ」と並べるとこんな感じ。
「HMMヘビーアームズケーニッヒウルフ」の方が濃い配色なので、墨入れ無しでHMMゾイドのハイディテールを楽しめます。
「HMMヘビーアームズケーニッヒウルフ」には、ノーマルのヘッドパーツが付属しますが、こちらは後で組み立てて掲載する予定です。
ボーナスパーツのクリアパーツはこんな感じ。
帝国仕様の「ケーニッヒウルフ」を作る時に重宝しそうですね!
ノーマルの「HMMケーニッヒウルフ」は、タカラトミー版に可動軸を入れたような、簡易的なHMMゾイドで物足りなさがありました。
今回の「HMMヘビーアームズケーニッヒウルフ」はアレンジによって、新型ゾイド感が出ているのが良いですね。
これからもHMMゾイドの新しい表現に期待したいところです!
単座型
通常のヘッドパーツも付属するので、単座型の「ケーニッヒウルフ」として組み立てることも可能です。
見慣れた「ケーニッヒウルフ」の姿なので、こちらの方が好き!という方も多いはず!
剰余パーツはこのような感じ
頬のフィンと下顎が共通パーツのため、完全な頭部にはなりません。
また、組み替える時には頭部パーツの分解が必要で、分解するのは結構難しいので注意が必要です。
同じ単座型の「HMMケーニッヒウルフ」と並べるとこんな感じ。
どちらも共和国らしいカラーリングで格好良いです。
スミイレをしない時は、青いカラーリングの方が引き締まっている感じがするので、おすすめかもしれません。
もちろんヘッドギアの展開も可能です。
初の立体化となる複座型の頭部も魅力的ですが、洗練された単座型も魅力的。
両方の頭部で並べたくなって、複数体が欲しくなってきますね。