超合金ライガーゼロ専用チェンジングアーマーセット レビュー | zoikino!

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プレミアムバンダイ限定で発売された「超合金ライガーゼロ専用チェンジングアーマーセット」のレビューです!
先に発売された「超合金ライガーゼロ」用のCASが3つまとめて販売されました。

「シュナイダーユニット」「イエーガーユニット」「パンツァーユニット」のセットになっていて、「超合金ライガーゼロ」本体と同様に一部ダイキャストを使用し、バンダイアレンジが行われた豪華仕様です。
アレンジはどこか某ストライカーパックを彷彿するデザインになっているのが新鮮。夢のコラボすぎるのでは・・!?
全体的にパーツが大型化し、シャープなパーツはより鋭くなり、ケレン味が効いた格好良いデザインになっています。

各CASを「ライガーゼロ」に装着した状態でディスプレイできるようにするため、価格が安い「超合金ライガーゼロ(素体)」の単体販売も開始され、私は3体を購入しました。
今回の「CASセット」と「超合金ライガーゼロ(素体)」にはアーマーをディスプレイするための「ユニットディスプレイ」が付属。

「超合金ライガーゼロ」を1体、「超合金ライガーゼロ(素体)」を3体、「CASセット」を1つ購入すれば、4つのアーマーを「ライガーゼロ」に装着したり、アーマー単体でディスプレイできるようになります。
それぞれを揃えると結構なお値段になりますが、実際に購入したところ満足感は高く、最近のゾイド製品の中では1番テンションが上がりました!

ここまで良いものを出してもらえると、続けて「バーサークフューラー」や「デスザウラー」の登場にも期待しちゃいますね・・!

■個人的に良いところ
ゾイドの良さを活かしたバンダイらしいアレンジ
3種類のCASがセットになっている
アーマーのディスプレイユニット

■個人的に悪いところ
動かしているとアーマーが干渉する

■撮影機材:「Nikon Z5」+「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」or「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」+「SB-700」


ダンボールは二重になっていて、1つ目のダンボールを開けると、写真の超合金のロゴが入った綺麗なダンボールが出てきます。


ダンボールを開封すると出てくるパッケージはこんな感じ。
パンツァーがセンターになった珍しい配置。実際にアーマーを手に取るとパンツァーが1番ボリュームがあって、納得の配置でした・・!



箱はそれぞれの面で各形態の顔がアップで描かれています。
ゾイドの箱では珍しい鮮やかな配色が印象的。後ろにはそれぞれのCASの説明が書かれていました。



ブリスターパックはCASごとに重ねて入っています。
配置も綺麗で、これだけでもテンションが上がりますね!

▼アーマー

素体を3体購入したので、それぞれのアーマーをディスプレイしてみました。
なかなか壮観な光景で、これだけでも高額なキットを購入した満足感があります!

▼タイプゼロ


タイプゼロのアーマーをディスプレイすることも可能です。
「ライガーゼロ」に取り付ける時の場所を意識した配置なので、アーマーの取り付け時に迷わなくて便利です。

▼シュナイダーユニット


こちらはシュナイダーユニット。
ブレードとシールドによる鋭いシルエットが特徴的で、どこか乗り物のようにも見えます。

▼イエーガーユニット


こちらはイエーガーユニット。
イオンブースターの存在感があり、ブースターを中心にしたアーマーであることが分かりますね。

▼パンツァーユニット


パンツァーユニットはボリュームが凄まじく、どのパーツも重量がありました。
アーマー単体でも十分な攻撃力と防御力がありそうで、この雰囲気はアニメのイメージに近いです。


それぞれのライガーを並べるとこんな感じ。
大型キットなので、並べるにもけっこう場所を使います。



シュナイダーは頭部の「ラッシングレーザーブレード」と「Eシールドジェネレーター」が印象的なシルエット。
ブレードの配置はかなり自由が効くので、ライガーのポーズとブレードが干渉しないのが良い感じです。



「Eシールドジェネレーター」は上下の3つが可動。左右の2つは固定されていました。
あまり動かしても目立たない箇所なので、ここは特に気にならないと思います。
しかし、てっぺんの「ラッシングレーザーブレード」を展開しても頭部と密着することができず、ここは少々見栄えが悪いです。


「ラッシングレーザーブレード」の密着感が少ないのは角度によって気にならなくなります。
鋭利なブレード5本を前面に展開した姿は見るからに攻撃的で格好良いです!



胴体部分については、他のアーマーよりも可動パーツが少なめ。
脚部アーマーは足首のスラスターが上下に可動するものの、他のアーマーに可動箇所はありませんでした。

「レーザーブレード」はお腹ではなく、背中に接続しています。
可動部分は金属製ですが、可動範囲が狭く、ブレードを展開すると足のアーマーと干渉するのが気になります。


ブレードの位置が若干上になっていて、安定感があるように見えますが、ゾイド恒例のブレード位置を見慣れている人には違和感があるかもしれませんね。



「レーザーブレード」はHMM版と同様に前面に展開することが可能。
アニメの「セブンブレードアタック」を再現できるのは嬉しいポイントですが、可動範囲が狭いので背中の上で展開したほうが安定感があります。


「マルチセンサー兼スカウターポッド」はこんな感じ。



イエーガーは艶ありの装甲になっていて、スポーツカーのような雰囲気があります。
ゴールドのアクセントもよく映えて、まとまりある雰囲気になっています。


頭部の「マルチブレードアンテナ」は固定式。
タテガミは上下左右が可動しました。


脚部は肩のウイングが可動し、腹部の「サイドスラスター」も展開可能です。



「大型イオンブースター」は胴体との接続アームによって左右に大きく広げることができます。
ブースター本体もウイングを動かすことで、フィンが連動して開くギミックがありました。

HMMと比べるとブースター本体の展開範囲は狭いのですが、アームによって左右に大きく広がるので迫力は十分にあります!


胴体とブースターに長いアームを使う事で、広い可動範囲を実現。
さらに斜めに展開する可動軸も用意されているので、タカラトミーやHMMよりも迫力ある角度を付けることができます。


今回のCASの中では1番ポージングがしやすく、動かしていて楽しかったです。


難点としては、艶ありの装甲に目立つ接着剤の跡が付いていること。
こすれば取れる跡があるものの、取れないものもありました。
神経質な人はちょっと気になるかもしれません。



パンツァーは3種類の中でも最も重量があり、かなりの重さになっています。
アニメに登場したパンツァーのような重量感で、満足感が高いです。



タテガミや「マルチブレードアンテナ」はタカラトミー版と同様に可動します。
パンツァーは全体的にアレンジが強めですが、特に頭部はセンサーパーツが大量に追加されて、よりメカメカしい雰囲気になっています。

胸部には追加装甲とミサイルポッドが追加されています。



各種ミサイルポッドの展開はこんな感じ。
一部のミサイルポッドはハッチの開閉と連動して、ミサイルが迫り上がってくる連動ギミックが追加されています。


「ハイブリットキャノン」に追加ギミックはないもののアレンジが強く、もはやバズーカのような雰囲気です。
アレンジとしては、後ろ足にアンカーが追加されていて、こちらは展開しても存在感がありますし、格納している状態ではライガーのシルエットを邪魔しないのが良いですね。


「ハイブリットキャノン」は上に持ち上げることが可能で、あらゆる方向に銃口を向けられます。


尻尾のミサイルポッドはこんな感じ。


バーニングビッグバンを再現して、全武装を開放するととんでもない密度に・・!
シルエットが複雑になり、露出する赤いミサイルは毒々しくとても攻撃的な見た目になります。

アーマーも大型化しているので、ただですら小顔な「超合金ライガーゼロ」がさらに小顔に見えます。
密度やギミック共にバンダイ製CASの中で最推しなのも納得のボリュームです。



こちらは素体の紹介です。
今回は4種類のCASを並べるため、素体を3体購入しました。

▼アーマーディスプレイ

アーマーディスプレイは上手いことライガーを揃えると、4つ集めることができます。
シンプルな造形ですが、アニメをイメージした作業アームが付属するのがよく、ディスプレイを左右に置くだけで「ホバーカーゴ」の簡易ジオラマになりそうですね。
アームは5つ付属するようですが、私が購入した1つは、アームが6個入っていました(謎


3CASを並べるとこんな感じ。
やはりパンツァーのボリュームが圧倒的で、大きさも重さも異質な存在感があります。

逆にシュナイダーやイエーガーはもう少しギミックを拘っても良かったのでは・・?という箇所もあり、パンツァーに開発を集中させすぎたのかもしれませんね。

▼おまけ

3つのCASが揃うので、ファンブックで「ブラッディーデーモン」や「バーサークフューラー」と交戦したごちゃ混ぜ状態も再現できます。

シュナイダーとイエーガーのメイン武器が同じ場所に接続されているので、ブレードとブースターを積めるか心配でしたが、腰の接続軸を使う事で両立できました。
無茶苦茶な前載せですが、これはこれで格好良いです。

超合金ライガーゼロ専用チェンジングアーマーセットのレビューでした。
集めようとすると高額なアイテムですが、その分の存在感は十分にあります。

アーマーディスプレイなど、ファン心を刺激する新しいアイテムも登場して、バンダイがゾイドファンが喜ぶように丁寧に開発してくれたのがよく分かりました。
タカラトミーやコトブキヤとは違う存在感あるキットになっていて、ちょっとマンネリ化していたゾイドに良い刺激を与えてくれたと思います。

出来が良すぎるので、続きの企画にも期待したいぞ・・!

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