zoikino!

2023年7月30日に行われたWFのレポートです!

今回のWFでは、ゾイド関連の12ディーラーさんがガレージキットを販売。
ゾイド40周年ということもあってか、新作を販売される方が多く、そしてその新作はほとんど売り切れていた気がします。

特に勢いが強かったのが、第1期ゾイドのような気がします。
HAGER模型分室さんの「ゴッドカイザー」が直ぐに売り切れるのには驚きました!
「ゴッドカイザー」こんなに人気あったの・・(^^;

再販されていない第1期ゾイドなのはもちろんですが、RIO=Kさんのガレージキット自体のクオリティが高く、SNSでの発信も積極的に実施されていたので、マルチな実力と努力の結果なのかもしれません。
RIO=KさんはXのフォロワー数が3000人に行きそうで強い・・!

SNSについては、ディーラーによってはデザイナーさんと直接やりとりして、ボツゾイドを再現する猛者もいらっしゃって、今後は3Dプリンタに続いて、SNSを使った発信も重要になってくるかもしれませんね。

もちろん、会場では第1期ゾイドからゾイドワイルドゼロまで幅広いゾイドが販売・展示されているので、ガレージキットを組み立てない人でも、見ていて楽しめるWFになっていると思いました。

■撮影機材:「Nikon Z5」+「NIKKOR Z 24-70mm f/4 S」+「SB-700」


夏のワンフェスなので、暑さが凄まじいことになっていました。
前の夏ワンフェスは、人が少なかったので快適な環境でしたが、今回はちょっと歩いていると汗だくになる状態。
エアコンは効きづらい状態でしたが、自販機があったり、レストランがあるので、休憩が取りやすく、幕張メッセの設備の充実さに助けられました。

■諸刃の剣
諸刃の剣さんでは、新作の「1/72マメンチサウルス」と「1/72ハンマーロックMK-3仕様改造パーツ」「1/72ザットン補給隊仕様対空砲仕様」「1/72シンカー高々度試験仕様改造パーツ」を販売されていました。



特に「マメンチサウルス」は全長約58cmの巨大なキットになっていて、雷龍ならではの迫力があります。
大型のキットですが、私が来た時にはすでに完売していて、CAゾイドの人気の高さに驚きました。


頭部パーツはクリアパーツが採用されていて、キャノピーが透けて見えるのは共和国ゾイドらしくて良いですね。
CAゾイドの特徴的なシルエットを再現していて、足に取り付けられたアブソーバーによって、「ビガザウロ」や「セイスモサウルス」とは違う、個性的なシルエットになっていました。


旧ゾイド箱裏バリエーションもラインナップが豊富で、「ザットン」は「マメンチサウルス」と同じ雷龍型ゾイドでもサイズが違ったり、ゴリラ型やエイ型などゾイドの豊富なサイズ感とシルエットを体感できるブースになっていました。

■KITTY-HAWK

KITTY-HAWKさんでは、「1/72ゴーレム」を販売されていました。


2022年冬のWFで販売されたキットを微調整したものになっていて、確か「ゴーレム」の原型が展示されたのは2019年のWFだった記憶。
今回狙っていたのですが、私がついた時には売り切れて、また次回狙いたいところです。

■mobilaw

mobilawさんでは「デッドリーコング」を販売されていました。

過去にタカラトミーから発売されたレジェンドブロックスを意識したキットになっていて、主要な関節が可動する他に、ブロックスとの互換性があり、一部パーツは「LBアイアンコング」と互換性があるそうです。
カスタムパーツもシザーアームや、アニメに登場した武器パーツが付属して、ブロックスとの組み替えなど、遊びがいのあるキットになっていました。

■FLAT FIELD FACTORY

FLAT FIELD FACTORYさんでは、「ディマンティス」「コマンドウルフ密林仕様パーツ」「モルガのキャノンに取り付けるマズルブレーキ」を販売されていました。


参考展示として、「ヤクトフューラー」の別バリエーションを展示されていました。
今後、発売を予定しているそうで、先に発売された「ヤクトフューラー」とは完全に別デザインになっています。

■わいまる

わいまるさんでは、新作として「キャノンスパイダー」を販売されていました。


「キャノンスパイダー」は日本で未発売のゾイドですが、ガレージキットで入手できるとは・・!
元になったキットよりもモールドが細かくて、HMM版のような存在感があります。



初期案の「エクスグランチュラ」は、デザイナーさんからのアドバイスを元に制作されているようで、タカラトミー版のキットではオミットされた、武器マウント部分の開閉ギミックも再現されているとか。



その他にも「ヘルキャット」や「ゲルダー」、「ドスゴドス」も再販されていました。

■Foreve

Foreveさんは「ゾイドワイルドZERO」のアニメに登場した小型砲セットと、「ライジングライガー」に進化する前のライガーを再現するアイテムを販売されていました。


アニメ放送時から需要があったアイテムなので、こうしてガレージキットで販売されるのはありがたい。
3Dプリンタを使用しているので、精度が高く、市販の武器パーツを接続するためのジョイントがつくのも嬉しいポイント。

■ヨチムズ

ヨチムズさんでは「1/144 フライシザース」「1/144 ブラキオス」を販売されていました。
どちらのゾイドも小さくて、なんだか可愛らしい雰囲気。


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ゾイドをそのまま小さくするのではなく、モールドを省略したり、エッジを丸めることで可愛らしさが出ている気がします。
ゾイドとしても欲しいですが、美少女プラモと組み合わせるアイテムとしても欲しいかも・・



「フライシザース」はキメラならではのアンバランスさが可愛さに拍車をかけている気がします。
ゆるキャラとして欲しくなってくる魅力がありますね。

あとはディスプレイが良く、マットな背景紙はフラッシュを使った撮影との相性ばばっちり・・!
背景と対照的にモールドが複雑な台座の木材も黒に統一されていて、質感と色の統一とメリハリがおしゃれでした。

■さくらん堂


さくらん堂さんでは「ジェノブレイカーJet TypeB」の改造パーツとして、頭部と武装パーツを販売されていました。
過去に販売されたガレージキットをリメイクしたものになっていて、3Dプリンタを使った精度の高いキットになっています。
フリーラウンドブレードの中央に赤いパーツが入っているのが格好良いです!

■スミレヤ

スミレヤさんでは、今回のゾイドのキャップを販売されていました。
安定的にキャップを供給してくれるのは、ファンにとってありがたいですね。今回は旧ゾイドを中心に黒系のキャップを販売されていました。

■HAGER模型分室

HAGER模型分室さんでは、新作として「ゴッドカイザー」を販売されていました。
午前中には全てのキットが完売されて、スピードに驚きました。


「ゴッドカイザー」はだいぶ鍛えなおした雰囲気になっていて、インパクトが強いカラーリングもカラーレジンで再現されています。
パーツの内側のモールドも作り込まれていて、ゾイドらしい密度感を感じます。
個人的には頭部のアレンジが良い感じで、どこか「バーサークフューラー」や「マッドサンダー」の面影がある気がしました!


メリハリある造形とカラーリングになることで、太ももの共和国マークの存在感が凄まじいことになっていますね・・!
腕に自信がある人はイエローのパーツをメッキに塗装しても面白いかもしれません・・?


再販の「サンダーカノン」と「帝国軍大型共通武器セット」。
今回は改造ゾイドの展示はありませんが、「帝国軍大型共通武器セット」は壁にマウントしたディスプレイが格好良いです。

■作蔵駄家族屋

作蔵駄家族屋さんでは、HMM用の「ファングタイガー改」改造パーツの販売されていました。
直前までバイザーが付属するのか不明でしたが、なんとバイザーが付属するようです。バイザーによってめちゃくちゃ格好良くて、今回のワンフェスのダークホースだった気がします!



なんという格好良さ!!!
市販の「HMMファングタイガー」は、ゾイド売り場の守り神になっていますが、このカスタムで出せば爆売れしていたのでは説。
追加パーツはギミックが満載で、ブースターパーツは前後に伸縮、コックピットパーツはアルドリッジ風のライダーが付属し、ハッチの開閉も可能とのこと。

キャップも「HMMファングタイガー」に合わせた短いものが付属して、正面から見た時も格好良くなっています。
あまりにも格好良くて、次回のワンフェスで狙いたいところです。

■HD倶楽部

HD倶楽部さんでは、新作として「1/72レイノス」を販売されていました。



タカラトミー版と同じスケールですが、より細身のシルエットになっていて、翼竜やグライダーのような雰囲気。
タカラトミー版では、戦闘機のイメージが強かったですが、こちらの細くて鋭いデザインは未来感があって良いですね!


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その他にも「グローバリーV世号」、新作として「1/144ビガザウロ」、「1/72ガリウス&グライドラー」「ゾイドミニフィギュア帝国vol1」を販売。
第1期ゾイドのデザインで統一しながらも、ミニフィギュアや「グローバリーV世号」などサイズ感が違うゾイドキットが並んでいる様子は、見ていてワクワク感があります。

WF2023(夏)のレポートでした。
今回はフルキットのガレキも多くて、見応えばっちりでした。
公式の再販がない状態でも、ガレキでキットを購入できるのはファンにとってありがたいですね。
3Dプリンタを使っているので、市販品のようにクオリティも高く、キットの再販が難しいゾイドシリーズにとって、ワンフェスは見逃せないイベントになりそうです。

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