アロジェノス制作:黒文鳥Jackさん
スペック
機体名:アロジェノス
機体番号:B-Croc-06
タイプ:アロサウルス型
全長:27m
全高:14m
全重量:150t
最高速度:
通常:220km
オーバーブースト時:350km
武装:
口腔エナジーバルカン×1
対ゾイドエナジーキャノン×1
格闘武器:
エナジーバイトファング
ハイパーキラークロー×2
フットストライククロー×2
ヘビィスマッシュテイル
装備:
精神リンクシステム
量産型エナジーチャージャー×2
リミッター制御装置
複合レーザーセンサーカメラ×3
ネオブロックシステム×1
姿勢制御バーニア×6
レッグブースター×6
メガチタニウム装甲
製造メーカー:B-Croc
所属国家:北方大陸国家『トルヴォス国』
機体説明
解説:
トルヴォス国が北方大陸全土統一をより確実にする為に造られた、大型の主力ゾイド。
それがこのアロジェノスである。
ベースは北方大陸産のアロサウルス型の野生体をベースにしている為か、中央大陸産の野生体よりもはるかに大きい。
背部には、量産型のエナジーチャージャーを搭載した事により、戦闘能力と運動能力が向上。
総合戦闘能力に至っては、同クラスのゾイドの中でも、屈指の強さを誇る。
射撃戦においては、口腔内のエナジーバルカン砲と対ゾイドエナジーキャノンで敵ゾイドを迎撃する。
この二つの射撃武器は、エナジーチャージャーの影響により、威力が格段に上がっており、大型のゾイドでも、撃破する事が可能だ。
ただし、移動時における、エナジーチャージャー使用は、一般兵士にとっては非常に危険があった為、リミッター制御装置により制御されているようだ。
コクピットは安全面の事も考慮し、胴体部分に搭載され、頭部についている三つの複合レーザーセンサーカメラを使って辺りを見て操縦する。また操縦性に関しては、精神リンクシステムにより、より操縦性を安定させる事に成功している。
さらには防御面においては、メガチタニウム装甲と呼ばれる分厚い装甲が備わっており、荷電粒子砲を除けば、同クラスのゾイドの攻撃でもビクともしない。
これらの性能により、攻守共にスキの無いゾイドに仕上がっており、後にトルヴォス国の主力ゾイドは、ジェノヴェナトルから、この、アロジェノスに取って代わる事になった。そしてZAC2126年においては、多種多様のバリエーションが造られ、その全てが戦場の様々な場所で活躍している。
余談であるが、ネオゼネバス帝国や西方大陸地方、さらには東方大陸にもこの機体が姿を現していると言う噂が広まっているが、詳しいことは分っていない。
武器解説:
●口腔エナジーバルカン:
対高速戦闘ゾイド用に開発された口腔内のバルカン砲。これで高速戦闘ゾイドを迎撃する。エナジーチャージャーの影響により威力が格段に上がっており、中型のゾイドや、大型のゾイドにも有効である。
●対ゾイドエナジーキャノン:
背部に武装されている折り畳み式のキャノン砲で、こちらも口腔エナジーバルカン砲同様に、エナジーチャージャーの影響により、威力が上がっている。対大型ゾイド用に開発されている事もあってか、当たり所によっては大型ゾイドをも撃破する事も可能だ。また同じ放出型のエナジーバレットとは違い、扱いやすいのも特徴である。
●エナジーバイトファング:
アロジェノスの主な格闘武器。エナジーチャージャーを使った格闘武器であり、出力が向上している。その為、敵機体を装甲ごと内部まで食いちぎる事も可能にしている。
●メガチタリウム装甲:
ネオゼネバス帝国のセイスモサウルスの装甲をベースにより軽量化させたもの。装甲の防御力は、古代チタリウム装甲よりかは劣るものの、量産性、軽量さではこちらの方が上回る。
●量産型エナジーチャージャー:
ネオゼネバス帝国が開発したエナジーチャージャーを改造したモノ。稼働時間が長く、なおかつ暴走しないように設計しているが故に、性能面においては初期型よりも遥かに劣る。しかし野生体の闘争本能が強い為か、単純なパワーだけであるならば、エナジーライガーに匹敵する。
●リミッター制御装置:
エナジーチャージャーは一般兵士にとっては非常に危険な事から、造られた制御装置。基本的にはリミッターを解除出来ないように設計されている。
●精神リンクシステム:
一般兵士がより安定した操縦性を実現させるために開発したシステム、精神汚染をしないように機体ごとにそれぞれの兵士達に合わせた調節を行っている。その為か、現時点においては精神汚染された事例は無いようだ。
コメント
黒文鳥Jackさんから3回目のご投稿で「アロジェノス」をいただきました!
タカラトミーやHMMのパーツを使って、アロサウルス型ゾイドを制作されています!
先に投稿いただいた黒文鳥Jackさんの作品群と共通する塗装が行なわれていて
機体説明に記述されているように作品同士の繋がりや物語を想像することができます
今回の「アロジェノス」はシルエットが特徴的で、
アロサウルスを再現するため各所に工夫が行なわれています
特に頭部が良い感じで、鼻先のラインが恐竜らしく垂直になっているのが良いですね
ジェノやBFは鼻先が/の形になっていて、どちらかというと犬っぽい鼻でした
調べるとティラノサウルスだと逆にバックスラッシュの形になるようで
鼻先だけを見てもアロサウルスの再現度が高くて良いです
その他にも特徴的な目のデザインを中心に、従来のゾイドのデザインを
オリジナルに落とし込んで奇麗にまとめているのが頭部から伝わってきます
長い腕や、恐竜らしい脚のシルエットも可動ゾイドならではの美しさがあると思います
塗装も独特のバランスでアクセントとなる赤が入っていて、オリジナリティの高さと
万人受けするデザインをセンス良く組み合わせた作品になっていると思います
今回も合成画像をいただいていて、思い描いている世界観が伝わってきますね
黒文鳥Jackさんは素敵な作品のご投稿ありがとうございます!
またのご投稿をお待ちしておりますね!