旧ゾイドとゾイドワイルドを繋げる!ゾイド源泉に行ってきました!
(2020/12/19Sat)


そんな訳で、渋谷で2020年12月12日から2021年1月24日まで開催されている「ゾイド源泉 -ZOIDS CONCEPT ART EXHIBITION-」にお邪魔してきました!

今回は平日に有給を取ってお邪魔してきました。
会場の最寄駅は表参道ですが、今回はJRの渋谷駅から徒歩で向かうことにしました。

会場となるMoFAは一見するとオフィスビル。しかし、入り口に近くとガラス越しにゾイドの文字が見える!MoFAは新しくオープンする美術館となっていて、記念すべき初回展示が今回の「ゾイド源泉」になるようです。

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■撮影機材:iPhone11


「ゾイド源泉」はゾイドの生みの親の1人である、徳山氏が描くコンセプトアートを展示するイベントとなっていて、旧ゾイドやゾイドワイルドのコンセプトとなったイラストが展示されています。その他にも新規の描き下ろしイラスト、怪獣イラストレーター開田氏のイラスト、ゾイドの生みの親の1人である堀井氏のジオラマ展示など、いつものゾイドイベントとは違った雰囲気のイベントです。


会場の正面にはゾイドの環を表現したイラストが展示されていました。
ファンにとっては注目のイラストとなっていて、旧ゾイドからゾイドワイルドになる流れは理解していたのですが、ゾイドワイルドから旧ゾイドにループする図になっているのは衝撃でしたね。

旧ゾイドなのに何食わぬ顔で地球ゾイドに分類されてる子がいるけど。


新規描き下ろしイラストはこんな感じ。
旧ゾイドやゾイドワイルド、完全新規ゾイドと様々なゾイドを見ることができます。


個人的には「ファングタイガー」から始まるライガー系への進化イラストがお気に入りです!
「ファングタイガー」は当初は主人公ゾイドとしてデザインされていただけあって、ライガー系に引けを取らない格好良さです。

また、今回のイベント用に販売される「サーベルタイガーCA」のイラストは、旧ゾイドらしいメカニカルさで、生物寄りのゾイドワイルドとは違うデザインラインが良いですね。
もちろん、レジェンドゾイドの「デスザウラー」の新規イラストもありました。


コンセプトアートで描かれたゾイドの誕生から、惑星ゾイドでの戦いを描いたイラストも展示されていて、本とは違うサイズ、空間で見るイラストは圧巻でした。


注目は本として発売されたストーリーの続編と思われるイラストが多数展示されていたこと。

特に無敵生命体のゾイドコアを旧帝国科学者が地球に送るイラストは衝撃的!
ゾイドワイルドファーストシリーズで箱に記されていた地球へ飛来したゾイドコアがこのゾイドコアであることはほぼ間違いがなさそうです。

コンセプトアートで描かれていた「デスザウラー」はゾイドコアを持っていなかったので、このゾイドコアは「ゴジュラス」のものでしょうか。そうなると、「ゼログライジス」がゴジュラスの姿をしているのに帝国の国旗が描かれていた理由が全て説明できるようになりますね。

その後は地球で無敵生命体のゾイドコアをめぐる戦いが描かれ、これがおそらく未発売のCA5の内容でしょうか。


そしてCA6と思われる内容では、ゾイドを支配する帝国と反抗勢力の戦いが描かれます。
これはゾイドワイルドの基本ストーリーとなるもので、ゾイドワイルドもこのコンセプトアートを元にストーリーが作成されたのでしょうか。


最終的には復活した無敵生命体のゾイドコアを持つ「デスレックス」と「ファングタイガー」の戦いが描かれます。

確かに、「デスレックス」の口内には「ゼログライジス」のゾイドコアに近いデザインになっていましたね。当初は「地球に飛来したゾイドコア」=「デスレックス」というコンセプトだったのでしょうか。


ゾイドワイルドシリーズの初期デザイン画があるのも興味深い!
主人公としてデザインされていた「ファングタイガー」は初期案から少しブラッシュアップされたのみで、初期からデザインが優れていたのがよく分かります。


何気にゾイドのベースになった元の生き物が描かれているのも良いですね。


その他にも「美術設定」「インフィニティブラスト」「惑星ゾイドのアート」のコーナーがあり、コンセプトデザインをみることができます。
マスターピース「シールドライガー」のデザイン画があることから、かなり前からゾイドチームに徳山氏が合流してゾイドのデザインに携わっていたことがわかりますね。



個人的には「ジェノブレイカー」や「ブレードライガー」など見慣れたゾイドのイラストがあるのも嬉しい。

特にゾイドオリジナルの「強制/ジェノブレイカー」は幻となったゾイドオリジナルの最後の1体のデザイン画のようですね。ゾイドオリジナルでは漫画版でシルエットのみ登場していた、「ジェノリッター」とは別の「カスタムジェノブレイカー」が開発されていたそうですが、予算があればこの「ジェノブレイカー」が発売予定だったのでしょうか。


その他にも「ギルベイダー」や「ガンギャラド」など、第1期末期に登場したゾイドのデザイン画も展示されていました。
あとはなぜか「アイアンコング」専用コーナーがあったりと、見応えのあるイベントでした。


ジオラマについては、堀井氏の作品が展示されいました。
「デスザウラーCA」は人感センサーで人が近づくと光るようになっていました。



ゾイドワイルド戦記をイメージしたジオラマや、旧ゾイドで活躍した「マッドサンダー」や「キングゴジュラス」の展示も!
来場したゾイドワイルド世代の方が旧ゾイドの新鮮な感想をツイートされているのが印象的でしたね。


アニメ「ゾイドワイルドZERO」を意識した「ゼログライジス」のジオラマも。
今回の展示会を見た後に「ゼグライジス」を見ると、この無敵生命体がこれからどうなって、ゾイドにどのような影響を与えていくのか楽しみになりますね。


徳山氏と開田氏の「バーニングライガー」のイラストも展示されていました。
抽選販売されたアートは高額商品でしたが、購入された猛者はどのくらいいるのかな。


「ゾイド源泉」はいつもとは違うゾイドのイベントで新鮮でした。
まさに旧ゾイドとゾイドワイルドを繋げるイベントとなっていて、リアル会場はもちろんVRでも来場することができるので、ファンの方にはぜひ見てもらいたいです!


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