【簡易レビュー】ヘキサギア:ハイドストーム
(2018/02/09Fri)


そんな訳で、ヘキサギア:ハイドストームの簡単なレビューです!

個人的に従来のヘキサギアシリーズは、顎にタイヤが付いていたり、昆虫の頭だけのデザインだったりと、組み替え前提のデザインがどうしても受け入れられずにいました。
今回の「ハイドストーム」は組み替えを考慮しつつも、動物型としてそれなりに洗練されたデザインになっていて、発表当時から期待値が高かったです。実際に購入してみると期待通りの完成度で、ゾイドでも見たことが無い、独特のシルエットはインパクトがあって良い感じですよ!

特にイカやタコ風の大型メカは、ゾイドでも立体化されておらず、ゾイドの動物+メカ+立体というコンセプトが好きな人にこそ、この個性的なプラキットをオススメしたいです。気持ち的にはゾイドブロックスのキメラに近い感じがあります。

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組み立て時間は「ゆるキャン△」を見ながらで、4時間ほどでした。

前後から見るとこんな感じ。
本体部分はそれほど大きくないのですが、触手を広げると幅が30cmを優に超え、現行のヘキサギアシリーズでも特に大きな印象を受けます。この巨大な物体が部屋にあると異物感が凄いのですが、個性的なデザインは大変お気に入りです! ヘキサギア初のガラスケース入りになりました(^^;


個性的なシルエットも魅力的ですが、クリアパーツを豊富に使用したデザインも良い感じ。
大量に取り付けられた目のクリアパーツはデザイナーのMORUGA氏らしさがよく出ていて、今回の「ハイドストーム」はデザイナーさんのセンスがフルに発揮されているように思えます。
大きな面積を占める頭部のクリアパーツは、内部メカが見えているのが良いですね。


触手は各所に関節が取り付けられているので、自由に動かすことができます。保持力もそこそこあるので、遊んでいてもヘタレてくることはなさそう。それでも物を持つほどの保持力はありませんでしたが・・。触手の先端は選択式で、ナイフ(8個付属)とビーム砲(2個付属)を選ぶことができます。

「ハイドストーム」には機体制御用ドロイドが付属していて、分離させて遊ぶことができます。
つま先を差し替えることで、自立させることもできて、このドロイドがいるだけで、ブーンドドドが大分捗りそうです。「ハイドストーム」の禍々しさと、ドロイドのゆるキャラ感のギャップが良いですね。


向きを変えることで、イカっぽさをアップさせることができます。
上部にセンサーっぽい色違いのクリアパーツがあるので、この状態でもなかなか見栄えが良いです。


ヘキサギア恒例のコンバート機能は高速巡航形態「クルーズモード」になります。
イカのように足をまとめて巡航する姿は、動物メカとしてデザインが破綻しておらず、とても素晴らしいです!


相性の良さそうな「デススティンガー」と並べて見ました!
凄く仲が良さそうで、「デススティンガー」の左右に「ハイドストーム」を並べるととても良い感じになりそうですね。

設定的にも攻撃力/防御力が低いものの、電子戦が特な「ハイドストーム」と、圧倒的な攻撃/防御力を持つ「デススティンガー」は良いコンビになりそうです。
それにしても、デススティンガーと並べても引けを劣らない「ハイドストーム」のボリュームが凄いですね。


コトブキヤ的には、「ヘキサギアはMSGやFAをベースに組み替え要素を高めたプラモ」とのことですが、今回の「ハイドストーム」は組み替えの他にも、動物型メカとしてデザインの破綻がなく、個人的にはようやく理想の動物ロボに近づいた感じ。

組み替えや改造用のパーツとしても、触手や四角形の胴体、クリアパーツは汎用性が高そうです。
コトブキヤがよくイベントで展示しているFAガール:フレズヴェルクとの組み合わせ例のように、既存のプラモの背中にそのまま取り付けても良い感じになりそうですね。

ヘキサギア ハイドストーム 全長約200mm 1/24スケール プラモデル
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ヘキサギアは今後も動物メカとして、良さげなデザインのキットが販売予定なので、今後の動向に注目していきたいです。


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