zoikino!

  お気に入り度:★★★★☆
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コトブキヤから発売された
ZAムラサメライガーのレビューです

去年の年末に突如、口周りが公開されたゾイドの新シリーズ「ZOIDS AGGRESSIVE(ゾイドアグレッシブ)」の第一弾として発売されたキットです

完成品のアクションフィギュアになっていて、刀部分と尻尾を取り付けるだけで完成します!
HMMのような難しい組み立てや、パーツのポロリがなくなっていて、撮影がものすごく楽でびっくりしました
これならゾイドに興味があっても、発売されているHMMではハードルが高すぎて、手が出せなかった人も簡単にゾイドに触れることができそうですね
HMMとは異なりタカラトミー版からデザインの変更を抑えているのも印象的でした

タカラトミー版からデザインのアレンジは抑えてはいますが、動力がなくなった分、胴体を中心にスマートなシルエットに変更されています
どちらかというとアニメ版のCGに近いイメージがあり、アニメのようなポーズをグリグリつけることができるので動かしていてたのしいです
関節には引き出し式のジョイントが多数取り付けてあって、HMMの技術が応用されているようにも思えました
しかし、可動範囲は広くてもパーツ同士の干渉が頭部で多く、タテガミが原因でポーズを取れないことや、無理に動かすとパーツが削れそうでヒヤヒヤしてきます

今後のシリーズもハヤテライガーやWFでシルエットが出ていたブレードライガー、ジェノブレイカーが予定されているようですし、どのようなコンテンツに成長していくのか注目したいです
こうやってお手軽に楽しめるアクションフィギュアゾイドは良いですね


箱はゾイドでは珍しいアクションフィギュア風の中身が見えるタイプのものです
メタリックの箱は店頭でも目立つかもしれませんね



箱は細部までこだわりを感じるデザインになっています
開封するとムラサメの刀に書かれた文字が見えますし、梱包している透明な素材も開封する時には
ムラサメライガーを中心に真っ二つに割れるようになっていて、ワクワクするような工夫が施されていました


ムラサメライガーは箱から出して、腰のブレード部分と尻尾を取り付けるだけで完成します
ほぼ成型色で色の塗り分けが再現されていて、値段分のクオリティになっていると思います



前後や横からみるとこんな感じ
HMMのようなアレンジは少なく、ムラサメライガーのプロポーションをそのまま再現しています
HMMだったら肩幅がもっと狭くなっているかな・・?


頭部はより鋭い印象に コックピットもタカラトミー版と同様にスライドさせて開くことができます
コックピットの内部も作り込まれていますが、ルージのフィギュアは付属していません


左右と下のタテガミが可動します
上のタテガミは固定です

タテガミの可動は表情をつけるよりも足との干渉を和らげるのが目的なのかもしれません
タテガミと足が干渉するので、首を思い取りに動かせないことが多いです


タテガミが干渉するものの、首は引き出し式関節を搭載していて上下左右に可動します


胴体や足は複雑なカラーリングですが、爪以外は成型色で再現されています
キャップも塗装ではなく別パーツになっているようですね
足の可動範囲はそこそこで、お座りすることができず、初期のHMMくらいです


小さいながらもパイルバンカーの可動ギミックがちゃんと再現されています


足の付け根の引き出し関節を開くことで、足を大きく開いたり、交差させることが可能になります


足首は複数のジョイントで構成されていて、接地性がとても高いです
爪のみ塗装で色分けが再現されています


足を取り外して、胴体を見てみるとこんな感じ
胴体にも引き出し式の関節が搭載されていて、上下左右に動かすことができます


足と首、胴体の引き出し式関節を採用することで、
プロポーションを維持したまま可動範囲の拡張を行うことができます


胴体の腰部分には差し替えで、フライングベースと接続するためのジョイントを取り付けることができます


成型色で組み立てられているのは良いのですが、ところどころ接着剤がはみ出ている部分がありました
箱では確認が難しいかもしれませんが、店頭で購入する際にはちょっと見てみたほうが良いですね


ムラサメの刀は渋めのメッキ塗装が行われています
文字部分には墨入れも行われていて、ブレードに映える装甲の色がむちゃくちゃ格好良いです!!


刀はアニメのように展開させることができます
真上に展開するとこんな感じ
ムラサメ本体に対して刀が巨大なことがよくわかります



根元部分は伸縮するギミックや、上下に動かす関節が追加されています
特に上下に動かせるのは表情を付けやすくて良いですね


多数の関節により様々な形でブレードを展開することができます
タカラトミー版では展開できなかった右側への展開ももちろん可能です


刀の質感がものすごく好みです
刀を展開すると見違えて良いですね・・
フライングベースを使って、刀を構えた状態でディスプレイするのが良さそう


尻尾には銅線が埋め込まれていて自由に形を帰ることができます
銅線も1本ではなく、細いものが沢山埋め込まれているので耐久性はそこそこありそうです


関節を引き出して、いろいろなポーズをつけるのが楽しいですね
関節がしっかりしていて、ゾイド本体も軽いので思い通りのポーズを簡単に決めることができます


コトブキヤで購入すると白いラインのシールや専用の台座がついてくるようですが、
こうして遊んでいると特典が欲しくなってきますね


ZAムラサメライガーのレビューでした
小さいながらも今風のしっかりしたアクションフィギュアに仕上がっています

新シリーズの第一弾ということで、箱や梱包、キットに至るまで様々な工夫が施されていました
これならHMMのような複雑なプラモはもちろん、タカラトミー版でも組み立てを敬遠していた人でも
簡単にゾイドに触れて楽しむことができそうです
難点は値段がちょっと高い気がしますが、同じ値段でfigmaも発売されていますし今は普通なのかもしれませんね
今後のラインナップの追加が楽しみですが、個人的にはジェノザウラーやヴォルケーノ、
タカラトミー版では散々だったランスタッグやレインボージャークが欲しいですね
今後が楽しみなシリーズです

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