three zero アイアンコング three zeroゾイド
製作時間:-
「three zero」から発売されたアイアンコングのレビューです
金額はゾイド史上最高額になっていて、何度か発売が延期されていたので実際に発売されるのか内心ヒヤヒヤしていました(^^;
箱の大きさは見慣れたゾイドの箱と比べると大きめですが、HMMアイアンコングやHMMゴジュラスほどではありません。
大型キットですが、ほぼ組み立て済みなのでHMMのように組み立てで心が折れることはなさそうです。
シールドライガー同様に汚し塗装が激しく行われており、塗装については賛否が分かれそうですね。
肝心の出来は大型キットだけに迫力があり格好良いです。
しかし、関節の可動範囲が以外と狭かったり、LEDの光量が少なかったりと気になる点がちらほらと出てきています。
またパーツが意外ともろく、遊んでいるうちに外れたり、折れたりする部分がありました。
ブーンドドドするゾイドではなく、飾って楽しむゾイドなのかもしれませんね。
実際にディスプレイ棚に置いていますが、HMMゴジュラスを凌駕するボリュームになっていて存在感が半端ないゾイドになっています。ど、どうするのこれ・・。
2015年8月時点ではアマゾンで3万2千円と相当なお値段ですが、発売数も少ないと思うので気になる人は早めに買っておいたほうが良いかもしれません。
■個人的に良いところ
・デカイ
・完成品
■個人的に悪いところ
・腕と足があまり可動しない
・LEDの光量が少ない
・意外とパーツが脆い
three zero アイアンコング
箱はこんな感じ
ゾイドにしては大きめの箱に入っています
中身には説明書と組み立てパーツが入っていて、コングは積層された緩衝材に包まれています
箱から出して背中のブースターを取り付けて、腕のパイプをつなぐことで完成します
汚し塗装やドライブラシが激しく行われていて、かなりマッシブなゾイドに仕上がっています
その存在感は凄まじく、HMMゴジュラスやキングゴジュラスを格闘戦で圧倒しそうな重量感です
見た目はマッシブで重そうですが、重さは思っていたよりも軽くなっています
前後や横からみるとこんな感じ
基本的にタカラトミー版アイアンコングのシルエットを承継していますが
腕に取り付けられたノコギリや、シンプルになったブースターが印象的です
顔
頭部は小顔化している上、スマートなシルエットに変更されています
モールドもタカラトミー版を承継しつつ、細かく追加が行われていて
追加モールドとドライブラシの相性が良くて格好良いです
後頭部には電飾用のスイッチがあります
HMMアイアンコングのように口もついています
コックピットハッチの開閉はこんな感じ
コックピット内は直列式の複座になっています
パイロットはコンセプトアートに登場した印象をそのままに大きめの帽子を被っています
左右にはLEDが搭載されていますが、光量が弱く部屋を暗くしないと目が光っているのかわからないです
コックピット内はかなり細かく作り込まれていて
操縦桿やコンソールはもちろん、床に至るまでデザインされていて格好良いです
首はHMMアイアンコングのような関節になっていて上方向に向けることができます
首は左右にも動きます
これから紹介する腕の可動範囲が狭いのですが、
首と腰の可動を合わせることである程度動きのあるポーズをつけることはできます
足・胴体
腕の可動は肘部分がほとんど曲がらないです
そのため、ドラミングなどのポーズをつけることができないのが残念です
また、肘付近にはパイプが付いているのですが、肘を曲げるとパイプが外れてしまい
撮影中には何度かパイプを接続しなおしていました
構造的に接着するともげそうで悩ましい部分ですね
肘以外は、肩は二重関節、指も各関節が可動して可動範囲が広いです
HMMアイアンコングでは肩の関節がすぐに駄目になってしまいましたが
今回のスリーゼロ版では関節が強固にできているので、関節がヘタレる心配は少なくてすみそう
肩はミサイルランチャーの代わりにキャノン砲が取り付けられています
腕のノコギリはそれぞれ手動でちゃんと回転します
このサイズ、そして値段ならノコギリが電動で回転してもよかったかもしれません(^^;
LEDの発光が微妙だったので、ゾイドっぽくモーター音を響かせてくれると見違えた気がします
足はしっかりした作りで、可動範囲はそこそこです
上の写真は側面を写していて、爪が見にくいのですが、爪は鋭いデザインになっていました
またHMMアイアンコング同様に親指もあります
背中のブースターは今までのアイアンコングになかったデザインで
ハイテクゾイドの印象が強かったアイアンコングに無骨な筒状のブースターが装備されています
ブースターは箱から出した時に取り付ける必要があります
ブースターの付け根は展開することができます
背中は赤色のパーツがほとんどなく、ガンメタルとドライブラシにより金属の塊のようです
腰部分は引き出し式関節になっていて、引き出すことで可動範囲を広げることができます
腕が動かない分、やはりポーズをつける場合は腰の捻り具合が重要になってきそうです
同じスリーゼロ製ゾイドのシールドライガーと一緒に撮影しました
通常のライガーとコングのサイズ比に見えますが、どちらもタカラトミー版よりも一回り大きいです
HMMゴジュラスとHMMコマンドウルフと並べるとその巨大さがよくわかります
コマンドウルフが子犬のようです(^^;
背の高さ的にはHMMゴジュラスにわずかに及びません
しかし、横幅がものすごいことになっていて、ディスプレイした時の密度や迫力は
圧倒的にスリーゼロコングのほうがあります
一般的な日本の家庭には異質すぎる超ド級ゾイドですが
HMMアンアンコングがHMMゴジュラスと比べると迫力が不足していたので
実質(値段)的にHMMゴジュラスのライバル機として並べても良いかもしれませんね
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スリーゼロ シールドライガー