スコーピア ゾイドワイルド
製作時間:10分ほど
タカラトミーから発売された「スコーピア」のレビューです!
「ゾイドワイルド」のwave1で発売されたゼンマイ駆動モデルの1体がこの「スコーピア」です。
同時に発売されたゼンマイ駆動の「カブター」は、ワイルドブラスト時に角の連動ギミックが追加される、ギミックが魅力的なキットでしたが、こちらの「スコーピア」は残念ながら、ワイルドブラスト時に連動ギミックは追加されません。それでも旧ゾイドの「ガイサック」と比べると歩行に加えて、腕の連動ギミックが追加されていて、ギミック的な進化は十分に感じられるキットになっています!
組み立てに関しては、専用のゼンマイユニットが付属する「カブター」と比べると、「スコーピア」は昔のゾイドのようにゼンマイを中心にパーツを取り付けていくスタイルで、組み立ての難易度はカブターよりも高いです。左右の足パーツをクロスさせるのもちょっと難しいかもしれませんね。
デザインに関しては、サソリの最大の特徴である尻尾が非常にボリュームあるものになっていて、生物の特徴を生かしたデザインが格好良いです!「カブター」はカブトムシの特徴的な角がボリューム不足だったので、個人的にデザイン面では「スコーピア」の方が好みです。ディテールも全身にメカニカルなものが入っていて、墨入れを行えば、メリハリが付いてさらに格好良くなりそう。
■個人的に良いところ
ランナーレスの組み立てキット
箱や説明書の素晴らしいデザイン
サソリらしく尻尾やハサミを強調したデザイン
■個人的に悪いところ
ワイルドブラスト時に追加ギミックがない(個人的には気にならない程度)
■撮影カメラ:NikonD7200
■撮影レンズ:NikonAF-S Micro 60mm f/2.8G ED or NikonAF-S VR Micro Nikkor 105mm f/2.8 G IF-ED
■スピードライト:SB-700(天井バウンス)
■基本カメラ設定:f:8-16、SS:1/60~20、ISO:500、WB:オート
スコーピア
箱はこんな感じ。
砂を被っているライダーの人には、"お疲れ様です!"と言いたくなりますね・・!
箱を様々な角度から
▼復元
箱を開けるとパーツを取り出し易いように、指を入れる穴が開いていました。
するりと中身を取り出すと、大地をイメージした梱包材と、梱包材に守られたパーツがでてきます。
「復元の書」はパーツの一覧と、組み立て説明書の2冊が付属します。
ランナーレスのため、パーツは用途ごとに袋に仕分けされて入っています。
袋には切り込みが入っているため、ニッパーはもちろんハサミさえも不要で、工具なしでゾイドを完成させることができます。
スコーピアの発掘地域は砂漠地帯とのこと。
全体
復元完了!
大型の尻尾と、装甲の隙間から見える目が格好良いです!
尻尾の根元にはゼンマイを回す為の「ポイズンタンク」が付属します。
赤い装甲に挟まれた尻尾は、歴代のサソリ系ゾイドの中でも特にボリュームがあって、個人的にはとても好みのデザインです。
ゾイドとしては、左右に分かれた赤い装甲が珍しい配色ですね。
頭部/足/胴体
顔は上からみると単眼のように見えますが、下から見ると目が二つあって、どことなく可愛らしい感じになっています。
腕と牙は連動ギミックで稼働します。
「デススティンガー」を彷彿する頭部デザインや、ハサミのディテールはお気に入りのポイントです。
斬新なデザインの装甲が格好良いです!
裏側から見ると、歩行ギミックの機構は「ガイサック」などのゾイドと同じことがわかります。
ワイルドブラスト
ワイルドブラストは、「ポイズンスピア」を手動で展開することで発動します。
連動ギミックはありませんが、説明書によると前傾姿勢になって前進するとか。
サソリ系で体の一部が延長される変形は、どことなく「デススティンガー」の暴走状態のように見える気がします。
腰部分に腕が増えるのもウミサソリを意識したものなのでしょうかね。
骨格形態
骨格形態では、骨パーツが体節のように見えるのが良いですね。
目が左右で1パーツなので、パーツがより少なく見えます。
その他
モーター駆動タイプと同様にシールが付属し、キャップは2つ余る仕様になっています。
「ワイルドライガー」や「カブター」と並べるとこの位のサイズ感。
連動ギミックこそは「カブター」に劣るものの、デザイン的な部分では「スコーピア」はとても好みです!
どことなく「デススティンガー」を連想するデザインなのが、個人的にお気に入りなポイントです。
組み立てと歩行の動画を作成しました。
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