HMMライガーゼロ コトブキヤ「HMMゾイド」
製作時間:6時間
HMMゾイド第22弾として、久しぶりの新規共和国ゾイドとして発売された「HMMライガーゼロ」のレビューです!
「HMMライガーゼロ」が発売されたのは2010年ですが、その後2019年に「HMMライガーゼロ マーキングプラスVer.」が発売されました。
HMMゾイドのベストセラーキットで、国内と海外で何度も再販されて、その度に売り切れているHMMゾイド人気の立役者です。
CASによって、4種類のバリエーションがあるのにそれが全部人気というのもすごいですね。
キット自体も先に発売された「HMMシールドライガー」や「HMMブレードライガー」から可動部分が大幅に改良されていて良い感じです。
可動範囲では従来のライガータイプでは取れなかったポーズも楽に決めることができますし、パーツのポロリ率もかなり減っています(それでも一部パーツは接着が必須です。)
組み立ても爪を中心に簡略化されていて、とても組み立て易かったです!
HMMライガーゼロ マーキングプラスVer.
こちらは2019年に発売された「HMMライガーゼロ マーキングプラスVer.」です!
2010年に発売された「HMMライガーゼロ」からパッケージとデカール、パイロットを変更したキットになっています。
キットの構造は、2010年に発売されたモデルから変更ありませんが、最新のHMMゾイドと比べても見劣りしないほどクオリティが高いです。
組み立て易く、デザインも良いHMMゾイドのベストバイキットになっています。
ポージングも問題なく行えます。
胴体部分は自壊しやすので接着が必要ですが、それ以外は接着剤なしで動かして遊ぶことができます。
変更があったパイロットとデカールはこんな感じ。
アニメ版権のトラブルでビットのフィギュアが付属しませんが、バトスト仕様としてレオマスターの紋章が付くのが嬉しいポイント。
国内外で人気のHMMゾイドとして、これからもHMMゾイドの看板キットとしてシリーズを支えてくれそうです!
HMMライガーゼロ(2010年版)
こちらは2010年に発売された「HMMライガーゼロ」のレビューです。
いつものように箱から。
従来よりも箱が薄くなっていて、アニメ「ゾイド新世紀/ゼロ」の第1話のシーンが描かれています。
前後から見るとこんな感じ。
タカラトミー版と比べるとエッジがハッキリしているのがわかりますね。
可動化によって首を上げられるようになったので、横からみるとライオンらしい背中のラインになっています。
胴体部分はスマートにアレンジされていますが、肩幅があって華奢な感じは全くしないです。
頭部
頭部はライオンぽさを残しつつ、スマートにアレンジされています。
素体にすることも可能で、素体の顔も凛々しくて格好良いです!
頬と頭の上、顎のフィンは可動します。
頬のフィンはほぼ真横まで可動が可能。
頭の上のフィンが可動するのは嬉しい追加ギミックですね。
フィンを上げるだけでも迫力がでます。
首は上下に大きく可動するので、スムーズに好みのポーズを付けられます。
首は左右にもそこそこ可動します。
胴体の可動を組み合わせると、最大でこのくらい横を向くことが可能です。
口内にもディテールが追加されているのが、HMMらしくて良いですね。
コックピットはアニメのデザインを再現しています。
ビットフィギュアは小さいながらも丁寧に塗られていました!
胴体
胴体には引き出し式の関節が導入されています。
関節を引き出すことで、上下左右への可動範囲を広げることができます。
お腹にはディスプレイスタンド用の接続穴が開いています。
ライガーゼロをディスプレイするのなら、ディスプレイスタンドでダイナミックなポーズで飾りたいところです!
▼ダウンフォーススタビライザー
ダウンフォーススタビライザーはタカラトミー版と同様に展開することが可能で、なおかつ引き出すことが可能です
▼ゾイドコア
ゾイドコアはいつものように格納されています。
脚部
前足には一部可動箇所を設けたアーマーが装着されています。
アーマーの接続穴はデザインが良く、素体状態にしても違和感がありません。
脚と胴体の接続には新規構造が採用されています。
肩部分と脚が独立して可動するので、広い可動範囲を持っています。
脚の可動にも引き出し式の関節が導入されて、脚を綺麗に折りたたんだり、真っ直ぐ伸ばしたりすることが可能です。
爪パーツは組み立て易さを考慮して、デフォルトでは爪同士が接続されています。
カッターなどで、切断することで爪を閉じることができます。
上の写真では、左がデフォルトの状態。
右が爪同士の接続を切断し、爪を閉じた場合です。
武装
▼イオンターボブースター
イオンターボブースターはHMM版らしく周りはディテールアップされていますが、ブースター後方にはワイツウルフのようなディテールはありませんでした。
前方のセンサーパーツにはクリアパーツが使われています。
タカラトミー版と同様に、ブースターを引き出すことでアーマーが展開されます。
また、ブースター本体は上下のみ可動します。
▼AZ208mm2連装ショックカノン
ショックカノンはHMMシールドライガーのようなアレンジが加えられています。
▼尻尾・AZ108mmハイデンシティビームガン
ビームガンを装備する尻尾はグネグネと可動します。
かなりの可動範囲を誇りますが、あまり動かしていると関節が緩くなりそう・・(^^;
しかし、尻尾に表情を付けられるとポージングも楽しくなってきます!
素体
素体状態にするとアーマー接続用の穴はあまり目立たず、よりメカニカルな印象にアーマーの脱着も容易なので、気が向いたら直ぐに素体やタイプゼロに変更できます。
そんな訳で、HMMライガーゼロのレビューでした!
作りやすさ、遊びやすさも魅力的なゾイドです。
各パーツのデザインも絶品で、改造の素体にしようともう一体購入してしまうくらいです(^^;
やはり今後のCASが気になります!
どのアーマーもHMMアレンジによって見違えそうですね!
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