マスターピース・セイバータイガー マスターピース
製作時間:3時間
タカラトミーから発売されたマスターピース・セイバータイガーのレビューです!
基本的にMPシールドライガーをベースにしているため、外装や電源オン時の動作は異なるものの、全体的な印象はシールドライガーから大きく変わらないと思っていました。
ところが、組み立ててみると装甲がツヤツヤした光沢のある装甲になっていることに驚きました。
私はイベント会場などで塗装された展示品を実際にみていたので、セイバータイガーもシールドライガーのようなザラザラしたつや消しになると思っていました。
組み立てた完成品は展示品とは全然異なるオーラを放っていて、部屋の照明を反射するどころか鏡のようになっている装甲はMPシールドライガーとは全く異なる印象を受けます!
MPのアレンジ要素として追加されたクリアパーツも相まって、タカラトミーゾイドでも特にラインの美しさに定評があったセイバー(サーベル)タイガーの名に恥じない、とても美しいゾイドになっています!
その分追加された「威嚇顔」については個人的には最初に公表された時から良い印象を持っていなくて、セイバータイガーのイケメン顔をアレンジするのは難しいのかもしれませんね。
そのほかにもシールドライガーにはない要素として、帝国共通パーツが付属するのでこちらもどのようなアレンジが行われているのか気になっていました
デザイン的にはHMMに近い要素が取り入れられていますが、パーツ数が多いHMMと比べると若干の迫力不足感も・・。ただ全パーツが1パーツ生成になっていて共通武器の手軽さは懐かしく、
旧タカラトミーゾイドにも取り付けが可能なので改造ゾイドを作る時にはとても重宝しそうです。
帝国共通武器パーツやシールドライガー、セイバータイガーが並ぶとやはりほかのゾイドも欲しくなってきますね。
今度はTSユニットを使った小型ゾイドのMP化やMPレッドホーンの登場に期待したいです。
アニメ無印ゾイド世代的には本命はMPジェノザウラーだと思いますが、いつか発売してくれないですかね・・!
■個人的に良いところ
艶のある美しいライン
電源オンで目の発行がわかりやすい
■個人的に悪いところ
特になし
追記
改造してマスターピース グレートセイバーを作成しました!
マスターピース・セイバータイガー
箱はこんな感じ
MPシールドライガーと同じようにタイガー部分はフィルムが使われていて
落ち着いた高級感のある箱になっています
大きさはこんな感じ
旧タカラトミー版のセイバータイガーよりも一回り大きくなっています
説明書とシール
シールにはサーベルタイガーようにゼネバスが付くかと思いましたが、ガイロスのみでした
サーベルタイガーとして赤のクリアパーツとかつけて欲しかったかもしれませんね
斜め前後と左右から
全体的に胴長になっている印象がありますが、実際のトラに近いシルエットになっていて格好良いです
写真ではわかりづらいですが、肩と背中、お尻にはクリアパーツが使われています
正面から見た時に睨みが聞く顔もちゃんと再現されています
ゴツゴツしたHMMとは違い、無駄のないなめらかなラインで格好良いです
HMM版では鼻が大きくなっていましたが、このくらいのバランスがちょうど良いですね
顔
顔は旧タカラトミー版と同じようなデザインになっていますが
艶がものすごいことになっているのが写真でもはっきりわかるとおもいます!
レーシングカーや新幹線のようにツヤツヤしていて、少しでも空気抵抗を減らすためサーベルタイガーから細かい部分が改良されているようにも見えます。恐ろしいほどのイケメンっぷりで惚れ惚れしてしまいますね・・!
コックピットハッチの開閉は一旦、装甲を持ち上げた後に開くようになっています
MPシールドライガーと同様にコックピット内にはコンソールはありませんでした
口は大きく開くようになっていて、歩行と合わせてダイナミックに開閉するようになっています
閉じるにはタカラトミー版らしく電源オン時にちょうど良いタイミングで止める必要があります
オリジナルデザインの威嚇顔(激おこぷんぷん顔)が付属します
こちらはボンネットの潰れた車みたいで好みではありませんでした・・(^^;
激おこ顔の再現にはコックピットハッチと鼻装甲の差し替えが必要です
同じクリアパーツがそれぞれの顔用に付属し、鼻装甲の裏側には表情筋のようなシリンダーが入っていました。細くて良いですね
耳はポールジョイントになっていて、任意の角度をつけることができます
首回りの装甲は電動ギミックの邪魔にならないよう
プラプラしていますが、遊んでいて外れることはなさそうです
そして顎下にはライガー同様にちゃんとキャップがついていました。よくわかってる・・
足・胴体・武装
足はシールドライガーと同様ですが、装甲によって隙間が気にならない重厚な感じになっています
足の付け根部分にはクリアパーツが採用されています
クリアパーツの表面はツヤツヤしていて鏡のようです
裏側にはトラ模様のディテールが追加されています
このこだわりは良いですね・・
足は猫らしく曲がるので、歩行途中で止めてもコマンドウルフを台座にすると
これまた迫力があって良い感じ
▼小口径対ゾイドレーザー機銃・赤外線レーザーサーチャー・対ゾイド3連衝撃砲
対ゾイド3連衝撃砲は特に大きなアレンジはなく、安定したいつものデザインになっていました
小口径対ゾイドレーザー機銃・赤外線レーザーサーチャーはアレンジは控えめですが、カクカクになりました
小口径対ゾイドレーザー機銃・赤外線レーザーサーチャーの取り付け部分は
小口径対ゾイドレーザー機銃のほうが若干後ろにずれています
巨大化した武装分のバランスをとったのですかね
▼AEZ20mmビームガン
AEZ20mmビームガンはデザインがだいぶ変更されています
軸穴が2つあるので旧と同じように中央部分で接続することができます
そのほかにもグレートサーベルとかほかのゾイドに取り付けることも想定してるのですかね・・
▼複合センサーユニット・地対地ミサイルポッド・対ゾイド30mm2連装ビーム砲
複合センサーユニット・地対地ミサイルポッド・対ゾイド30mm2連装ビーム砲もだいぶアレンジされていますが、HMMのアレンジが凄まじいかったのでインパクトは薄め
ところどころHMMを意識したようなデザインになっています
上下左右に可動します
▼TEZ20mmリニアレーザーガン
EZ20mmリニアレーザーガンは外側に接続穴が空いていました
武装はツヤありのメタリック風の武装になっています
対ゾイド30mm2連装ビーム砲のパイプがかけているのは気になる人は気になるかもしれませんね
▼胴体部分
胴体部分もツヤツヤの装甲が美しいです
ところどころにMPシールドライガーと同様のデザインが見えるのも面白く
共通フレームであることをうまく逆手にとったデザインだとおもいます
共通フレームのシールドライガーと
なんというのかセイバータイガーは輝きが違いました・・
台座もシールドライガーと同じものが付属します
側面から見えるゾイドコアの発光
HMMと比較しても大型化していて、マッシブなデザインになっているので
HMMコマンドウルフを一撃で粉砕するのはもちろん、ヒョロヒョロしているMPシールドライガーも倒せそうなオーラがあります
▼素体
素体はちょっと不恰好です
顔や尻尾、胴体の装甲はセイバータイガーオリジナルのものですが
その他はシールドライガーと共通でした
動画も用意しました
電動ギミックの動作はシールドライガーと異なり
「鼓動」→「咆哮」→「歩行」を繰り返した後にランダム動作になります
そんなわけで、MPセイバータイガーのレビューでした
滑らかな装甲とクリアパーツの一体感は実に素晴らしいです
これは昔、タイガーにアサルトユニットを付けたく無いと言っていた人の気持ちがよくわかります
良いゾイドですね
ゾイド MPZ-02 セイバータイガー | |
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マスターピース グレートセイバー
MP「セイバータイガー」を改造してゲームなどに登場した「グレートセイバー」を作成しました!
グレートセイバーの表記はコロコロやゲームで主に行われていて、個人的には印象的でしたが
バトストではセイバータイガーATの名称が主に使われていたようですね
今回はジェノザウラーに瞬殺されたグレートセイバーを作成しました
ガイロス帝国性のゾイドになるので赤色はほとんど使わず
初期の暗黒軍ゾイドを意識したカラーリングにしてみました
手元に資料がないのですが、ジェノザウラーに瞬殺されたタイガーもこんな感じだった印象が
タイガー本体は微調整を行い、クリアパーツを透明パーツに置換したくらいです
頭部には光ファイバーを入れて、同人誌に登場したセイバータイガーやE7系新幹線風の複眼にしています
デスザウラーの目も100系新幹線が元ネタだったようなので新幹線繋がりです
光ファイバーの根元にはタイガーに元から付いていたLEDを繋いでいます
元々ツルツルしていた表面はつや消し塗料と、粗めに半ツヤを吹いて
きつめにドライブラシすることでゴツゴツした感じにしています
アサルトユニットのミサイルポッドはタカラトミー版をメインにして
先端のミサイルはMSS版、後方にはHMM版のアサルトユニットを使っています
武器をマウントするビームガンはタカラトミー版アイアンコングPKの武器パーツをベースに作成しました
ウイング部分はタカラトミー版をベースにして、HMM版を貼り付け
エネルギータンクの下にはMSS版のミサイルポッド基部を使っています
エネルギーケーブルはコトブキヤのMSG「ベルトリンク」です
尻尾のスタビライザーはタカラトミー版をベースにHMM版のパーツを貼り付け
ウイングにはタカラトミー版の主翼カットして使っています
簡単に作成するつもりでした、クリアパーツを自作したりと何気に手間がかかりました(^^;
細部の詰めの甘さが気になるところですが、全体的には良い感じになったような気がします
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