HMMジェノザウラー リパッケージVer.レビュー | zoikino!

  お気に入り度:★★★★☆
  製作時間:15時間ほど

コトブキヤから発売された「HMMジェノザウラーリパッケージVer.」のレビューです!
2007年に発売された「HMMジェノザウラー」の改善版として、2021年にリパッケージVer.が登場しました!

初期の「HMMジェノザウラー」はパーツの組み合わせが悪かったり、荷電粒子砲発射体制が取れないなど、いくつか問題がありましたが、リパッケージVer.では改善されています。

リパッケージVer.のベースは金型の改修が行われた「HMMジェノザウラー レイヴン仕様」で、レイヴンフィギュアは付属しないもの、真っ直ぐな荷電粒子砲発射体制を再現できます。

腕の延長パーツや、フライングベース用の台座、無色クリアパーツ、豊富なデカールとボーナスパーツが付属するのも良く、「HMMジェノザウラー」の決定版と言えるキットになっています。

難点としては組み立てが大変なことで、今回は組み立てに15時間ほど時間がかかりました。
また所々破損しやすい箇所があり、上級者向けのキットだと思います。

■個人的に良いところ
真っ直ぐな荷電粒子砲発射体制が取れる。
豊富なボーナスパーツ

■個人的に悪いところ
組み立てが大変

■撮影機材:「Nikon Z5」+「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」or「NIKKOR Z 24-70mm f/4S」+「SB-700」


箱はこんな感じで、模擬戦で「ダークホーン」と「グレートセイバー」を倒したシーンになっています。


「ジェノザウラー」本体は、2007年版と見た目に大きな違いはありません。
ただ首の可動範囲が広くなっているので、顎を引いたポーズが取りやすい気がします。


頭部は量産機用の武器か、レイヴン仕様の武器を選択して取り付けできます。
今回はレイヴン仕様をベースに撮影しています。


2007年版と違い、首の可動範囲が広くなっているので、首を曲げたポーズも可能です。
腕の延長パーツも2つ付属し、アニメのように腕を飛ばすことができます。



可動範囲が広くなっているので、様々なポーズが自然に決まります。
アニメやバトストの活躍に縛られないようなアクティブなポーズも格好良いぞ!



「HMMブレードライガーAB」と並べるとこんな感じ。
「HMMジェノザウラー」はちょっと華奢な感じがしますね。


真っ直ぐな荷電粒子砲発射体制を取ることもできます。


付属するデカールなどはこんな感じ。
フライングベース用のパーツが付属するのが良く、ホバーしているようなポーズでディスプレイするのも格好良いですね。

▼撮影機材:ニコンCOOLPIX S610

そんな訳で、いつものように前後から始まります!
いきなりつま先立ち。
デフォルトでつま先立ちが出来るようだったので、ウチの子は完成した瞬間からつま先立ちしています。

「ジェノザウラー」本体のアレンジは、T-REXにしては小顔すぎる気がしますが、これも格好良いです!


丸いモールドが追加され、シャープになった頭部。
クリアパーツは組み立て中に破損しやすく、最初の難関になると思います。


セイバータイガーATを瞬殺した腕。
付け根はローリングジョントとボールジョイントの2重関節で、手の甲はボールジョイントです。
可動範囲は広く、いろいろなポーズが付けられます。


足は組み立てが難しく、構造的にも問題がありました。
私の場合はアンカーのシリンダーが太すぎて入らなかったので、取り外しています。

組み立てるときは大変でしたが、完成するとつま先立ちができるので、足はお気に入りの部分になりました!
パーツが取れやすいので、接着は必須。
脚部のシリンダーは可動しませんが、可動範囲が広く、接地性も問題ありません。

▼尻尾

「HMMジェノザウラー」の最大の特徴とも言える尻尾!
このジェノの価値の4分の1以上はここにある気がします。(当社比)
可動範囲や保持力は脅威的で上下左右に動かすことができます。尻尾にポーズをつけるとさらに格好良くなりますね。

ゾイダーが夢見た放熱フィンの展開ギミックが再現されています!
それぞれの節で、上下で大きく展開、2さらに枚のフィンが展開できます。
少々展開が面倒くさいかも・・?

▼武装

元のデザインを継承しつつ、格好良くアレンジされた「パルスレーザーライフル」。
後方にバッテリーパックっぽいデザインが追加されたのが格好良いですね。


そして「ジェノザウラー」の主砲「収束荷電粒子砲」!
しかし、前評判の通り、まっすぐに変形できません・・。何のための可動モデルなのだろう・・。


「HMMブレードライガー」との大きさ比較。
ブレードライガーのほうが大きいです。
ブレードに猫パンチされただけで、やられてしまいそう
でもコマンドウルフになら何とか勝てそうだよ!


改造してチップLEDを2つ搭載しました。目がひかーる。
やはり「ジェノザウラー」の目は光ってこそです!

ここからは各パーツのアップです。

装甲を取り外すと、紫色の肋骨や、首の内部メカが見えます。 各スリットからいろいろなメカが見えるのには燃えますね。

手足の接続部は「HMMコマンドウルフ」のようなディスクブレーキのディテールがあります。


脚部はこんな感じ。
太もも部分にはクリアパーツが採用されています。

脚部アーマーを展開すると内部メカやバーニアが見えます。 バーニアは上下に可動し、爪は1つ1つ上下に可動します


尻尾の先端にもクリアパーツがあります。
フィンやフィン内部にもモールドがあり、追加されたディテールが格好良いです。


頭部レイヴン仕様レーザーガンはランナーごと捨ててしまいました・・
こちらは量産機のレーザーガンです。


各種武装や手足周り。
コックピット周辺は自壊しやすかったので、接着剤が必須でした。


そんなわけでブキヤジェノのレビューでした。
荷電粒子砲発射体制を取れなかったり、加工しないと組み上がらないなど、微妙な箇所はあります。
しかし、完成した姿が格好良いのでゾイダーならば覚悟を決めて買わねば!

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