HMMシールドライガー HMMゾイド
製作時間:7時間ほど
コトブキヤから発売された「HMMシールドライガー」のレビューです!
2006年に発売されたHMMゾイド第1弾の「HMMシールドライガー」が2022年にマーキングプラスVer.となって再登場しました!
それまでの間に「HMMシールドライガー・バン仕様」、「HMMシールドライガー・RAMARスペシャル」、「HMMシールドライガーDCS-J」などのバリエーション機が発売されましたが、ノーマル「シールドライガー」が登場するのは16年ぶりになります。
初期の「HMMシールドライガー」では、パーツを削ったり、接着するのが必須でしたが、金型が微調整されているのか、意外とスムーズに組み立てることができました。
「HMMシールドライガー」の大幅な調整といえば、「HMMシールドライガー バン仕様」がありますが、今回の「HMMシールドライガー マーキングプラスVer.」は一部の改修がオミットされています。
組み立て難易度はHMMゾイドでもトップレベルですが、今のHMMゾイドに無いメカニカルさが良い感じ。
可動部の隙間からチラリと見える場所でも、細かなモールドが施されていたり、メインフレームの構造が分かる無骨なデザインは、最近のHMMゾイドに無い要素で格好良いです!
大人気シリーズとなったHMMゾイドの開拓者と言えるキットで、HMMゾイドにある程度慣れてきたら、ぜひ挑戦して欲しいキットになっています。
■個人的に良いところ
メカニカルな内部メカのデザイン
■個人的に悪いところ
組み立てが大変
自壊しやすい
■撮影機材:「Nikon Z5」+「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」or「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」+「SB-700」
HMMシールドライガー
箱はこんな感じで、バトルストーリーのワンシーンを描いたものになっています。
第2期ゾイド的には最初のライバル対決のシーンを描いたものになっていて、「セイバータイガー」との戦闘をコロコロコミックで見て、ゾイドに興味を持った人も多いはず。
箱は大きめで、迫力のパッケージアートをみることができます。
全体
全身を見るとこんな感じ。
初期のHMMゾイドなので、バランス的に気になるところがあり、全体のボリュームは濡れた猫のようにも見えます。
この辺のバランスは、後発としてタカラトミーから発売されたマスターピースに軍配が上がると思います。
全身をみるとこんな感じ。
やはり全体的に細身の印象があります。
各部
各部をアップで見ると格好良く、シャープなエッジはHMMならでは。
マーキングプラスVer.では無色クリアパーツが付属するので、塗装して旧カラーやオリジナルカラーにできます。
タテガミのEシールド発生装置は上下左右が可動。
内部メカも作り込んであって、特に上のシールドパーツは後ろから見ても見応えがあります。
腹のミサイルポッドも展開が可能ですが、そのままでは足にミサイルが当たりそう。
横から見ると胴体部分の華奢な感じが良くわかりますが、ソリッドなフレーム部分と、メカニカルな可動部分の対比が格好良いです。
バイクをメインにデザインに取り込んでいるHMMゾイドですが、「HMMシールドライガー」はどこか電車の床下機器や台車を彷彿するデザインです。
その他の可動箇所や武装はこんな感じ。
ポーズを付けて、Eシールド発生装置を展開すると見栄えが良くなり、可動するゾイドとして手探りでデザインされたのが伝わってきます。
各部
シールはボリュームがあり、タカラトミー版のシール位置を完全再現できるようになっています。
全武装を展開するとこんな感じ。
同じフレームを採用した「HMMブレードライガーAB」と並べるとこんな感じ。
どちらもタカラトミー版を強く意識したカラーリングとなっていて、並べていると子供の頃を思い出しますね・・!