HMMレドラー ガイロス帝国仕様 HMMゾイド
製作時間:2時間ほど
コトブキヤから発売された「HMMレドラー ガイロス帝国仕様」のレビューです!
先に発売された「HMMレドラー ゼネバス帝国仕様」のカラーバリエーションとして、第2期ゾイドのガイロスカラーが登場。
1999年のアニメ化を意識したカラーリングは、SNS映えして現代でも通じそうです。
透明度が低い翼も再現していて、先に発売されたゼネバスカラーと並べると、翼のデザインが別物のように見えるのが面白いですね。
追加武装については、専用のミサイルとビーム砲が付属。
1999年の箱裏のカスタムを再現できるようになっています。
当時は「バリゲーター」と「レッドホーン」を犠牲にしないと作れなかったカスタムですが、HMMでは単体で再現できるのが嬉しいポイントです。
組み立ては非常に簡単ですが、紫のパーツはちょっと傷が付きやすいようで、デザインナイフでゲート処理する時には注意したいところ。
別売りで「ブースターキャノンセット」が発売されて、こちらも第2期ゾイド最盛期の2000年を思い出すアイテムです。
「ブースターキャノンセット」は「HMMレドラー」よりもサクっと組み立てることができて、他のゾイドにも取り付けられる汎用性の高さも魅力的。
シンプルな造形なので、様々なゾイドに似合いそうですね。
■個人的に良いところ
接着剤不要で組み立て易く、2時間ほどで完成する手軽さ。
程よいアレンジと広い可動範囲。
■個人的に悪いところ
特になし
■撮影機材:「Nikon Z5」+「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」or「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」+「SB-700」
HMMレドラー ガイロス帝国仕様
箱はこんな感じ。
「ホエールキング」のカタパルトから発艦する「レドラー」が描かれています。
スピード感満載の蒸気式カタパルトで、よく見ると足ゲタが取り付けられていたり、細部まで描き込まれています。
勢いあるシーンでも「レドラー」自体のポーズは大人しめ。
生物的だったゼネバス帝国仕様とは違って、兵器として運用されているゾイドを印象付ける箱絵になっています。
全体
2時間ほどで完成させるとこんな感じ。
ガイロス帝国らしい紫の装甲が印象的です。
可動モデルになることで、「ギルベイダー」のような翼の広げ方が可能。
その状態で高いところにディスプレイしていると、ミニ「ギルベイダー」と見間違える存在感がありました。
基本的にゼネバス帝国仕様のカラーバリエーションですが、胸部のクリアパーツはクリアグリーンになっています。
素組状態ではあまり目立ちませんが、後ろをメタリックシルバーで塗装したり、電飾を入れると良いアクセントになりそうです。
頭部
頭部のクリアパーツも透明度が低めになっていて、キャノピーごしでパイロットを確認するのが難しい透明度です。
ゼネバス帝国仕様と同じく、可動範囲は申し分ありません。
直立させても格好良いですが、やはりディスプレイベースと組み合わせて飛行形態で格好良くディスプレイしたいところ。
武装
武装は「小口径レーザー機銃」「各種ミサイル」が付属。
タカラトミー版では再現が難しかったカスタムを簡単に再現できるのが良いですね。
武器の組み立ても非常に簡単でした。
ミサイルはマウント部分とミサイル本体を分けられるので、ブーンドドドが捗りそう
ブースターキャノンセット
こちらは同時に発売された「ブースターキャノンセット」です。
ランナー5枚(内1枚はクリアパーツのバリエーション)で構成されていて、30分ほどで組み立てることができました。
レドラーに取り付けるとこんな感じ。
発売前は大きすぎる印象がありましたが、実物のバランスは非常に良いです。
ブースターキャノン自体も3mm穴が開いていますが、「連結ユニット」を組み合わせると、3mm穴、3mm軸、5mm穴が使えるようになります。
HMMゾイドやゾイドワイルドを含むほぼ全てのゾイドに取り付けられる汎用性の高さが良い感じ。
「連結ユニット」にも可動軸が設けられていて、上下左右に動かすことができます。
「HMMレドラー」自体も武器取り付け用のマウントポイントが多いので、全ての武器を搭載したフル武装状態にすることができます。
「ブースターキャノンセット」に付属する説明書やデカール、クリアパーツはこんな感じ。
「HMMレドラー ゼネバス帝国仕様」との比較
「HMMレドラー ゼネバス帝国仕様」はワインレッドと透明度の高い翼で落ち着いた雰囲気。
「HMMレドラー ガイロス帝国仕様」はアニメを意識したインパクトのある見た目で、どちらも格好良いです!
個人的には翼の透明度の違いで、フレームのシルエットが見えたり、見えなかったりするのが良いですね。
シルエットが違うので別のゾイドのように見えてきます。
「HMMレドラー ガイロス帝国仕様」のレビューでした。
カラーリングと武装の再現など、第2期ゾイダーに刺さるキットになっていて、非常におすすめできます。
アニメでは「ブラックレドラー」の印象が強かったので、「ブラックレドラー」のHMM化にも期待したいですね・・!
発売前情報
▼2021年12月18日:第二次エアスタンドリバー

2021年の年末に行われた「第二次エアスタンドリバー」にて、HMMレドラーが発表されました。
この時点でカラーリングは赤と紫、さらにブースターキャノンも発売されます。
放送内で簡単に紹介されていましたが、可動範囲が広く直立2足で立たせることが可能なようです。
▼2022年05月14日〜5月15日:静岡ホビーショー2022

静岡ホビーショーで展示されていました。
HMM化の恩恵を最大に受けていて、複雑なモールドやポーズによって、従来の「レドラー」とは違う印象を受けます。
タカラトミー版をブラッシュアップしたようなキットになりそうで、こちらも販売が楽しみですね。

▼2022年07月11日:ヨドバシAkibaで展示

ヨドバシAkibaで展示が行われました。
「HMMレドラー」については、ダイナミックなポーズで展示されていて、タカラトミー版はもちろん、アニメでもなかった「レドラー」の新しい魅力が表現されています。

▼2022年09月14日:Amazonで予約開始
▼2022年10月01日:全日本模型ホビーショー

全日本模型ホビーショーでデコマスが展示されていました。
ゼネバス仕様とガイロス仕様でクリアパーツの透明度が違うことが初めて判明しました。

▼2023年02月04日:コトコレ

発売直前にコトコレで展示されていました。
