HMMプテラスボマー マーキングプラスVer. HMMゾイド
製作時間:5時間ほど
コトブキヤから発売された「HMMプテラスボマー マーキングプラスVer.」のレビューです!
2011年に発売された「HMMプテラスボマー ジェミー仕様」にパイロット変更とボーナスパーツ追加を行ったキットです。 カラーリング変更がないため、ゾイド単品ではほぼ再販と言えます。
HMMゾイドらしく、タカラトミー版の特徴を残しながらマッシブにブラッシュアップされていて、エッジが立った装甲や武装は見違える格好良さになっています。
可動範囲も豊富で、飛行形態に変形できるのはもちろん、大きな翼は動かすだけでダイナミックなポーズが取れます。
最近では「HMMストームソーダー」や「HMMレドラー」が販売されていますが、小型で直立二足の「HMMプテラス」は存在感があって、他の飛行ゾイドと並べても様になるのが良い感じ。
気になるポイントとしては、「ボマーユニット」がタカラトミー版のような塗り分けが少ない成形色になっていて、HMMゾイドなのに物足りなさを感じます。
塗り分けしやすいようにパーツ分割はされているので、気になる人は塗装しても良いかもしれませんね。
■個人的に良いところ
簡単に組み立てられる
マッシブなシルエット
■個人的に悪いところ
塗り分けが少ない
■撮影機材:「Nikon Z5」+「NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S」or「NIKKOR Z MC 50mm f/2.8」+「SB-700」
HMMプテラスボマー マーキングプラスVer.
箱はこんな感じで、バトルストーリーのワンシーンを描いたものになっています。
バトストはしっかり読んだことが無いのですが、「グスタフ」を猛爆撃している「プテラス」が描かれています。
アニメではやられ役の印象が強かった「プテラス」ですが、意外な活躍シーンを観れるのは面白いですね。
見た目は先に発売されたジェミー仕様とほぼ変わりません。
タカラトミー版からマッシブにアレンジされていて、翼竜よりもドラゴンに近いバランスになっています。
全身を見るとこんな感じ。
タカラトミー版に近い配色になっていて、説明書の完成品写真を再現するためにはマスキングを駆使した複雑な塗り分けが必要になりそうです。
全体
頭部はキャノピーが開閉します。
設計上問題があるのか、クリアパーツを奥まで差し込むと、青いパーツのセンサー部分が割れてしまいます。
タカラトミー版では再現できなかった形態で、可動域を活かして再現できるのはHMMならではの強み。
「HMMストームソーダー」や「HMMレドラー」とは違う魅力で、「HMMプテラス」はフライングベースを組み合わせることで真価を発揮すると思います。
ボマーユニットは細かく分割でるので、色分けが気になる人は比較的簡単に塗装できそうです。
▼ノーマル
ノーマルのプテラスに組み替えることができます。
個人的にはバランスが良いノーマルの方が好みです。
ポーズもとりやすく、HMMらしくガクガシ遊ぶことができます。
「HMMプテラスボマー マーキングプラスVer. 」のレビューでした。
塗り分けに物足りなさはありますが、ハズレがない小型HMMゾイドらしく完成度が高い仕上がりになっています。
ボマーユニットはカスタムパーツとしても汎用性が高く、ラインナップが増えてきた飛行ゾイドと組み合わせても楽しめるおすすめのゾイドになっています。