ギルラプター レビュー | zoikino!

  お気に入り度:★★★★★
  製作時間:30分ほど
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タカラトミーから発売された「ギルラプター」のレビューです!

「ワイルドライガー」と同様に本格的なゾイドシリーズとして、12年ぶりに販売した「ゾイドワイルド」の2体目となります!「ランナーレス」など多くの新しい要素をもつゾイドワイルドシリーズですが、現行のラインナップでは「ギルラプター」のみが二足の恐竜型となっています。

モーターユニットは「ワイルドライガー」等と共通になっていますが、「ギルラプター」はそのモーターユニットで二足歩行を行い、かつ片足を浮かせる完全二足歩行を実現した脅威のゾイドになっています!
足を完全に浮かせることで、歩き方が安定して真っ直ぐ、そして素早く進む様子は「サラマンダー」や「ジェノザウラー」から大幅な進化を印象付ける衝撃的な光景でした。


ギルラプター本体のデザインも素晴らしく、「ワイルドライガー」は従来のライガータイプの良いところをさらにブラッシュアップしたデザインでしたが、「ギルラプター」は従来のライバル機のデザインを一部取り入れながらも、全体的にはディノニクス種として独立した存在感を放っています。「ジェノザウラー」や「バーサークフューラー」のデザインに縛られずに、滑らかな曲面を多様した赤い装甲はどちらかと言うと、旧シリーズの「レッドホーン」や「サーベルタイガー」のような印象を受けました。(緑系のキャップも)

■個人的に良いところ
ランナーレスの組み立てキット
箱や説明書の素晴らしいデザイン
ゾイド本体のデザインも申し分なし
「ウイングショーテル」が「カウンターサイズ」のようで、念願のレブラプター後継機っぽい

■個人的に悪いところ
目が見にくい

■撮影カメラ:NikonD7200
■撮影レンズ:NikonAF-S Micro 60mm f/2.8G ED or NikonAF-S VR Micro Nikkor 105mm f/2.8 G IF-ED
■スピードライト:SB-700(天井バウンス)
■基本カメラ設定:f:8、SS:1/60~20、ISO:500、WB:オート


箱はこんな感じ。「ワイルドライガー」などと同じサイズです。
他の「ギルラプター」がいるのが量産機っぽくて良いですね。



箱を様々な角度から

▼復元

箱を開けるとパーツを取り出し易いように、指を入れる穴が開いていました。
するりと中身を取り出すと、大地をイメージした梱包材と、梱包材に守られたパーツがでてきます。
「復元の書」やパーツの向きから、箱の右側から取り出すのが正規ルートでしょうか。左側からはちょっと取り出しにくかったです。


ランナーレスのため、パーツは用途ごとに袋に仕分けされて入っています。
袋には切り込みが入っているため、ニッパーはもちろんハサミさえも不要で、工具なしでゾイドを完成させることができます。
(電池ボックスはねじ止め式なので、ギミックを確認する場合にはドライバーが必要)


復元の書は上質な紙を使った、かなり凝ったデザインになっています。
フルカラーでの復元方法の説明はもちろん、「ギルラプター」の説明や世界観の説明が行われていて、完成後も保存したくなります。
梱包材は撮影時の背景にしても良さそうですね。


30分ほどで復元が完了。
頭部の内部メカが見える感じが、「ジェノザウラー」や「バーサークフューラー」っぽく、赤い装甲とトゲトゲした感じは「バイオヴォルケーノ」っぽいですが、滑らかな曲面の装甲によって従来のライバル機とは異なる雰囲気がでています。


CMでも印象的だった背中のブースターは「ギルラプター」の魅力の一つ。



正面から見ると目が見えなくなるのが気になるかもしれません。


頭部はとてもイケメン!
恐竜らしいシルエットが格好良いです!


口の開閉は手動でも可能。
口の開閉に合わせて、目が動き、首の装甲も連動して動きます。


鉤爪が印象的な足は、片足を浮かせた状態で自立することができます。


腕は鉤爪を含めてだいぶ小さい感じになっています。ちょうど良い場所に武器マウント用の凸があるので、従来のゾイドの武器パーツやコトブキヤのMSGを取り付けてカスタマイズしやすそうです。

電池ボックスのネジはちょっと回しにくいかも。


尻尾は保持できないものの手動で動かすことが可能です。


「ウイングショーテル」と一体になった「ジェットブースター」


「ジェットブースター」は2パーツで構成されているのに、ブーター噴出口の内部までモールドがあり、さらにはバックパック自体も隙間からメカが見える素晴らしいデザインになっています!


「ウイングショーテル」を広げることで、「ワイルドブラスト」状態になります。


「ワイルドブラスト」は「ワイルドライガー」のような連動による自動発動はなく、手動で「ウイングショーテル」を動かして発動させます


「ウイングショーテル」を広げた姿は「レブラプター」を彷彿して、人気があるのに後継機が出なかったレブの悲願が達成された感じがします(^^;


骨格形態では、恐竜や鳥のような目の周りの骨が再現されているのが良いですね。
本来は背中にキャップはつけないのですが、ちょうど2個余っていたので取り付けています。


目の部分は取り付け軸の形が左右で四角形と、六角形で異なるので間違わないように要注意です。


ライバル機の「ワイルドライガー」と比べると、「ギルラプター」の方が一回り小さいです。


今でも比較的購入しやすいライバル機組と並べて見るとサイズ感はこんな感じ。
付属品はライダーの他、予備キャップが2個と、シールが付属します。


ゾイドワイルド第一弾のラインナップでは、「ギルラプター」と「ガブリゲーター」が個人的にお気に入りです!
「ギルラプター」はバイザーをつけたりして、「ギルベイダー」風に改装したいと思っていますが、落ち着いてから検討してみますかね。


組み立てと歩行の動画を作成しました。

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