ゾイド格納庫 展示ルーム Ver.3 |
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「絡竜(らくりゅう)」 ソルジャークラス集団特攻型。 蟲のような節足と大きな翼を持つソルジャークラスの竜。 主に集団を形成する竜の中にあって蟲竜に次ぐ程の繁殖能力を誇るため、この竜が確認されるネストは大概数百体規模の大規模ネストと化す。 稀に小規模ネストに絡竜が確認されることがあるが、その場合でも持ち前の繁殖能力ですぐに殖える。 知能が低いと言うよりは自我が薄く、「ネストによって使役されるトゥルーパー」とでも言うべき習性を持つ。 ネストの頭となる竜の命令には非常に忠実で、危険域にある物どころか通常考えられない「身代わり」の行為すら芥ほどの躊躇も無く即実行。これをコマンダークラスの竜が行えば凄まじいほどの連携能力を発揮する(とは言ってもコマンダー未満の竜が命令するなどと言うことは早々無いのだが、その場合でもネストの個体数、或いは絡竜種の生存に関わるとあらばそれに合わせて行動する(後述))。 主に節足の先端等に付いている爪や牙で攻撃し、場合によっては背面部の空気砲で攻撃を行うが、何より恐ろしいのはその体の後半身、展開する節足群である。 通常は後半身の中ほどで折り畳まれる形になっている体を伸ばしきり、その先に伸びる8本の節足と2本の大きな爪、そして前半身の全ての爪と牙を以って対象に取り付き、その動きを封じ込める事が出来る。 更にそこに複数の絡竜が重なるように取り付くことで完全に身動きの取れなくなった敵を他の竜に攻撃させるという凄まじい習性を持つ。 また各節足類のパワーは高く、薄い装甲であれば握りつぶしてしまうことも可能。 ただ、実際の戦闘能力自体は一般の機体でも十分対処可能なレベルであり、握力以外はその能力の殆んどに於いて平均を下回ると言う有様である為、竜の中でも個体戦闘能力はかなり低い部類に入る。 先に少し触れたが、この種に於いては他の竜とは異質な生態を持つ。 それは「個」を捨てることで「種」を守ると言うものであり、その為に個体に及ぶ危険性を顧みない戦法を可能とする。 絡竜の群れ或いはそれを内包したネストに於いては絡竜の3割強が繁殖、残りが攻撃を司り、攻撃側に有る絡竜がネストにおける「武器」と化す。 それは他の種との真っ向からの争いともなれば戦闘能力の低いこの種は真っ先に食物連鎖の下層に位置することになる為と、それに対して繁殖能力を維持するために「多くの「個」を以って他種に尽くす」と言う凄まじい関係性を確立させた為である。 例外として、ネスト内の絡竜種の存続に拘った場合に限り命令よりも生存を最優先とした行動パターンに切り替わる。 その状態にあって尚、徐々にでは有るが個体数は増加傾向にある。 平均的な最大戦闘能力は確かに全竜種中の平均を下回るが、一回の戦闘で落とされる絡竜の数を上回るほどの短期間での繁殖能力と、更に即座に戦闘可能域まで仕上がるほどの成長速度は蟲竜のそれに次ぐ程のものである。 ただ、実のところはある程度の数まで達すると繁殖に歯止めをかけるらしく、先述の戦法の事もあって他の生態系を圧迫するまでには至らないようである(絡竜種全体の数を一定に保つ為の集合無意識が働いているとも言われる)。 ・・・・・・先述の「ネストによって使役されるトゥルーパー」の表現はある意味この竜の生態のかなりの部分を物語っていると言える。 「爪卵竜(そうらんりゅう)」 ソルジャークラス海戦格闘型 海中においてかなりの数を誇る竜。 全身に刃状の突起を持ち、更に鰭部分も刃物同然に進化していると言う外見的、機能的特徴から「海の爪牙竜」とも言える。 その前半身が攻撃的でありながら、後半身は巨大な卵を内包したような奇妙な外見から窺い知れる通り、機動力は低い部類に入る。 推進のほぼ全てを担う前半身には一応推進機関も装備されているが、その重心バランスの関係上、あくまで補助的なものとなってしまったのが実情である。 通常は前半身の鰭で海中を潜航。 海底に於いては浮力によって後半身を浮かせる形で歩行する。 当然全身の刃は攻撃に於いて真価を発揮する。さらに近接戦武器に対しては防御力を増す働きを持つ。 外皮の強度も高めになっており、この為にかなり海中深くまで生息が確認されている。 そしてこの竜最大の特徴はその後半身、巨大な卵状の部分より展開される無数の爪である。 発見された当初こそ生殖器官と思われていたそこだが、(無論そういった器官もあるものの、)実態は捕食器官であり、コアに至るまでを内包した真の「本体」である。 一見すれば本体とも取れる前半身は完全な攻撃用器官であるが、その外側から見える眼などの器官は全て本物である(補助のものではあるが)為、眼等の幾つかの器官は前後2セット有り(因みに本体側の眼は本体上部のスリット状の部分の奥に隠されている)、その気になれば前後を同時に見ながら戦うことができる(負担が大きいため普段は使われていない。)。 また、最悪前半身は切り離してしまっても生命活動は十分可能で、時間はかかるが再生も可能。 後半身より展開される爪は異様な程器用に扱われる「牙の代わり」であり、これを以って解体した獲物の体液を啜るのがこの竜の捕食である。 また、海中の金属イオンだけでもかなりエネルギーを賄える為一度捕食が出来れば戦闘を数度含めて尚1~2ヶ月は耐えることが可能。 名前の由来は球状の後半身が「爪を生み出す卵」の様に見える事から来ている。 作者メモ 参加初作品のリメイクと新作、ということで。 お久しぶりです。 今回の絡竜の設計自体はブロックを極力使わないことが目標になったぐらいで、正直蝉フェイスと翼以外見事に変わってますw; で、挙句の果てにはボルドガルドの足を使い放題という暴挙までかましてますが、ご容赦を。 前回の蠍の最後の文章はYUKIさんにVer.1の時に頂いたコメントより頂きました。 勝手に転載して申し訳ありませんm(__;)m ・・・・・・ソルジャーって許可なしでもよかったですよね?; というわけで爪卵竜のメモに続きます。 モチーフはある日ふとテレビで見た魚(? 名前がわからないです;)がモチーフで、推進方法もほぼモチーフのままです。 その大きな後ろ半身ががばっと開いたら、というのがコンセプトであったりします。 つーか後ろ正面撮り忘れました;;; 最後に、来週中にはスカスラの再撮影を終わらせますのでご容赦くださいm(__;)m それではこの辺で、またお会いしましょう。 |
デイゴエ | 2008/05/17 19:18:17 | ||||
絡竜。 まさかこの竜がリメイクされるとは思わなんだ!更に異形度が増してますね。 蚊が巨大化したような姿が恐ろしい…。展開ギミックが進化していて更に強力に絡み付いてきそうですねw 爪卵竜。 読み方はそうらんりゅうでいいんでしょうか。 こちらも展開ギミック有りですが、こちらは副腕みたい。 真上から見たとき、胴体に隙間が見えてしまうのが勿体ない…。 名前の卵ってのはモチーフに由来するんですかね? 水中生物らしく、体の至る所に目があるという設定が上手いと思いました。 >ネストの頭となる竜の命令には非常に忠実で、例え危険域にあるほどの影響を受ける命令であろうと芥ほどの躊躇も無く即実行 確か、攻撃に躊躇が無いのはソルジャー竜全般に言える事でありませんでしたっけ。 編集済み(2008/05/17 19:18:34)
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むらさめっち | 2008/05/18 08:54:22 | ||||
どちらかというと爪卵竜の方が好みですが、どちらもカッコ良いですね。 これモチーフ魚ですか。てっきり海亀さんかとw青系綺麗だなあ。 スカスラ(再)も楽しみです。 | |||||
黒鷹@月天 | 2008/05/19 16:34:02 | ||||
コメントありがとうございます~♪ >ディゴエさん 絡竜製作中、思いつきで組み込んだデッドバスター等の赤いパーツとブレイブジャガーのキャノンの色の組み合わせがまさかここまで恐ろしいものだとは思わなかった、と言うのが第一印象でしたw; ゼロフォームカラーは使いどころを間違えると大変です;;; 「蚊」ですかw その発想はなかったです; 個人的には蝉+蜘蛛+蟻のキメラのように思っていました~。 書き忘れてすみません;;; 読み方は「そうらんりゅう」です~。 設定文に追加しておきました。 隙間・・・・・・気になってしまいますか; 特に気になっていなかったのですがやはり隙間と言うものは詰めておいた方が良いのでしょうか。 副腕については牙として使う以外に水を掻いたり海底を蹴って進んだりと言うイメージがあったりします。 ある意味主腕の鰭よりずっと使い勝手は良いのかも。 名前の「卵」は球状の後半身が「爪を生み出す卵」の様に見えるんじゃないか、と言う所から来ています。 目に付いては、「強すぎないぎりぎり」を狙ってみました。 ・・・・・・ところで、水中生物には目が一杯付いているのがいるんですか?;;; >ソルジャー竜全般に言える事 この設定を失念していた、と言うのもあるんですが、もう一点攻撃ではなくとも「命令さえあれば、その身体機能で出来ることは何でもやる」と言うイメージがありました(機械的にはなるでしょうが)。 >むらさめっちさん マトリクスドラゴンを手に入れたので怒涛の勢いで作ってみましたw あれは、魚、だったのかなぁ・・・・・・(爆 それでは、また。 | |||||