ゾイド格納庫 展示ルーム Ver.3

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イクス・レーヴァティン
イクス・レーヴァティン
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投稿者
(略)
分類チェンジマイズブロックス
シリーズ竜滅のツルギ
投稿日2008/01/01 04:10:22
最終更新2008/03/18 20:46:39
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イクス・レーヴァティン


過去において王国と戦争を繰り広げていた帝国の最強兵器。紅蓮戦神とも呼称される。

尚、「光」「太陽」の特別機と帝国では定義されることもあるが、王国では「邪」とされている。

同様に王国で「重」「星」のキング・シルヴァリオンとの呼称が帝国では「闇」となされている。

イクスはExceedの略。

過去の大戦において王国の当時の12大特別機の半数を壊滅させるなど圧倒的な戦闘能力を発揮した。

その脅威に対抗するために13体目のキング・シルバリオンが作られたと推測されているが・・・。

最終決戦においてはシルバリオンのエバーラスティングデスの一太刀を受け機体は各坐したとされている。

その後回収されたレーヴァティンは現在に至るまで改良され続け、現在ではその能力はシルバリオンすら凌駕するのではないかと噂されている。


武装を背中に装着した形態はウェイトモード、非装着形態はバトルモードと呼称される。

基本的にウェイトモードは充電目的のために存在するため、そのまま戦闘することは殆ど無い。



数え切れぬ程の長い時間を経て、シルバリオンの重力兵器に対抗するためにはどうすればいいのか?という命題に帝国の開発者は一つの答えを遂に見出す。

重力を振り切る速さ。それが答えであった。

当たらなければどうということはない、とどこかの赤い人も言っていた。そのためイクスには超加速が可能な推進機関バーストドライブが搭載されている。

原理は地球にもある核パルス推進とほぼ同じ。爆発を受けて加速するというものである。

過去において帝国が生み出した超兵器、太陽爆弾。マイクロサイズの恒星を爆発させるそれの原理を応用することで究極的な加速が実現可能になった。

背部バーストドライブユニットに大気中の水素を基にマイクロサイズの恒星を生成、それを爆発させ強力なEシールドで機体を保護しつつ加速するのである。

理論的には宇宙空間にも水素は僅かながらも存在しているため、ほぼ無限に加速し続けることが可能であるとされる。

大気圏突破どころか数分で月面にまで到着するほどの速度を持ち、その性能はHmBloxというよりは恒星間航行船に近い。

地表でのこの機関の使用時には凄まじい爆風と衝撃波が発生する。そのため扱いはかなり困難。ほとんど緊急回避のための装備と化している。

地上でのバーストドライブ使用は一旦大気圏外にまで飛び出し、目標地点へと突入・着陸といった移動手段としてのみ推奨される。

しかし、そういった被害を無視するのならば究極の速度をイクスに付与することが可能であろう。

この超急加速に耐えるためには機体の耐G装備だけでは足りないため、搭乗者はまるでロボットのような見た目の専用スーツを着用する必要がある。

専用スーツも同じく高度な技術で作られており、この1着に特別機1体を新規建造するほどの膨大なコストが掛けられたという。

そのため、このスーツは皇帝の座とともに受け継がれるものとなっている。




ほぼ全身に無数の火砲を隠し持ち、単機でも大多数の敵機を殲滅可能。僅か一機でギガントの5倍超の火力を持つとされる。

バーストドライブに因らない推進力も高く、飛行も可能な程。巨体でありながらも高速偵察戦闘機ホルスに匹敵する速度を叩き出す。

脚部バーニアを展開し、超高速で突撃するクリムゾンブレイカーという対艦攻撃が可能。

つま先で装甲を打ち破り脚部全武装を一点に集中し内部から破壊する大威力の攻撃である。




防御機構としては両肩部にプラズマフィールド発生機関ムスペルヘイムを装備している。

超高温プラズマのバリアで全身を包み込むことであらゆる実弾兵器を蒸発させ、大出力ビームをその磁場で霧散させる、通常ならば打ち破る手段が無いとされた装備である。

更には数百m四方にまで展開可能であり、範囲内の物体を焼き尽くすことも可能な攻防一体兵器。

旧大戦時のレーヴァティンはこのムスペルヘイムこそが最強の攻撃手段でもあったが、シルバリオンには通じず破られてしまう。

しかし、それでも強力な兵器なのは間違いないため更なる改良が加えられた。

攻撃形態に展開することによって、ムスペルヘイムを偏向し強力なプラズマ砲として転用可能にしたのである。

これを用いた攻撃はソルフレアと呼称される。大気中での射程は数キロにも渡る。本体内蔵の火器としては最高の破壊力を持つ。

その破壊力は圧倒的でありマテリアルDの外皮を持ったフォートレスクラスの竜を塵一つ残さず蒸発させるほどとされる。チャージ中の余剰エネルギーですらコマンダー相当の竜を爆発させてしまう。


更にそれを推進機関としても転用可。脚部ブースターとの併用により扱いの難しいバーストドライブ無しでも高い運動性が確保される。

こういった改良により攻防一体の万能装備として更なる進化を遂げている。

フォートレスクラスの指向結界対策として非常に有用であり、広域展開時ならば周囲のナノマシンを一瞬で蒸発させることが可能。

指向結界殺しとも言える能力であるため、知恵のあるフォートレスからは非常に危険視されることになる。

周囲への影響を考慮し、つま先や掌部に使いやすい小型のものが装備されている。前面防御のみといった場合や、クリムゾンブレイカー使用時にはこちらのものが使われる、


しかし、これらの装備を持ってしてもシルバリオンには有効なダメージを与えることは出来ない。

そのため、対シルバリオンを想定したイクス専用武装が開発されることになる。



イクス専用武装として大型兵装S=RTが建造された。Sword=RagingTyrantの略称である。

クラウ・ソラスを超える史上最強の武装を目指して作られており、それを超える汎用性を持つ。

ライフルモードでは高出力ビームを連射可能。射程・威力にも優れ、通常の指揮用Hmbloxとしてイクスを運用する際のメイン兵器となる。

更に砲身上下のブレードのいずれかから磁場干渉をかけることによってビームを曲射することが可能。常識を超えた砲撃戦を実現させる。

兵器としての使いやすさでは最も優れた形態といえよう。

ソードモードはマテリアルD製の単分子ブレードとチェーンソーで構成されており、非常に優れた切れ味を発揮できる。

これにより格闘戦において優れた能力を発揮できるが、対シルバリオン用空間切断攻撃「ラグナレクエンド」を放つことにこの形態の本当の価値がある。

ラグナレクエンドはエバーラスティングデスを再現することを目指した攻撃である。

原理としては高出力エネルギーを極薄に集中して空間を切り裂く刃を形成する。こう書くのは簡単だが膨大なエネルギーを必要とし、イクスといえども多用できない。

エバーラスティングデス対策という意味でも重要であり、それを受け止めることが可能なただ一つ、このラグナレクエンドだけである。

ラグナレクエンドはエネルギー効率という点では最悪である。全モードで最もエネルギーを消費するにも関わらず精々数百mの線破壊しか行えない。
単純な破壊ならばライフルモードの方が圧倒的に高効率なのである。だが、シルバリオンの重力障壁を無視できる形態はこれしかない。

まさしく決戦用形態である。

アローモードは大量破壊を目的とした形態である。破壊範囲は最高であるが、度を過ぎており扱いに困る。

高密度エネルギーで形成された弾体を投射。着弾時に爆縮し破裂、更に爆熱風による破壊をもたらす。

本来は小惑星などの衝突などを防ぐために開発された兵器であり、地上での使用自体全く想定されていない。

目視できないほどの小型矢を発射する通常出力の「ソーラーノヴァ」ですら数キロの範囲を焼滅する。目視可能な赤い矢を放つ最大出力モード・「アルティメットノヴァ」では1つの例外を除き地上では撃つことが厳禁である。

そのただ一つその使用が可能な状況、それはシルバリオンがライトニング・アーバレストを撃つときである。

過去においてこの種の兵器によるブラックホール消滅実験が行われており、理論的にはS・RTアローとライトニング・アーバレストは互いを焼き、潰し尽くし爆発することも無く消滅するとされる。

あくまで机上の空論である。試される状況が来ないのが一番ではあるが。

破壊範囲という意味で3形態中最も扱いに困り、実用性については更に疑問が残る。ただ、本来の用途である平和利用には使えるかもしれない。


ソードモードとアローモードの2形態の能力を同時に引き出すアブソリュートモードが存在する。

ラグナレクエンドであらゆる障壁を空間ごと切断し、装甲を貫通。同時に剣の中央部に生成したアローを内部に直接叩き込み爆砕焼滅する、全てを破壊する最終兵器である。

シルバリオンを完全に消滅させるためだけに考案された必滅の攻撃である。、

しかしながら、機体への負担があまりにも大きく、エネルギー消費も絶大。このモードが使われることはおそらく無いとされる。

尚、アローでなくてもライフルでの代用も可能であり、そちらはアブソリュートモードほどの威力は無いが十分に驚異的である。

ブラックナイト・シンとの相性は最悪であり、内臓火器はおろかムスペルヘイムすら使用を制限されてしまう。
両者が戦った場合は原始的ともいえる接近戦にもつれ込むことになるであろう。


あけおめです。年末に投稿するつもりでしたがズレました・・・。
シルバリオンが強すぎるせいでこちらの設定も恐ろしいことに(汗)

orihiro2008/01/01 23:23:37

あけましておめでとうございます。
圧巻の造型密度、可動、ギミック、そして長大な解説(笑)
年の初めから最高のスケールですな!

レヴァ・セイスで赤かった角が銀に戻っているのが印象的。確かにイクスにはこっちの方が重厚で強そうかもしれません。

組み方からとても「硬そう」な印象を受けます。実際保持力もかなりの物のようですし。
膝の装甲が脛側ではなく腿側についているのが何だか新しい感じ。クリムゾンブレイカーは素敵過ぎます!
エクシード、クリムゾン、キックの共通項はゾイド格納庫では伝わらないネタな気もしますね(笑)


私のブラックナイトも完成間近、シルバリオン共々そう易々とは倒せませんよ(笑)
嗚呼、並べて写真を撮りたい…っ!
デイゴエ2008/01/03 00:26:15

新年早々凄いものを投稿してくれましたねwシルバリオンのライバル登場ですか!
設定文、一瞬ストーリーまで書いてあるのかと思いましたよw

胴が略さん作品にしては珍しく細いのが印象的です。
頭部の過剰なまでの装飾が素晴らしい!首も赤いのが面白いと思ったり。
ソルフレアの展開が予想外でした。肩の装甲で基部を挟むとこが上手いですね。
クリムゾンブレイカーにはなにやら元ネタが有るようですが分からず;とにかくこのギミックには驚かされましたw

背部のブースターノズルを囲ってる円上のパーツは他のゾイドからの流用ですかね?この形状はかなり好みです。それにしても太陽爆弾で推進とは凄い発想w


おそらく、シルバリとレーバは私が想像している以上に強いんでしょうねw
oriさんの黒騎士もみたいっす…w
江戸川次男2008/01/03 15:23:07

ウホッ、良いゾイド。

ディエゴさんと同じく、ソルフレアの展開には驚きました。
今までどこにあったのかと小一時間(ry

剣背負ってる方のウェイトモードに惚れました。
ネオ2008/01/07 13:28:03

ちょっ・・・・・えぇっ!?
これは・・・・これは素晴らしい作品だと思います!
見た瞬間腰を抜かしそうになr(ry
剣の構造も素晴らしいッ!
こんな組み方があったのか・・・と感動。

良い物を見せていただき、有難うございましたっ!!!


(略)2008/01/20 01:25:25

コメントありがとうございますw

>orihiroさん
ファイズは多少は入っているかもw  エクシードは実はもっと別のところからw
並べて撮ることには成功しましたねw あの節はどうもw

>ディゴエさん
首が赤いのはかなり迷いましたw  黒だとアゴの黒と被って写真が分かりづらいんですよね・・・。
ブースターノズルを囲っているパーツはアイアンコングMk2のバックパックの部品です。

>江戸川さん
ウェイトモードはかなり後付け感が漂っていますw  友人に羽あったほうがいいと言われて付けた苦肉の策w

>ネオさん
剣の構造はかなり卑怯というか裏技ですw
今にして思うともっと良く出来たんじゃないかと思ったりも。要するにリメイクしたいw
ドリルスキー2008/03/18 20:46:39

はじめまして、ドリルスキーという者です。

イクス・レーヴァティン、デカイっすね。それなりにデカイはずのデモンズヘッドの角が小さく見える位ですから‼
設定も素晴らしいです。重力兵器に勝つための理論が加速とは……驚きました‼
クリムゾンブレイカーも、イクス・レーヴァティンに負けない格好良さで惚れ惚れします。

是非、大型HmBloxの組み方を伝授してくださいませ‼

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