ゾイド格納庫 展示ルーム Ver.3

ログイン ユーザー登録
メインサイト TOP 作品を投稿 更新順 新レス シリーズ ユーザ

中ボス
中ボス
1 2


別窓 原画 別窓 原画


投稿者icon
ユキミヤ
分類チェンジマイズブロックス
シリーズ
投稿日2006/01/31 04:49:12
最終更新2006/02/06 21:26:12
閲覧数4299
コメント数2
添付サイズ93(KB)
編集
個別コメント
写真切替
[1]  [2
前後の作品
more new workmore old work
コメント
     雪が止んだ。

視界を埋め尽くすほど降り続けていた雪は止み、厚く重なった空の切れ目からかすかに日の光がさす。

     その日の光が≪彼女≫を照らし、さらに神々しく見せる。

白色の体(ボディ)に金色の装飾(エングレービング)、女性を意識(モデルに)した凹凸のある滑らかなデザイン、それはさながら、女神のように...。

       ≪彼≫よりも、なお大きい≪彼女≫。

       それだけ≪彼女≫の存在意義は大きく...。


    いつからか≪彼≫は≪彼女≫に恋焦がれるようになった。

       いやその表現は正しくない。

    ≪人間≫のように愛情だのは理解できない≪彼≫
   それでもやはり≪彼≫には≪彼女≫が大切だった...。


 一日の終わり、≪彼≫がこの神殿に戻ると、
 駆動系が錆付きもう動く事のできない彼女は≪彼≫のためにと いつも子守唄を歌ってくれた。



     [analyze:to*00aaM5487-:his system]
     [programreading....]
     [find;his error*seamNO,547858..to]
     [start:recoveryproglam* pour*00aaM5487--seamNO.547858..]
     [...error..recoveryproglam..feild......]


     とても心地のよい歌声。

  他のガーディアンには許されていない≪彼≫だけの特権。




   そういえばどれほどの期間ここにいるのだろうか?
 
   ≪彼≫は≪彼女≫を守る為にこの地に配された守護兵(ガーディアン)...。

   ≪彼女≫は≪街≫を守る為に配された機械女神。


 いつからか≪人≫がこの≪街≫を棄て、去ったあとも使命(プログラム)は変わるこ

となく彼らをこの地に縛り続ける...。


 苗木が大樹に育つほど、滴る水滴が岩盤を削り落とすほど、数え切れぬ歴史の移り

変わりの中。
 

      そんな長い年月が≪彼女≫に飛ぶ事を喪失させ...。


歯車が錆付き、蓄電池の液が、流出し気筒に空気が入る込むほどに...。


      そんな長い年月が≪彼女≫の使命を忘却させ...。




ああ、それでも≪彼≫は
  それが指令(プログラム)された事なのならば 
  ≪彼≫は≪彼女≫に従い、≪彼女≫を守り続けるのだろう...。


         白い大地に足跡を遺しながら...。

      棄てられた地に踏み込む≪勇者≫が訪れる日まで...。




  深い雪に守られた王国で、魔女は兵隊とともに理不尽な影を待ち続ける
    矛盾で埋め尽くされた王国、幸せだった楽園、小さな聖域
    魔女の宝を奪う為に今日もまた何人か目の勇者がやってきた
   
      黒い勇者は無人の街、神殿を目指し歩み続ける。

       「ドウシテ アナタハオボエテイルノ?」
     
           それは兵隊長の勘違い。
        忘却の雪原に埋もれるはずだった王国
         偽りの繁栄に埋まるはずなのに
         鈍色空が風に流されて形を失くす
           雪原を踏み荒らす影 
        魔女がその記憶を誤陥(バグ)と知る前に
            早くこの男を...。

        「アナタハオボエテイテクレタノネ?」

          魔女は焔の中に微笑みを浮かべた...。  









                     The end ....



機体説明
   
 無人の街を守り続ける不気味なゾイド   
元々は都市に配備された警備用ゾイドだった。
 また≪彼≫の下位量産モデル≪兵≫と呼ばれる機体が存在する
≪彼女≫と≪兵≫は直接街を守り、≪彼≫は彼らの中枢である≪彼女≫だけを守る。   
しかし≪女王≫のプログラムに欠陥が出たらしく、それが原因で街に人がいななくなったらしい。
   、
 節足状の下半身を器用に折りたたみ、球状の脚部を形成している。
装備している武器類は皆無に等しく胸部のガトリングと両腕の鎌のみ。
しかし極めて装甲が高く一撃で仕留めることは難しい。
重量と直進時の推進力が高くただの体当たりでもかなりの威力がある。
    
 
[スクィーズモード]
   
4枚目
残りHPが半分以下になると折りたたんだ脚を展開し変形する。
このとき脚が一気に16本に増えるため、360度を自由自在に歩き回る事ができるようになる。
機動力が大幅に上がり簡単には近づく事はできない。
おそらく白兵戦ではほぼ間違いなく最強クラスに該当するのだろう。
   
弱点は射程外からの攻撃。
遠くからこそこそ撃ち続ければ倒す事ができる。
しかし装甲が高い為時間はかかる。

  



コメント
   
やった一番乗り!
 あ〜んどやってしまった。
 そして多分初投稿です。

まずこの機体は全てWHF先行販売のカスタムブロックスで組み上げました。
 (2セット分だけど)

 そして箱を開けてみてびっくり、なんとみんな意外とでかい、そして使えるパーツばかり!
  
 これで5個1500円は安いと...。 
   
なお名前の由来は、この作品をオート馬人さんに見せたところ、中ボスっぽいとの事で決定です.....。 
   ちなみに大ボスは多分≪彼女≫

   
  あと『子守唄』は、でたらめスクリプトですので悪しからずです....。
   

【futa05】2006/02/05 18:25:28

設定が良いでね〜
作り方も知りたいですw
【削除】2006/02/06 21:26:12

ツクリカタシリテー


サイトバナー
[Running time: 0.030821 Sec.][Version V03RC16/MV08 Relese 2019/05/01 ]
(C)2003-2019 T-4@ゾイド格納庫