ゾイド格納庫 展示ルーム Ver.3

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ABX−003A ストラテス
ABX−003A ストラテス
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タイフーン
分類チェンジマイズブロックス
シリーズ
投稿日2005/03/02 17:58:52
最終更新2005/03/06 23:09:55
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共和国次期主力汎用陸戦ゾイドBLOX ストラテス
3/7 グラフィック一枚更新。 FZ箱絵をアレンジしたものであります(笑
  その他の写真等も微改良。 高速巡航時の機体サイズを追加しました。

【開発経緯や戦況】
ネオゼネバス帝国を中央山脈以西に撤退させ、遂に大規模な反抗作戦を開始する事となったヘリック共和国軍。 一時は制空権を奪取され、山脈付近からレッドリバーでの防衛戦闘を強いられていたものの、三軍が戦力の再整備を急速に行った結果再び帝国軍を山脈の西に押し戻す事に成功した。

これまで欠けて来た正面戦力を補う方法として、無人機による突撃隊がそれを勤め上げてきた。 尚この傾向は陸軍に強く、空軍はほぼ全ての機体を有人機で統一していたが、無人機ならではの欠点…それは戦争が長期化するにつれ明らかとなっていった。

あらかじめプログラミングされた行動は確かに正確で、一寸の陰りも無い。
確かに上位機種のプレラゴ・ジノース(※1)は高度な戦術・戦闘プログラムを持つことで自立戦闘から連携戦闘までこなしていた。 しかし無人機の戦術パターンには限界があり、当然のことながら咄嗟の状況判断・戦闘における柔軟性は有人兵器に大きく劣っている事は開発者ですら認めざる得ない事実である。
(※1:過去作品群を参照)

同じ無人であるキメラを全滅することは出来ても、プログラミングされた戦術に慣れた敵有人ゾイドとそのパイロットには翻弄される…この状況に、陸軍司令部も焦りを覚えた。 彼等はプレラゴ・ジノースの有人化を検討し、開発・配備も推し進められていたものの配備は途中で切り上げとなってしまう。

何故ならば、ガイロスとの共同開発過程において発展した数々の技術により開発の目処が立った次期主力陸戦ゾイドの試作一号機がテストで極めて良好な成績を残した為である。既に配備が進められていたプレラゴ・ジノースを大きく上回る超高性能機であったこの新型機は、コスト高を除いては極めて優秀な機体であった。

先行量産機は共和国軍陸軍エースパイロットやベテランパイロットに優先的に支給され、彼等の技量も相まって帝国軍は多大な被害を受ける事となる。 

特に、この戦争において最も凄惨な戦いとして後世まで伝えられる中央大陸オベリア平原での大会戦において、数々のエース達がパーソナルカラーに染めた愛機を駆り、キメラを始めとする多くの敵部隊を破壊した。 

彼等の撃破数平均値は22機にも及び、この戦いが契機となり帝国軍は首都に繋がる最後の砦であるガニメデ要塞に戦力を終結させることとなった…。

【機体性能】
ガリウスから始まり、キングゴジュラスまで続く「二足歩行型恐竜ゾイド」の系譜を継ぐBLOX。 主力陸戦ゾイドとして設計・開発されただけに、全ての性能が高次元に纏った死角が極めて少ない優秀な兵器である。

あらゆる悪路を機動性・運動性両面で低下させないために脚・ホバーの選択式機動システムを採用し、どのような地形・局面においても敵に後れを取る事は無い。 変形機構こそ簡略化されているものの、射撃・敵機追撃時にその能力を発揮する「高速巡航形態」に機体フォルムを可変させる事で、高い機動・運動性能を発揮する。

また、アロザウラークラスの後継機として開発されただけに格闘戦能力にも優れており、レーザークラッシャーハンドと脚部のストライクレーザークロー、尻尾を構成する巨大なスマッシュブレードによりアロザウラーを上回る高次元の格闘能力を獲得した。

通常型の機体では「砲撃能力」は低いものの、近接射撃〜中距離射撃能力の高さは決して侮れない。 対小型(明確に言えば対キメラ用)のニードルビームキャノンやヘル・ダイバーでも採用された大口径ビームマシンガン、対空兵装として使用されるAZショックカノンなどが挙げられる。 

そしてこの機体が持つ最も特徴的な二つの機能を挙げる。
一つ目はWCSと呼ばれる背部に装備された兵装交換システムで、ユニット化された兵装システムを背部のマグネッサージョイントを介して換装するもの。 このシステムにより開発されたユニットへの換装が可能であり、あらゆる戦局に対応可能となった。

二つ目は共同開発機ヘル・ダイバーにおいて確立された「装甲通電機構」を発展させた装甲強化システム「エネルギーアーマーコート(EAC)」である。 共同開発により得た装甲通電技術と、共和国が先んじているエネルギーシールド技術を昇華させたもので機体中央にあるプラズマエネルギー発生装置から機体装甲にエネルギーコートすることで攻撃から機体を防護する。 当然Eシールドと比べるとその防御力は低下するものの、機体装甲全てを覆うため死角が無い。

現代戦に欠かせない電子戦能力も高く、頭部に装備された統合電子戦システムやコックピット・電子機器を守るために装備されたEシールド発生装置により高い生存性も同時に確保している。

【WCS(ウエポン・チェンジング・システム)】
機体の汎用性を高める為に開発された背部ユニット換装システム。
装備ユニットは二個のブロックから構成されており、ジェネレーターとなるコア・ブロックと陸戦ブロックにより構成される。 

通常型の機体には機体のエネルギー補給システムとなるプラズマ吸入・変換装置や、巨大な雷撃銃(ライガーゼロ・イクスのスタンドライバーと同様の兵器)を装備している。 このユニットは通称Tユニットと呼ばれており、雷撃銃(サンダーブレード)から放たれる雷撃はイクスのスタンドライバーと同等の威力を発揮する。

なお、このユニットに搭載されている雷撃銃・サンダーブレードは第二次大陸間戦争時に共和国秘密基地を襲撃したゼロ・イクスのデータを基に開発されており、共和国・ZOITECの技術を用いて小型・高効率化されている。

全長:20.8m/24.5m(アロザウラー:13.7m)
全高:12.1m/9.07m(アロザウラー:10.8m)
全幅:5.98m(アロザウラー:5.0m)
重量:68.2t(アロザウラー:62.0t)
最高速度:180km/h(二足歩行時) 255km/h(高速巡航モード時)
乗員:2人(操縦者一人、電子戦操作手一人)

武装:
超強化型キャノピー装備コックピット
エネルギーシェルター発生装置
レーザークラッシャーハンド・2
大口径ビームマシンガン・2
複合素材構造型サイドアーマー・2※
⇒サイドアーマー装備・水平方向偏向マグネッサージェット発生装置・2
⇒AZショックカノン・2(対空兵装として使用)
マグネッサー背部兵装ユニット換装式システム(通称WCS)
▼近接射撃能力強化機構・通称Tユニット(WCS選択型装備の一つ)
⇒プラズマ吸入・変換機構
⇒雷撃銃(サンダーブレード)・2
⇒対空拡散ニードルビームキャノン
フロントアーマー※
対小型ゾイド用ニードルビームキャノン(機体下部に装備)
▼熱核ホバー推進式クラッシャーレッグ・2
⇒ストライクレーザークロー
⇒高速機動用ブースター
統合電子戦用テイルユニット
ロングテールレーザーブレード
※装甲などは全てエネルギーコート装甲

能力(ファンブック戦力比較表に準拠)
格闘力:B+ 近接射撃:A 中距離射撃:A− 遠距離射撃:− 装甲:B+(※1)
Eシールド:A 運動性能:A+ 操縦性:B+ ステルス性:C 索敵能力:B+
電波撹乱:C 稼働時間:A+
(※1:EAC展開時は装甲がA+)

地形適応力
平地:A+ 市街地:A+ 荒地:A+ 山岳地帯:B+ 
砂漠:B 湿地:B+ 森林:A 寒冷地:B+ 浅瀬:B
(短時間ならば水上巡航も可能)

写真1:湿地帯にて警戒任務に当たるストラテス。 追跡時には機体を前傾姿勢にすることで高速巡航モードへと変形させ、無人機と連携しつつ敵キメラ部隊を追い詰める。

写真2:石灰岩に覆われた帝国領山岳地帯にてネオゼネバス空軍機の待ち伏せを行うストラテスを捉えた1枚の写真。 背部に搭載された巨大な雷撃砲や幾つかの対空火器は最新鋭のクルナスにとっても大きな脅威となる。

写真3:高速巡航モード時において最大の武器となるのが背部の雷撃砲による近接・中距離射撃である。 ゼロイクスと遜色無い雷撃は、あらゆるゾイドにとって恐怖の閃光となった。

写真4:巨大な石灰岩の山の周囲を流れる幾多もの河の一つを進むストラテス。 浅瀬においても高機動性能を叩きだすこの機体にとって、陸上のあらゆる地形は苦にならない。

※背景写真提供先サイト(http://fount-k.com/~tomo/jp/photo.html

YUKI2005/03/05 18:36:01
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肉食恐竜。機械的なコックピット頭にも関わらず、まずそんなイメージを覚えます。
ゴドスやアロザウラー的という事は設定文中でも触れておられますが、
それ等より更に頑強に見える、のは…やはり大型装甲パーツの魔術。
二足から四足に、というのも。ギガ的な発展性を感じる所でしょうか…
個人的には、雷撃銃発射時にはこの体勢に、というのも燃えだったりなのですがー。

背景画像との融和もますます凄まじくなっていくようで。
特にラスト画像の湖と森などはいっそ美しくすらあるのです。
いっそ映像の魔術師の名をお納め下さい、と差し出しつつ。
これからも頑張って下さいませっ。
タイフーン2005/03/05 20:38:49
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YUKIさん、コメントに感謝いたします^^

>肉食恐竜。機械的なコックピット頭にも関わらず、まずそんなイメージを覚えます。

同系統(?)となるであろうガリウスやゴドスの野生体が全て肉食獣であると聞いた事があるので、二足歩行時のイメージは彼等と同じ…として見て頂けれて嬉しい限りであります。

>ゴドスやアロザウラー的という事は設定文中でも触れておられますが、それ等より更に頑強に見える、のは…やはり大型装甲パーツの魔術。

何としても使いたかったFZファルコンのパーツをこのような形で採用してみました; ファルコンのパーツ群は一つ一つがBLOXシリーズと思えない大きさなので、少し大きめのゾイドを形作る時に便利なのです〜。 (前の作品…そして随分前の「シー・ファランクス」の時も使ってましたが; 三度目です…)

>二足から四足に、というのも。ギガ的な発展性を感じる所でしょうか… 個人的には、雷撃銃発射時にはこの体勢に、というのも燃えだったりなのですがー。

背部に搭載された雷撃銃(サンダーブレード)の発射体勢は二足歩行形態では無理があったので、脚部の位置を変えたら巧く決まった上にフォルムも良いのでは…と感じて即採用してみました。
稲妻の画像合成に関して、素材となる写真を探す事に時間を浪費してしまった私としては、この写真は思い出深いです(涙

また、ギガの設計思想を一部受け継いだ…という辺りはYUKIさんの仰るとおり、脳内設定において思案しています;

>背景画像との融和もますます凄まじくなっていくようで。
特にラスト画像の湖と森などはいっそ美しくすらあるのです。

ラストの画像は水の透明度を演出することに多少なりとも力をいれましたので、そういったお言葉を頂けると嬉しく思います^^

今回の作品は自然との調和を意識して写真選択を行いましたので、航空ゾイドでは見られない大地との一体化を表現できれば…と考えておりました。

>いっそ映像の魔術師の名をお納め下さい、と差し出しつつ。
これからも頑張って下さいませっ。

わ、私には勿体無い称号であります;
しかし、そう言って頂ける事で私は小躍りしております(笑
今後作品発表の機会がありましたら、その名に恥じぬ合成を発表したいと思っております。 激励とお褒め頂き、ありがとうございました^^
【ドラゴン型好き】2005/03/06 22:04:15

このタイプのコクピットはどうしても草食竜に見えてしまいます。
1・2枚目の写真を見た感じではカモノハシ竜、もしくは広義的に鳥脚類の恐竜の印象が。
4足時に背中が盛り上がっているのもそう印象付けさせるところか・・・。
YUKIさんに同じく、アロザウラークラスの後継機にしては大分頑丈そうな、
これならジェノクラスのゾイドの体当たりにでも耐えそうですね。
手足はもげるでしょうが・・・。

パーツのせいなのでしょうが、どう考えても4足になれなそうな前足も
背景で上手く隠すことによって全く違和感がなく仕上がっているのは流石かと、
YUKIさん推称の映像の魔術師、私も賛同させて頂きます。

とりあえずビームなのにハリとは何ぞやというツッコミはしたいですが、
まぁ、その辺は。。。
タイフーン2005/03/06 23:09:55
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ドラゴン型好きさん、コメント感謝であります〜。

>このタイプのコクピットはどうしても草食竜に見えてしまいます。
1・2枚目の写真を見た感じではカモノハシ竜、もしくは広義的に鳥脚類の恐竜の印象が。
4足時に背中が盛り上がっているのもそう印象付けさせるところか・・・。

ドラゴン型好きさんの仰るとおりですね(汗
肉食獣をコンセプトにした設計の機体ですが、4足歩行形態ではかなり「鳥脚類」然しています; やはり丸みを帯びたコックピットと背中の盛り上がりがそう見えるのでしょうか。

>YUKIさんに同じく、アロザウラークラスの後継機にしては大分頑丈そうな、 これならジェノクラスのゾイドの体当たりにでも耐えそうですね。 手足はもげるでしょうが・・・。

確かに頑丈そうなイメージを受けます…ジェノザウラークラスの突進に耐えられるかは微妙ですが、確実に貧弱な腕は破壊されそう…というのはドラゴン型好きさんと同じ感じです。
(やはり鳥脚類ゆえ、ティラノをモチーフにしたジェノには分が悪そうなイメージを受けてしまいますね)

>パーツのせいなのでしょうが、どう考えても4足になれなそうな前足も背景で上手く隠すことによって全く違和感がなく仕上がっているのは流石かと、 YUKIさん推称の映像の魔術師、私も賛同させて頂きます。

益々勿体無い響きであります…;
この作品、現在も分解せずに保管してあるのですが、やはり合成により違和感、矛盾点が消えてくれているのかもしれません。
お二人からお褒めの言葉を頂き、嬉しく思うと同時に合成に関する更なるスキルアップを成さなくては…と思う私であります。

>とりあえずビームなのにハリとは何ぞやというツッコミはしたいですが、 まぁ、その辺は。。。

このサンダーブレード、見た目重視故(?)にこんな形をしていますが、笑って見逃していただければ(滝汗
(本当は適当なパーツを所持していなかったゆえ、なのですが)

ドラゴン型好きさん、感想等ありがとうございました^^
意見などは今後の参考などにさせて頂ければ…と。

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