ゾイド格納庫 展示ルーム Ver.3 |
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イルキャドゥ・ブリッツ(上級悪魔型) イルキャドゥ・フェアリーを戦闘用に改修した機体。キメラ強化計画のデータを参考にしているため、グラヴィティとも似通った部分がある。 右肩のシールドにはEシールド発生装置を搭載。防御力はグラヴィティの青碧と比べても引けをとらない。 左肩のレーザーチェーンソーは表面をレーザーコーティングした刃を高速で回転させて切断する兵器だが、普段はあまり使用しない。 手足の爪の威力も上がっている。 変形機構も搭載しており、変形後は高速で接近、アームで相手をとらえレーザーチェーンソーで切断する。 火器を搭載しない純粋な格闘戦用機である。マグネッサーウィングの数は減ったが、最高速、機動性ともに向上しており間接の強度や力も上がっている。 武装データ 格闘武装 毒蛾×2 毒鬼×2 肩部シールド 肩部レーザーチェーンソー 火器 nothing 特殊兵装 マグネッサーウィング×2 第26章:紅の終わり(End of the red) 白い壁に囲まれた個室。ベッドの周りには白衣に身を包んだ1人の医師と軍服を着た数人の軍人がいた。 「状態は安定していますが、目を覚ます確率はそう高くはありません。このまま死んでしまう可能性も・・・否定できません。」 医師がそう告げた。 「そんな・・・」 その場にいる全員が悲しみの表情をした。 数時間前 「ミゾレ、テスト開始するぞ。」 ジムの研究施設。ここでイルキャドゥの強化をしていた。 「手加減しないでよね、お兄ちゃん。」 「当たり前だ。・・・いくぞ。」 2機が飛び出したそのときだった。 テュン 1発のレーザーが飛んできた。寸前で回避するミゾレ。ジムはとっさにその方向に撃ち返していた。 「なんだ!?重力の異常を感知!?グラヴィティ・・・キラーか。」 「ご名答。この機体ってばれやすいねぇ。で・・・それがお前の新作かい?なかなか良さそうな機体だけど・・・こいつほどじゃないな。」 「うるさい。なんのようだ!用がないのなら帰れ。」 「用はあるさ・・・ゾイテックから依頼を受けた。ジム・・・お前の暗殺という依頼をな。」 「!? ふん、やれるもんならやってみな。」 ジムはそういうと機体を加速させて距離をとりビームランチャーを連射した。ミゾレはグラヴィティに接近を試みている。が、巧みな操縦で接近を阻止され続ける。 「・・・逝け。」 キラーはそういうとトゥトゥルソムに向けてビームライフルを撃った。それと同時に接近する。 「くそ。」 ビームを避けきれず2,3発被弾する。1発は羽に。 「終わりだ・・・」 「!?」 グラヴィティの爪がトゥトゥルソムに刺さった。次の瞬間、トゥトゥルソムのコアとその周辺は押しつぶされたいた。無論コックピットも無事ではない。 「おにいちゃーん!」 ミゾレはそう叫ぶとユズのバーサーカーモードを起動した。瞬時にグラヴィティに接近すると回し蹴りでグラヴィティを吹き飛ばした。 「ちっ、まぁこの位でいいだろう。」 キラーはそう言い残すとその場を飛び去った。 トゥトゥルソムは中心部分が押しつぶされ奇妙な固まりとなっていた。コックピットもひしゃげている。すぐに病院に搬送した。 「状態は安定していますが、目を覚ます確率はそう高くはありません。このまま死んでしまう可能性も・・・否定できません。」 医師が告げる。 「そんな・・・」 「どうにかならないのかよ。」 「・・・残念ながら打つ手がありません。一応首都の病院に搬送してみますが・・・あまり期待しない方がいいでしょう。」 「ジム・・・」 アレスがつぶやいた。 「さぁさぁ、まったく、ほんとは面会謝絶なんですからね。さっさとでなさい。」 全員が廊下に出た。 「お兄ちゃん・・・死んじゃうの?」 ミゾレがつぶやく。 「・・・大丈夫だよ。あの人は死なないさ。まだ出来損ないを倒してないからね。」 フレイントがそう答える。 「う・・・フレ君・・・うう・・うえぇぇぇん」 ミゾレがフレイントの胸に顔を押しつけて泣き出した。フレイントはミゾレを優しく抱きしめる。 今も外では雨が降っている。 作者コメント バトストはですね・・・とりあえず出てくる人物増えすぎちゃうか?と思ったので書きました。訳のわからん終わりかたですが勘弁してください。 そしてゾイドの方ですが、ほんとはこれトスやキコを投稿するより前に作ったものなんです。だから足が細いんですね。まぁ、変形機構の所為もありますが。 画像汚いのもお許しを。2枚目は変形後、3枚目は変形後のアーム展開バージョンです。差し替えはレーザーチェーンソーとシールドのみです。 コメント待ってますので宜しくお願いします。あと、しばらくバトストにジムは出さないでください。回想シーンとかお見舞いシーン(ジムは目を覚まさない)ならOKですが。 |
【ハサミ揚げ】 | 2004/12/25 12:07:05 | ||||
ある意味悪魔ですね(特に変形後) グラヴィティのときもですが右肩のシールドはなかなかかっこいいですね 今までのイルキャドゥの中では一番バランスがとれていて強そうにみえますね 変形後もなかなかツボなデザインですがシールドが付け替えなのが残念です。もう少し簡単な付け替えをすればイメージを変えずに変形ができるのではないでしょうか それと羽の処理。変形後が残念な位置にあるので足でもあればなぁという感じです そしてバトスト こんなに簡単に基地の敷地(もしくは付近)に進入してくるってもう少し警備を固めないとなぁbyガル ってかジム死にかけ。実のところ言うと出撃したにもかかわらずガルもまだ完全ではありません。なので戦力が−2で大幅ダウンなのですね さーてジムは復活するのでか?いやするんだろうけど何話文眠ってるのか気になりますね | |||||
江戸川次男 | 2004/12/26 13:19:02 | ||||
ハサミ揚げさん、コメント感謝ですっ☆ 右肩のシールドは単純にザク○ォーリアの奴を反対側にしただけです。イメージはですけど。 警備はジムの個人的な研究施設ですのでガル中佐に責任はありません。全責任はジムにあります。というわけで責任とって今入院中(帰れ 羽の処理は今の自分の技術と物量ではこれで精一杯です。というかこうするとコックピットが胴体と羽の根本との間にくるんで結構安全だったりするんですよ。 ジムはいつ復活するかなぁ。もしかしたらこのシリーズ終わってから復活するかも。まぁ、気長に待ってください。 | |||||