ゾイド格納庫 展示ルーム Ver.3

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デストラクティブ・アナザー
デストラクティブ・アナザー
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投稿者
江戸川次男
分類チェンジマイズブロックス
シリーズ紅き破壊者と黒き救世主
投稿日2004/11/20 16:50:23
最終更新2004/11/21 00:40:32
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デストラクティブ・アナザー(ワイバーン型)

デストラクティブ・イミテーションが、いろいろなゾイドを取り込み進化した機体。使用頻度の高かったしっぽはより長く、より強く変化、バランスをとるため首も長くなった。重くなった機体を支えるため、足も強く長く、機動力低下をさけるためにマグネッサーも増え、マグネッサーウイングを装備。機動力重視の細身の体型と、大量のマグネッサーによるマッハ3,5の高速飛行で敵を圧倒する。その代わり、装甲が薄いため以前から装備しているEシールド「花」を2機に増やしている。(計算上はクローセルフィンガーをかろうじてはじき返すことができる)また、拡散荷電粒子砲を排除、代わりに口から特殊な電波を出しゾイドコア(インフェルノコアを含む)の活動を著しく抑制する特殊システム「デストラクティブ・ウェーブ」を装備している。これを浴び続けるとそのままコアは停止する。この機体もデストラクティブ・ウェーブの影響を受けるが、今までに取り込んだ大量のコアをフル活動させることにより戦力の低下を補っている。

武装データ

火器
nothing

格闘武器
脚部ストライククロー
尾部エレクトロンランス
頭部バイトファング

特殊武装
機体表面展開型Eシールド「花」×2
デストラクティブ・ウェーブ発信器×3(すべて頭部内に設置)
マグネッサーシステム×不明(50以上と推測)
マグネッサーウイング×1対

必殺技
デストラクティブ・ティア(デストラクティブ・ウェーブで敵を消耗させ、高速で接近、爪としっぽで八つ裂きにする)

外伝0章:始まり
 ここは完全に包囲されている おとなしく研究内容の視察を受け入れた方が身のためだぞ
その研究所は、町の治安部隊に囲まれていた。
その数ざっと30はいるだろう。
だが、返答はなかった。
 攻撃を開始しろ。
隊長がそういった。
  ヒュン
 !?
基地から何かが飛び出した。
細長い胴体に脚が1対。
 貴様ら、調子に乗るなよ。
冷たい声が基地から発せられる。
 ええい、あれを捕獲しろ。でなきゃ、破壊しろ。
隊長の命令をうけ全てのゾイドが砲撃を開始する。だが、


空が白く光り、半数のゾイドがただの金属のかたまりと化した。
 なに!?拡散荷電粒子砲か。
正しかった。
だが、速やかに撤退させるべきであった。
このころ(まだアナザーではなくイミテーション、それもコアは通常コアで有人機)は、執拗に敵を攻撃することはなかった。
それでも治安部隊の攻撃が続いた。
もう一度光り・・・・・終わった。

それから何日かすぎて
コアが完成した。
例のイミテーションインフェルノコアである。
機体に搭載した。
次の瞬間、屋根はなくなっていた。そして、機体も・・・

     外伝2章:守れたのに・・守れなかった・・・・・

雨が降っている。
アレスは自室にこもって泣いている。
・・・数時間前
・・・ハルパリュケ要塞南西104キロにある村、ハーメニーにて

俺とエリスは、食事中だった。
 ねぇ、それちょっとちょうだい
 えっ、やだ これうまいんだかんな
 何よそれー おいしいんだったら少しくらいくれてもいいじゃない
 やだよ
 けちー 
といって、エリスはほっぺをふくらませてみせる。
俺はおもしろがってエリスのほっぺをつついていた。
ついこの間、俺たちの愛機はかなりの損傷を受けた。
そんな日を思い出していた。
 なぁ
俺が言いかけたそのとき・・・
 要塞関係者全員に告ぐ ハーメニーに所属不明機1機 えっ これはっ 出来損ないです。アレスとエリスは早く機体に登場してください
 ハーメニーに?
エリスが言った。
俺はかけだしていた。
 何をしている エリス あそこにはまともなゾイドはいない 俺たちが行かないと村が全滅だぞ
俺たちはすぐ格納庫に向かった。
 アレス 出る
アムドゥシアス・クローセルが飛び出した。
 エリス 出るわよ きゃっ なに? どうしたの?
 なにがあった?
俺はすぐに振り返った。
見ると、どこからかとんできたゾイドの残骸が、ハッチを完全に押しつぶしその周辺が完全に崩れていた。
戦友もがれきの下。
 ハーメニーの治安部隊か
今行かないとハーメニーは全滅する。
だが・・・
 何してるの アレス さっさとハーメニーに行きなさい
 すまない
俺はそういうとハーメニーに向かった。
クローセルのスピードを持ってすれば、104キロなど簡単に
俺はそう思っていた。
しかし、あと50キロというところで、スピードががくっと落ちた。
 なんだ? どうした もっととばせ
スロットルを全開にする。
だが、あまりにも遅すぎる。
 !?
ゾイドがとんできた。
治安部隊のものだろう。
 回避・・・!?
動かない。
 まずい・・・
  ガーーーン
大きな音とともに救世主は倒れる。
とりあえず起きあがることはできた。
目立った損傷はない。
だが、相変わらず動かない。
マグナムも反応しない。
通信機も。
目の前に光が広がった。
そして1匹の龍が飛び去った。
  ガク
フルスロットルのままにしていたためか、急に動くようになった機体がいきなり加速を開始する。
 追撃する。
基地に連絡を入れた。
 やめろ 今は退け
 何を馬鹿な 敵は目の前にいるんだぞ
 無駄だ 機体が動かなくなった理由を教えようか? やつがコアの活動を抑制する特殊な電波を出していたからだ。今追っても落とされるだけだ
 だが・・・
 やめろ! 今ここで貴様が死んだら破壊者を誰が止める? 
 ならせめて、シェルターの中の人の救出に
 ・・・シェルターは・・・全滅だ
 !? 嘘だ シェルターの強度がどれくらいだと
 信じがたいが・・・これは事実だ
 じゃぁ 結局俺は守れなかったのかよ 俺は 誰一人・・・
 お前のせいではない
 じゃぁだれの、何のせいだって言うんだよ! そんな気休めはよしてくれ! 俺がちゃんと間に合っていれば、全滅なんか
 お前は・・・間に合えなかったよ 相性が悪い その機体は、ステルス性能が高くないから 電波を遮断できない
 だから何だ 結局
 いい加減にしろ!
 結局 何もできなかったのかよ 俺は
そうつぶやいた。 
俺の意識はだんだん薄すれていった。
無意識のうちに機体を帰還させていたらしい。
降りるとエリスがそこにいた。
 ・・・アレス・・・ごめんね あたしが出られなかったばっかりに
俺はすっと横を通り抜けた。
 アレス?
歩き続ける。
誰とも話したくない。
部屋に入るなり涙がこみ上げてきた。
守れなかった。
守れたのに・・・守れなかった。
ぬぐってもぬぐっても涙は出てくる。
 うあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・・・
叫んでもどうにもならなかった。
 ・・・!?
いきなり後ろから抱きしめられた。
 ・・・エリス?
エリスは無言で頷く。
 エリス・・・俺は・・俺は・・・
エリスがいったん離れ、今度は正面から俺を抱きしめた。
 アレス あなたの気持ちはわかるわ でもね ここで止まっちゃいけないよ あれは仕方がなかったのよ あたしだって・・・出らんなかったし 仮にあなたのせいだとしてもあなただけのせいじゃないわ この要塞の人はみんな自分がいけなかった そう思ってる  でも みんな止まらない ここで止まったら犠牲が全部無駄になっちゃうもの でもね みんなが止まらなくてもあなたが止まっちゃうと全部無駄になっちゃうんだよ だから あなたも止まらないで あたしも一緒に行ってあげる どんなにゆっくりでもいいから 止まらないで
エリスはささやくようにそういった。
 エリス・・・俺・・・歩き続けるよ
涙はいつの間にか止まっていた。
その代わりに、何かが動き出したような気がした。
そして俺は歩き出した。
全ての犠牲を無駄にしないために・・・
空は晴れた。

作者コメント

いやー 速攻で作った割には(設定そのものはきのうから考えていました。速攻なのは、文面だけです)
そこそこの設定かなー
デストラクティブ・イミテーションのころの話です。さかのぼっているので0章。
2章追加 かなりべたべたな文ですが許してちょ☆(キモッ
マリ君様 アムドゥシアス・クローセルを勝手にバトストに出してしまい申し訳ございません。 そして、アレスとエリスを勝手にこういった関係にしてしまって申し訳ございません。外伝ですので、アナザーワールドにしていただいてもかまいません。

写真が見にくいのは勘弁してください。


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