2018年7月27日にゾイドFORのサービス終了が決定しました
(2018/05/30Wed)


そんな訳で、スマホやPCで遊べるゾイドゲーム「ZOIDS FIELD OF REBELLION」(通称:ゾイドFOR)のサービス終了が告知されました!覚悟はしていましたがついに・・!

私も2018年3月の大型アップデート後にプレイしていましたが、すでに日記やツイッターで指摘している通り、初心者と上級者が片方のチームに偏る「マッチングシステム」が酷すぎて、改善ができないのならサービス終了をするべきだと思っていました。

サービス終了の理由として、個人的な推測では7月までのiPhoneX対応が必須になったことで、iPhoneXに対応する開発分の予算を確保できなかった事。スケジュールが未定になっている「HMMゾイド」と同様に、「ゾイドワイルド」に合わせてゾイドブランドの統一を狙っている事が考えられます。

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実際にゲームとしては褒められたものではなく、初心者としてプレイするのがあまりにも厳しいです。

私も検証用にサブの初心者アカウントを作成してプレイしていました。初めてゾイドFORをプレイすると、無人ゾイドとして3体セットでステージに湧いてくる、小型ゾイド1体以下の戦力なのが致命的すぎます。ほぼプレイヤーゾイドの攻撃1発で落とされる機体で、上級者がたくさんいるVSに投げ出されるのは精神が簡単に折れると思いますし、一緒にチームを組まされる中級者以上もたまったものではありません。

ゾイドを動かすのが+50楽しければ、マッチングが偏るストレスが-70あるようなゲームで、あとはゾイドが好きなので+50でなんとかプレイを続けられる感じでした。
マッチングシステムがまともに動作して、プレイヤーレベルを図る「LP」が低い人がいるチームには、LPが高い人を優先配置するとか、そう言った改善があれば大分違ったと思います。


2018年5月29日のサービス終了発表以降は、ゲーム内で課金することができなくなり、代わりにゲーム内の通貨が大量配布+ガチャのレアアイテムの排出量が増えているようです。

現在の環境なら初心者でもゾイドを強化しやすくなって、(具体的にはSPEC10万以上にして)慎重にプレイすれば瞬殺されることは少なくなったと思います。皮肉なことに初心者がプレイしやすい環境が、サービス終了発表後に若干整った感じがしますね。それでもマッチングシステムの欠陥があるので、ゲームが始まる前に勝敗が見えてしまっているのが悲しいところですが。

今後は2018年7月27日のサービス終了までに新型ゾイドとして、「ライガーゼロパンツァー」(実装済)、「シュトゥルムテュラン」(6月実装)が予定されているようです。「シュトゥルムテュラン」は、現行では、最後のHMMゾイドとなっていますが、まさかゾイドFORでも最後のゾイドになるとは・・(^^;

ゾイドFORは全体的にゾイドのラインナップやゲームの開発型は中々良い感じだったので、今回のサービス終了は残念に思います。しかし、ユーザーから指摘の多かったマッチングシステムを改善しなかったこと、公式動画で公式掲示板と言っていた「目安箱」がサービス終了宣言と同時に削除された事など、運営側の対応が酷すぎました。先日行われた株主向けの資料(P32)でもゾイドFORは2018〜2020年までのハイエンド向け商品として紹介していたのに、1ヶ月経たない内にサービス終了宣言を行うタカラトミー側にも誠意が欠けると思います。

ゾイドワイルドが始動している状態でこの惨状を見せられると、ゾイドワイルド自体もゾイドFORと同様に1年程度しか持たないのでは・・、とファンとしては不安を覚えます。

せめてゾイドワイルドだけは、ゾイドFORのようなユーザーを無視した展開は行わないよう願うばかりです。今回の教訓を今後に生かしてもらえると嬉しいのですが・・

最後にゾイドFORに関係された方々はお疲れ様でした。ゾイドや武器のラインナップを中心に全体的にはファン心を掴むものでよかったのですが、マッチングのみが厳しく、マッチングが最大の問題でしたね。
アニマリアルさんのビジュアルや、メインソングやBGMも素晴らしく、音楽も販売してほしいです。


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