【ベストバイ】購入後も満足感の高いお勧めのHMMゾイド達
(2018/01/20Sat)


そんな訳で、先週末からHMMゾイド販売終了の噂が流れていましたね。

非常に気になる内容ですが、事の経緯は秋葉原のとある店舗が店頭のポップで、”HMMゾイドの販売が3月で終了する”との情報を流したことが原因だったようです。

一部、まとめサイトでは、”ゾイド自体の販売が終了する”というデマを拡散し始めて、一時は混乱状態になっていましたが、ニュースサイトのねとらぼがタカラトミーとコトブキヤに取材を行なって、「デマ」と判定しています。

気になるのはコトブキヤから”当社からはそのような発表は行っていません”と返答があったという事で、数百万年後などいずれはHMMゾイドの生産が終わる事はあると思いますが、直近で公式から発表があるのでは?と気になってしまいます(^^; 実際にコトブキヤのHMMゾイドの販売予定は、3月までしか発表されていませんからね。WFとかで何か情報があると良いのですが・・

変わって、タカラトミーはツイッターの公式アカウントで「ゾイド頑張ります!!」宣言をしているので、35周年は何か動きがあるかもしれませね。ひょっとすると、タカラトミーとコトブキヤ共同で、MPゾイドとHMMゾイドを足して割ったような新シリーズが始まるのかも・・?

とは言え、このデマが流れたタイミングで当サイトもレビューページを中心にアクセス数が増加して、慌ててHMMゾイドを買い始めた人がいるのかもしれません。これを機会にHMMゾイドの購入を検討している人向けに、今回は個人的にベストバイ(購入後の満足感が高い)のHMMゾイドを紹介したいと思いますー。

実際に購入して、組み立て、レビュー用に撮影するため弄り回して、数年経った後の状態も含めての総評となっています!とりあえずこれを買っておけば後悔しないだろう!という個人的なリストになりますー

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▼1.HMMデススティンガー系

組み立ての容易さ:★★★★★★★★☆☆
組み立て時間:5〜10時間程度
経年劣化について:しばらくすると腕の保持力が落ちるかも
箱などに入れる保存について:バラしやすく、胴体が薄いので保存は容易(実質ニパ子)。

個人的には、どのゾイドも好きで、予算も潤沢なゾイダーさんに「HMMデススティンガー系」(ノーマル・ヒルツ仕様)を推奨します!
比較的最新のHMMゾイドで組み立て易く、HMMでは唯一の大型節足動物型ゾイドであることがポイント。HMMアレンジも良い感じで、万人に対して格好良いと思わせるデザインになっていると思います。アニメやバトストでの活躍もあり、人気もあるゾイドなので、一家に1体は欲しい。
購入後も大きな関節のへたりはなく、腕の保持力がちょっと落ちてくるくらいでしょうか。足も8本あるので、安定して自立させることができますし、ロボットプラモデル全体的に見ても個性的なシルエットとボリュームは存在感があります。満足感が高くて、非常にお勧めのゾイドです。フライングベースにも対応しているぞ!

 
▼2.HMMライガーゼロ系

組み立ての容易さ:★★★★★★★★☆☆
組み立て時間:4〜8時間程度
経年劣化について:肩アーマーが若干ゆるくなるかも
箱などに入れる保存について:ブースターやアーマーを無くさないように注意。

「HMMライガーゼロ」は初期に低迷していたHMMゾイドを復活させた超人気ゾイドです!金型も途中で微調整されたりと、コトブキヤの気合の入れ方も半端ないです。各種CASバリエーションも豊富で、好みのCAS(イクス/B-CAS以外)で飾れるのも嬉しいところですね。
ディスプレイする際にもそれほど場所を取らないので、私はガラスケースに飾っています。購入してからしばらく経つのに、いまだにガラスケースの一軍としてディスプレイされていて、やはり一番人気のHMMゾイドは飾りたいし、クオリティの高さから所持していることに満足感を得ることができます。
胴体部分が自壊する場合があるので、組み立て後は接着したほうが良いかも。


 
▼3.HMMゴジュラス系

組み立ての容易さ:★☆☆☆☆☆☆☆☆☆
組み立て時間:16〜32時間程度
経年劣化について:巨大なのにほとんどなし
箱などに入れる保存について:バラバラにしても場所を取る。

「HMMゴジュラス系」はHMMゾイドのフラッグシップと呼ぶに相応しい迫力あるキットになっていて、ディスプレイした時の迫力は「キングゴジュラス」を超える部分があります。
巨大なポリキャップで全身を支えていて、足のアンカーパーツや尻尾を使う事で、購入後数年が経過しても安定して自立することができます。
難点は値段と、組み立ては簡単なものの暴力的なパーツ数によって、相当な組み立て時間を要する事、完成後のディスプレイ空間の確保でしょうか。
特にディスプレイ空間が悩ましいところで、私はガラスケースに入れていますが、イケアなどで購入できる小さなガラスケースではディスプレイはちょっと厳しいかも。
それでもHMMゾイドを極めるのなら、やはりフラッグシップHMMゾイドは欲しいところ。予算と気合、空間が潤沢な方にはお勧めです。


 
▼4.HMMストームソーダー系

組み立ての容易さ:★★★★★★★★★★
組み立て時間:3〜6時間程度
経年劣化について:買って数ヶ月では特になし
箱などに入れる保存について:バラバラにするとかなり省スペースで保存できる

最新のHMMゾイドで、初の戦闘機タイプの「HMMストームソーダー系」は非常にお勧めのHMMゾイドです!
組み立ての容易さや、バリ位置がほとんど見えない構造はとても素晴らしいです。組み立て後も翼を動かすだけで印象が変わってくるのが良い感じ。翼がある分、ディスプレイにはスペースを要しますが、フライングベースで空中に逃がせるので、他のHMMの隙間をぬってディスプレイが可能です。始めてHMMゾイドを組み立てる人にもお勧めです!


 
▼5.HMMバーサークフューラー系

組み立ての容易さ:★★★★★★★☆☆☆
組み立て時間:7〜14時間程度
経年劣化について:足回りが厳しい。最悪一部は接着したほうが良いかも
箱などに入れる保存について:足とバックパックを外すと意外と省スペース。自壊も少ない。

「HMMバーサークフューラー系」の前に発売された「HMMジェノザウラー系」は、パーツの自壊率の高さやデザインがどうしても苦手でした。その後発売された「HMMバーサークフューラー系」は、「HMMジェノザウラー系」の問題を解消している、T-REX型HMMゾイドの決定版と言える存在です!
個人的にはタカラトミー版で割愛されていた、素体のコックピットハッチが再現されているのがとても良いです。ハッチがつくことで、顔が別物になっているため、素体は新型ゾイドのようにも見えます。

難点は組み立て終わった直後くらいから、足首を中心に足の関節がヘタレてくるのが唯一気になるところ。必要に応じて接着などの対策が必要になります。
3月には「シュトゥルムユニット」や「シュトゥルムテュラン」が発売されるので、こちらも楽しみですね。


 
▼ゼンマイゾイドはみんな頑張った

タカラトミーからゼンマイゾイドとして発売されたゾイドのHMM版は、どれもお勧めすることができます!初期の「HMMコマンドウルフ」でも口が大きく開かないのが気になるくらいで、関節の劣化が少なく、安心して遊ぶことができます。始めてHMMゾイドを買う人にはもちろんお勧めですが、ゾイダーでまだ小型HMMを購入していない人はぜひ各ゾイドを買ってほしいぞ。
あと今回は取り上げていませんが、何気に「レッドホーン系」も良いゾイドなのですよね。

▼好きな人には良いけど・・
逆に個人的な評価が低いのは初期の「HMMシールドライガー系」、「HMMセイバータイガー系」、「HMMジェノザウラー系」、「HMMアイアンコング系」でしょうか。
組み立ての難しさや、自壊率の高さ、頭部を中心にしたデザインの微妙さは個人的にはイマイチ。
このゾイドがいたからこそ、その後のHMMの進化があったと思いますが、Ver2として改善版を出して欲しいなぁ・・。

・関節の劣化について
「HMMシールドライガー系」と「HMMセイバータイガー系」、「HMMライトニングサイクス系」、「HMMアイアンコング系」は関節の劣化にご注意を。手に持つと足が勝手に動いてしまったり、ライガー/タイガーは劣化した関節から足が外れ落ちたりすることがあります。
関節の劣化は「パーマネントバーニッシュ」などの画材で補強できるようですが、私は試したことがないので、どうなるのかよくわからず・・。
またセイバータイガーの強化タイプなどで使用されているゴムベルトは、プラを溶かす場合があるので長期間飾る場合は外したほうが良いと思います。

※生産ロットによっては改善されているかもしれません。私の最初に購入した「HMMライトニングサイクス」は関節が劣化、ゴムチューブが破断しましたが、「HMMライトニングサイクスアーバイン仕様」は特に問題は起きていないです。

「HMMディバイソン」は四角形の箱デザインがどうしても気になるかなぁ・・。とは言え、好きなゾイドであれば、気にある部分に手を加えて改善するのも良いと思います。自壊するHMMを接着剤で補強していると愛着が沸いてくることがあります(^^;

たまに当サイトの写真に写る「HMMジェノブレイカー」は全身を接着剤で補強したり、緩くなったパーツが外れて行方不明になっていますが、ガラスケースの一軍としてディスプレイし続けています。万人にお勧めはできないけど、やっぱりジェノブレイカーは愛着があるなぁ・・

個人的にお勧めできる、購入後の満足感が高いHMMゾイドの紹介でした。
今後のコトブキヤの動きには注目ですね。


タカラトミーの動きにも注目で一体これから何がはじまるのです?

▼追記
Zナイト忘れてた・・


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【ベストバイ】購入後も満足感の高いお勧めのHMMゾイド達」への4件のフィードバック

  1. 今井重昭

    こんにちは。いつも楽しく拝見させて頂いております。
    ゾイドとの出会いは、今から30年前に大学受験でした。甥っ子に「ゾイド買ってきてね」と送り出されて、試験後に雪の降る中、あっちこっちの本屋でゾイドの本を探しまくり購入した覚えがあります。
    大学卒業後は、仕事に追われる毎日をを過ごし、今のいままでそんなこともあったことさえ忘れておりました。
    近頃は子供も大きくなり、手が離れたことから何か趣味でもと思っていたところゾイドが再販売、リニューアル(HMM)化されていることを知りました。アニオタの娘からこちらのサイトを教えてもらい、まだこんなに色々あるのかと驚きました。その後1つ試しにと息子に相談して購入したセイバータイガー。時間を忘れて楽しく過ごしました。今度は、ベストバイコーナーでオススメされていた、デススティンガーに挑戦しようと思います。
    今後ともお体にお気をつけて、ご活躍されることをお祈りいたします。

    1. kino 投稿作成者

      ありがとうございます!
      大学時代にゾイドと出会い、お子様が誕生してから一緒にゾイドを楽しめるとは、羨ましいゾイドの楽しみ方ですね!そして当サイトを知っている娘さんは一体何者・・

      セイバータイガーはHMM、もしくはマスターピースでしょうか。ゾイドは誕生から35年が経過して、魅力的な様々なシリーズが展開されてきました。HMMは特に組み立てが難しいのですが、HMMデススティンガーはその中でも比較的組み立てが簡単で、特徴的なフォルムが魅力的なゾイドです。組み立てに時間がかかるかもしれませんが、気楽に組み立てて、ハイエンドなキットが組みあがっていく様子を見るのもワクワク感があって楽しいと思います!

      最近はタカラトミーからも子供向けに新シリーズが発売され、今週の土曜日からはアニメの放送も開始されます。気が向きましたら12年ぶりに玩具売り場で販売されているゾイド達の勇姿もご覧になってくださいね。

  2. アヤタ

    こんにちは、一年以上も前の記事に突然のコメントすみません
    HMMシリーズに興味があり調べていたらこちらのサイトがヒットしました
    HMMは全体的に足回りが脆いという話を聞いたのですがどうなのでしょうか?
    シールドライガーかライガーゼロあたりを1つ買おうと思ってるのですが…
    コトブキヤオリジナルシリーズ(FA、FAガール、ヘキサギア、メガミデバイス、MSG)は一通り組んでいるので組めるとは思いたいですが

    1. kino 投稿作成者

      アヤタさん
      はじめまして。

      HMMの脚は他のプラモと比べるとパーツ数が多いので脆いと言われてるのかもしれません。
      初期のシールド系やジェノザウラー系までは強度に不安がありましたが、ライガーゼロ以降は改善されているので、購入されるならシールドよりもゼロの方が良いと思います。
      基本的にブキヤクオリティなので、FA:Gのフレズヴェルク辺りが感覚としては近いですー

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