カブター レビュー | zoikino!

  お気に入り度:★★★★☆
  製作時間:10分ほど
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タカラトミーから発売された「カブター」のレビューです!
「ゾイドワイルド」のwave1で発売されたゼンマイ駆動モデルの1体がこの「カブター」です! ゾイドワイルドのモーター駆動モデルの進化は目を見張るものがありましたが、モーター駆動よりもパワーなど制約が多そうなゼンマイ駆動モデルも大きく進化しています。

特に「カブター」に関しては、第1期ゾイドのカブトムシ型「サイカーチス」と比べると、「角の連動」が追加されているのが良いですね。「サイカーチス」では羽の連動ギミックがありましたが、やはり角を動かしているほうがカブトムシらしくて良い感じ。

加えてワイルドブラスト時には、手動で背中の角を展開すると、その角も連動して動くギミックが追加されます!小さなゼンマイ駆動モデルですが、モーター駆動モデルのようにワイルドブラストの追加ギミックを体感できるのが嬉しいですね。

ゼンマイユニットは、ギミック用にある程度組み立て済みのものが付属します。その為、wave1の同じゼンマイ駆動モデルの「スコーピア」と比べると、ギミックが多く、組み立てが容易なのが素晴らしいです!(逆にスコーピアには物足りなさを感じてしまいますが・・)

デザインに関しては、滑らかで蛍光色よりの装甲のため、メカよりも生物の印象が強いのですが、胴体部分のメカディテールはゾイドワイルドのwave1の中でも特に細かいものになっています。その為、上からみると生物、下から見るとロボットと、受ける印象が異なってくるのが面白いですね。

■個人的に良いところ
ランナーレスの組み立てキット
箱や説明書の素晴らしいデザイン
ゼンマイ駆動モデルとは思えない豊富なギミック

■個人的に悪いところ
足回りのディテール量と比較して、装甲のディテールがあっさりしすぎかも
特に肝心の角がただのヘラになっている

■撮影カメラ:NikonD7200
■撮影レンズ:NikonAF-S Micro 60mm f/2.8G ED or NikonAF-S VR Micro Nikkor 105mm f/2.8 G IF-ED
■スピードライト:SB-700(天井バウンス)
■基本カメラ設定:f:8-16、SS:1/60~20、ISO:500、WB:オート


箱はこんな感じ。
旧小型ゾイドの箱と比べると、吊り下げ用のタグが無くなっていますが、大きさはほとんど同じだと思います。



箱を様々な角度から

▼復元

箱を開けるとパーツを取り出し易いように、指を入れる穴が開いていました。
するりと中身を取り出すと、大地をイメージした梱包材と、梱包材に守られたパーツがでてきます。

発掘パックは丁寧に重ねられて入っていたのですが、テンションが上がって取り出してしまい、グチャグチャになってしまいました(^^;


「復元の書」はパーツの一覧と、組み立て説明書の2冊が付属します。
ランナーレスのため、パーツは用途ごとに袋に仕分けされて入っています。
袋には切り込みが入っているため、ニッパーはもちろんハサミさえも不要で、工具なしでゾイドを完成させることができます。


カブターの発掘地域は密林地帯とのこと。
カブターレアホワイトに関する記述もあり、今後はホワイト以外にもカラーバリエーションが出るかも・・?


復元完了!
全体的にカブトムシらしい、丸みを帯びたデザインになっています。

ライダーは羽に覆われた状態でゾイドに乗っているので、着陸時は安全性が高そうです。



微妙な蛍光色の装甲と、ハイディテールで暗い色のメカ部分は撮影がとても難しい。


顔はかなりのイケメンで、目尻に複雑なメカモールドが入っているのがとても格好良いです!


角は連動ギミックで上下に稼働します。


角はかなりシンプルなデザインですが、先端には何かカスタマイズパーツを付けられそうな凹凸がありました。


羽は手動で展開することが可能。



黒系のパーツはかなりメカニカルなデザインになっていて、ディテールの密度はゾイドワイルドwave1でも特に高い気がします。
対して蛍光色のパーツはディテールがちょっとあっさりしすぎかもしれませんね。


ワイルドブラストでは胸角が大型化して、カブトムシからヘラクレスオオカブトのような見た目になります!
ワイルドブラストで別の生物のように変形するアイディアが素晴らしい!
さらに胸角は展開するだけではなく、歩行時に上下に動くギミックが追加されます。



胸角は手動で展開する必要がありますが、角を引っ張ると、織り込まれている角を取り出しし易いように穴が空いているのが親切で良いですね


骨格形態はあっさりしている装甲が無くなることで、複雑なディテールが露出し、全体的にメカっぽい見た目になります。


一度完全形態にした後に骨格形態にするのは、目玉パーツの取り外しが非常に難しいため注意が必要です。


モーター駆動タイプと同様にシールが付属し、キャップは2つ余る仕様になっています。


「ワイルドライガー」や「スコーピア」と並べるとこの位のサイズ感。


同じ色だと思っていた「ガノンタス」とは、微妙に色が違いました。

全体的には良い感じだと思いますが、やはり蛍光色のあっさりした装甲が個人的に慣れない感じですね。特に角はヘラみたいになっているので、もう少し盛って固そうな、いかにも角な感じにして欲しかったかもしれません。


組み立てと歩行の動画を作成しました。

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